みやびのまなび

インディゴの子をさずかり、幸せなご縁に恵まれ、真実を学ばせていただいている。
みやびと子供の成長のきろく。

みやびの成長 ⑦

2008-01-20 22:09:37 | みやびの成長 ( 親になるために )
最近、量子論を少し勉強していました。
私は学生時代、化学を勉強していました。その中の物理化学に量子論があり、単位を1回落とすという苦戦をした科目でした。

生活でごく当たり前に起こる現象を物理は学問としてとらえています。
私達は理科を日常生活でおこる現象に一致させることが本当にすくないですが、実は物理とは身近な学問でもあります。

古代の天文学者や数学者、物理学者は哲学にも精通しています。
昔は、一つの天文学の発見があると、私達の生活で起こる現象にもその発見を応用させ、新たな発見へとつながっていったそうです。

パソコンなどのIT産業は、量子論の発見・進歩によりひらかれたものです。

今回私が勉強した量子論が私達の精神社会にもとても大切なことを教えてくれていることを学びました。

1月から始まった「エジソンの母」というドラマの第1話をみました。
ストーリーは子ども(おそらくインディゴ)が普通学級で自分の心のままに学校生活をおくっていたため、ときとして、クラスの生徒にも影響を与え、周りの理解ない大人たちに目をつけられて排除されそうになります。
その子どもの母親は子どもの良いところだけをみて、その子どもがその子らしく成長できるようにと守り育てています。いろいろな騒動を重ねるうちに、担任はその子が天才だと気づきはじめ・・・という話の展開だとおもいます。
第1話では主人公の小学1年の担任をしている女教師は婚約者から主人公の子どもの発想こそが正しいことを指摘されます。
今回のトラブルの1つに
1+1=2 どうして 2 なの?
小学校の算数というルール(仮定、条件)では、「2」になりますが、別の条件下では、必ずしも「2」ではありません。条件・仮定があって初めてこの場合は、「1+1=2」であることに気がつかない人がほとんどだと言うことです。多くの人が疑問をもたないのです。
でも、主人公は疑問をもちます。そして、小学校の算数では「2」になる約束ごとなのだと説明すると主人公はわかったという内容です。

とても面白いです。

私達が生きている世界は3次元です。
点が0次元、線が1次元、平面が2次元、空間が3次元、時間を含めた空間が4次元時空。
私達が勉強した数学的な表現だと、X軸だけが1次元。XY軸が2次元。XYZ軸が3次元。

実は、私達が常識だとか、こうあるべきだと疑いもなくこだわっていることは、3次元の頭で自分自身が勝手に思いこんでいることが多いようです。
数学で勉強したように、わからない数を記号に置き換え数式にあらわしたとき、例えば、nとした場合、「nは整数とする。」というような条件を必ず書いたと思います。私達は、日々の生活で勝手に自分で条件をつけて、あーでもない、こーでもないとこだわり、とらわれたりすることが多いのだと気がつきました。条件のようなことを自分で勝手につける必要はないと思います。

平面(2次元)である地面からまわりをみて得る情報と、空間(3次元)である上空からまわりをみるのでは、得られる情報の量が違います。
それと同じで、3次元に生きている3次元の人間の頭で考えたりすることの内容は、宇宙、高次元からすれば、針の先ほどのことだということです。そして正確性もあやしい。

量子論に話を戻します。

量子論は、いろいろな内容がありますが、今回は1つの内容についてだけ少しほりさげていきます。

私達を含む物質は、化学で勉強したように原子(炭素、酸素、水素、窒素など)の組み合わせによって構成されています。
その原子は中心に原子核とそのまわりの電子からなっています。原子核は陽子、中性子がくっついてできています。
そして陽子はさらに素粒子からなります。
この素粒子というのは、それ以上分割することができないと考えられているものです。電子、陽電子、光子、ニュートリノなどです。
その素粒子は目に見えない情報とエネルギーからなっています。

また、アインシュタインの相対性理論によると、「エネルギーから質量をもった物質をつくりだすことができる」そうです。

二つの理論により、小さなミクロの世界から考えてみると、私達人間も目に見えないものの集合体ということがわかります。

量子論を勉強していくと、自分があってないような不思議な感覚になってきました。

そうすると、この3次元の世界にあるあらゆるもの(財産、名誉・地位、他人の目や評価なども含めて)も細かく分解していくとすべては目に見えないものだということでもあります。

そう思うと、なぜ今までいろんなことにこだわったり、とらわれていたのだろうと、身体から力が抜けてきました。

私達は、目に見えないものに、こだわり、とらわれ、恐れ、苦しんでいることが多いのだと気がつきました。
普段私達は空気を意識しません。もし、私達が空気を意識し始めれば、この空気はどうのこうのといろいろと気になるかもしれません。
私達は、こだわり、意識をし始めれば、そのことにとらわれはじめ、そのことが気になりだすということです。

気にしてきた我が子のインディゴの症状というのは、まさにこれと同じでした。
食べ物に注意し観察したら、食べ物の食後の反応に対し敏感になりました。健常の子どもを観察すれば、インディゴの理解し難い動きが気になりました。できないことが気になり、ふつうの子がしない動きが病的に見えはじめ、何でも目に付き始めました。

私達人間も目に見えないものの集合体だと知ると、そんなことどうでもいいことだと思えるようになりました。

あまりにいろいろと考えて勉強していると、それがこだわりにもなり、所詮、3次元の頭での思考なので、正しい答えなど複雑すぎてでてきません。
量子論で最初におさえるべきことは、目に見えないものが確かに存在し、私達自身も目に見えないものからできているということをまず知ることだと思います。

この3次元の世界で、私達は肉体をもつ人間として生きています。
人生には人が共通してもつ目的があります。
その目的は、3次元の世界で人間が生きるためにあるツール(お金、地位、評価)をより多く得るためではありません。

こだわり、とらわれることにより、苦しみ、悲しみ、心配し、気にするということは、目に見えない情報とエネルギーからなる集合体なのですから、まったく必要ないことだと気づきました。
私達は、小さなことを1つ1つ大切に積み重ねて生きていくことが重要なのだと学びました。

私はそのことを知った時、日々の生活にこだわり、とらわれていたことがなんて多かったんだろうと気がつきました。
他人のこともますます気にならなくなりました。

今は、このことがわかり始め、不思議な感覚を楽しんでいます。
毎日がとっても穏やかで、楽しくなってきました!
このように感じられるようになったことに心から感謝しております。