みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary 

神戸市北区で相続、成年後見、生前整理のご相談をお受けし、トータルで支援している司法書士、行政書士の事務所です。

「聞く」と「聴く」

2019-10-10 10:00:00 | コミュニケーション

こんにちは。

本日も、みやけ司法書士・FP事務所のブログにご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 

一般的によく用いられる「聞く」という漢字。

「聴く」という漢字の違いは何でしょうか?

 

「聞く」という漢字は、一般的に「音や声を感じること」や「聞こえる」といった場合に使います。

もう一方の「聴く」は視聴覚教室という言葉もありますし、「事情を聴く」「講演を聴く」などという場合に使い、

聞いた内容を理解してそれに応じるようとする意味があります。

 

特に深く意識をせず、日常的に聞いているのが「聞く」、

相手の言うことを積極的に理解しようと意識して、耳を傾けるのが「聴く」といったところでしょうか。

 

私たちは、ついつい日常の忙しさを理由にして、人の話を流し聞きしてしまうことが多いですよね。

テレビを見ながら、スマホを見ながら、新聞を見ながらなど、

家族や友達と話をしている時にでもこのような聞き方をしていることはありませんか?

その時は話を半分しか聞いておらず、適当に返事をしたりしていませんか?

 

私たちは、仕事柄ご相談を受ける場合は積極的に聴くことが必要です。

いわゆる「傾聴」ですね。

お話を聞き漏らさないように、話し手の内容に耳を傾けてしっかりと聴くよう努めています。

何に困ってらっしゃるのだろうか、何を不安に思ってらっしゃるのだろうか、

どういうことを望んでおられるのだろうか…。

そういうことを積極的に理解しようと耳を傾けています

 

ただ、仕事を離れた場になりますと、ついつい適当に聞いてしまう場合がないわけではないので、その点は反省しています

 

もちろん、常に「聴く」という態勢では疲れてしまうことも事実です。

必要なこと、大事なことを意識して、きちんと聴くことが大切なのではないかと思います。

自分がとても悩んでいることを、相談した家族や友達が適当に聞いてしまわれると、とても悲しいですから

たとえ望むような解決策が見つからなかったとしても、

 きちんと聞いてもらって、自分の感情を理解してもらう、それだけでも心が安らぐ場合があります

 

コミュニケーションエラーの原因として、相手の言葉をきちんと理解できていないことがあります。

きちんと理解するためには、聴くという態度が必要不可欠。

コミュニケーションエラーが減っていくと、人間関係も円滑になっていきます

 

普段は意識しないことが多い「聞く」と「聴く」

ちょっと意識して、使い分けをしてみませんか。

 

ちなみに、「訊く」という文字もあります

こちらは「尋ねる」や「問う」といった意味で使います。

 

日本語って本当に難しいですね

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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