みやびのまなび

インディゴの子をさずかり、幸せなご縁に恵まれ、真実を学ばせていただいている。
みやびと子供の成長のきろく。

みやびの成長 ③

2007-10-16 02:48:25 | みやびの成長 ( 親になるために )
この数週間、私の心の中でおこったことは、「内観」というものだそうです。
高橋先生に内観の本をお借りしました。
この頃の私は、反抗期の子どものように不安定でした。

今まで、自分は、自分の努力によって自分の環境が決まると思っていました。
私にはもっとふさわしい場所があるとずっとそう思い、自分なりに一生懸命にやっていました。
高校時代の友人は、「なんでそんなにいそいでいるの?早死にしちゃうよ」と言っていました。
私は、自分の存在価値を見出そうと必死でした。何のために生きているのかわかりませんでした。人間社会での良い名誉や地位を得ることが存在価値とつながっているのかもしれないと思っていたのかもしれません。

でも、ありのままで生きていて良いんだと気がついたとき、心からほっと力が抜け、楽になりました。

そして、それから寛希を寛希らしく育てよう。枠なんか気にするのはやめようと思いはじめることができました。

また、寛希を隠すのをやめました。寛希が変に思われて損をすると思い込んでいたのは、本当は私が損をすると思っていたという、自分勝手なものでした。
現代健康研究所で知り合ったお母さんにある日三島駅まで送っていただきました。その時、「寛希くんはお母さんが思うほど変じゃないよ。」「人には弱みを言ってしまったほうが楽だよ。そして意外と力をみんなかしてくれるの。」とアドバイスをいただきました。
その夜、私は職場からの友人にコミュニティーサイトの日記で、寛希のことを話しました。

その日記を掲載します。

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今日は、私の最高の宝物のお話をさせていただきます。

私がYプロを辞めた時から話が始まります。

かなりのめりこんでいた仕事を辞めた理由は、子どもに発達障害があることがわかったためでした。
不安と怖さで心が沈んだ時期でした。
家に引きこもり、治療に専念する日々でした。
当初は幼稚園を卒園するころには正常の子どもに追いつくと言われていた先生の言葉も、徐々に時間がかかるのよという言葉に不安になったり、いろいろな治療法を調べたり、そんな生活をしていました。

それと同時に自己の居場所・存在価値を見出すために、勉強をしたり、友人にはこの事実を黙って遊びに行ったりしていました。

発達障害は宇宙の法則により必ずこの世に2%生まれてきます。
この子ども達は、この世の中に何かを教える役目をもっています。

今日みなさんにお話しようと思ったのは、そのことをお伝えしたいのもあります。

私は子ども(寛希)を治るまで隠そうとしていました。
自分自身が一般的な普通という枠組みの中でのトップクラスが良いものだと思い込んでいたからです。
日本は金太郎飴をつくる教育をしています。私も受けてきました。
私はきれいな金太郎飴でいないといけないと思っていました。
でも、別に金太郎飴でなくって良いんです。そう気づきました。

先日あるおばあさん達に駅をたずねられ、案内をしました。「ご丁寧にありがとうございます。」というお言葉をいただいたとき、私は自分が「生きていても良いんだ」と気がつくことができました。
それからしばらくして「私は生かされている」と思えるようになりました。

自分と接してくれている数多くの人たちから私たちは何かを学んでいます。好きなひとも、嫌いな人も、どんな人からも教わっているんです。
そして、私は植物・動物の命をいただいて生かさせてもらっています。

寛希はとても純粋です。寛希は自分のペースでしっかりと成長しています。

寛希は、私たちに多くのことを教えてくれています。

私は今まで、一生懸命努力しないといけないと思い込んでしました。
でも、すべてのものごとは神様がお決めになっています。
私たちは、毎日を大切に楽しく感謝して生きていくことが大切なんだと気がつくことができました。

もし、いまがんばっているのであれば、がんばらなくて良いんです。楽しんで、感謝をすることが大切。
もし何かを変えたいのであれば、自分が変わればまわりも変わります。
私たちは絶対誰かのためになっているんです。

寛希は多くの方に愛されています。
寛希は私がどうしたら生きるのが楽しくなるのか気づかせてくれました。

寛希の発達は、私、主人、母(祖母)、父(祖父)の気づき(学び)とともにステップアップしています。
子どもの成長によって、親も成長するという意味がよくわかりました。

私は寛希を愛しています。最高の宝でありとっても可愛い子です。神様に感謝いたします。

自分のもっている概念を捨てて、寛希が本来ある力を存分に発揮できるように育てます。
枠組みからはずれている育て方・枠組みからはずれている人の能力を普通に受けいれられる社会にしたいと思います。

その一歩、まず大切な仲間に本当のお話をしました。

みなさんに多くを支えてもらいました。
ありがとうございました。

ネイティブ・インディアンのお話で、
「今まであなたがした苦労は、神からのプレゼントです。プレゼントをいただいたら、お返ししなさい。そのお返しは愛を持って行ってください。」
という内容を教わる機会がありました。
これを教わることができたのもわが子のおかげであります。

私も、これから愛を持ってお返しをしていきたいと思います

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友人からのコメントはとてもすてきなコメントでした。