みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary 

神戸市北区で相続、成年後見、生前整理のご相談をお受けし、トータルで支援している司法書士、行政書士の事務所です。

墓じまいを検討するにあたって大切なこと

2024-05-13 10:00:00 | 生前整理・相続

こんにちは。

本日も、みやけ司法書士・FP事務所のブログにご訪問くださいまして、ありがとうございます。

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今、墓じまいをされる方が増えています。

遠方に住まわれたり、

お子さまがいらっしゃらないなど、

様々な理由で、お墓を維持することが難しくなっている方が多いです。

 

とはいえ、墓じまいはとても大変な作業です。

金銭的な問題だけでなく、

親族間での意思がまとまっていないと、トラブルになることもあります。

特に合葬として、他の方と一緒に埋葬される場合は、

後からご遺骨を取り出すことができなくなります。

 

そのため、そもそも墓じまいをするのか、

するのであれば、どのような形でするのか、

親族間でしっかりと話し合っていただくことが大切です。

 

金銭的なこととしては、

墓石の取り壊し費用

新たに埋葬してもらうための費用

永代供養なさる場合は、その費用

お寺など宗教者へのお布施

場合によっては、お寺の離檀料

など、大きなお金が必要になります。

 

墓じまいをして、自治体の運営する募園などに埋葬してもらうのであれば、

比較的安価でできますが、

募集期間が定められてあったり、

人数の制限あったり、

毎年募集されるとは限らないこともあります。

 

忙しい毎日の中で、ついつい後回しにされがちなのですが、

墓じまいをするにはかなりの労力や費用を要します。

そのため、少しでも若いうちに、

体力や行動力、決断力があるうちに、動くことをお勧めします。

 

Jess BaileyによるPixabayからの画像

 

墓じまいは、

現在どこに墓地あるか、

宗教の種類や有無、

宗教者との関係の深さ、

皆さまのお考えやかけられる費用などによって、

大きな違いがありますので、一概にご説明することができません。

 

ただ、「いずれは墓じまいをしないといけない」とお考えなのであれば、

まずはご親族としっかり話し合いをし、

お世話になっているお寺や墓園などにご相談なさる必要があります。

 

供養の考え方は人それぞれ、

年代や置かれた状況によっても様々です。

 

一方的な考え方を押し付けたりすることなく、

大切な方を今後どのようにお祀りしていくのがよいか、

ご親族の皆さま全員が納得できる形を探っていっていただきたいと思います。

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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 詳細は、みやけ司法書士・FP/行政書士事務所のHPまで

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