みやびのまなび

インディゴの子をさずかり、幸せなご縁に恵まれ、真実を学ばせていただいている。
みやびと子供の成長のきろく。

みやびの成長 ⑪

2008-02-11 04:01:44 | みやびの成長 ( 親になるために )
今回は1冊の書籍から学んだことを少し書きたいと思います。

『素直な心になるために』 著者 松下 幸之助

この書籍の中に、素直な心の内容十ヶ条が書いてありました。

・私心にとらわれない(私利私欲にとらわれない心)

・耳を傾ける(誰に対しても何事にも謙虚に耳を傾ける心)

・寛容(万物万人をいっさいをゆるしいれる広い寛容の心)

・実相が見える(ありのままの姿、本当の姿が見える心)

・道理を知る(広い視野から物事を見、その道理を知ることのできる心)

・すべてに学ぶ心(すべてに対して学ぶ心で接し、そこから何かの教えを得ようとする謙虚さをもった心)

・融通無碍(自由自在に見方、考え方を変え、よりよく対処をしてゆくことができる融通無碍の働きのある心)

・平常心(どんな物事に対しても、平常、冷静にしてゆくことのできる心)

・価値を知る(よいものはよいものと認識し、価値を正しく認めることのできる心)

・広い愛の心(人間が本来備えている広い愛の心、慈悲の心を十二分に発揮させる
心) 

そのほかに素直な心の効用、素直な心を養うための実践などが書かれています。

たくさん参考になることが書いてありとても勉強になりました。
つつしむということ、できないという選択肢については私に足りないポイント的なものでした。

私は自分を正しく理解して欲しいと思う気持が強かったように感じます。
いつでも正しく評価して欲しいと思っていました。
しかし、考え方、思想、気持など他人が自分をどのようにとらえ、思っても、それはどうでも良いことなのだと学びました。

他人の目が気になるというのは、自分を正しくわかってもらいたいという想い、欲からくるものだとわかりました。
正しくわかってもらいたいと思う気持が怒りや憎しみなどにつながるというのは、悲しいことです。
他人の心はその人の状況によってもだいぶ変るものです。

また、つつしむということもそうです。
私は、自分を正しく理解して欲しいと思うあまり、つつしむことを忘れていたように思います。

そして、今回読んだ私にとてもひびいたのは、「できない」という選択肢についてでした。
私には選択肢の中に「できない」という選択肢があまりありませんでした。
とりあえずがんばる。
力量に合わず、できないような課題を自らつくることもありました。
また時には都合よく「逃げる」という選択肢もありました。
でも、人に「できない」と言うことが本当に苦手でした。

そのことにより、私自身に無理がかさなり、「やりたいからやっていること」が、いつしか「やってあげている」「私がやらなくてはいけない」というマイナスな方向へともすすんでいました。
私に「できない」という選択肢をつくることは、とても重要なことでした。
自分が無理して行うことは、自然の流れにそむいていることだとも気づきました。
私は「できない」という選択肢を正しくつかうように心がけています。
そうすることで、毎日が穏やかに流れていくことに気がつきました。

「自分らしく」この言葉は『快癒力』という書籍でも書かれていました。
「自分らしく生きる」これができていないと、病気となってお知らせがくるそうです。

最近ありがたいことに、これが自分(みやび)らしいなという部分が徐々にわかり始めています。大体、家族やご縁がある方々との会話の中で気づくことが多いです。

昔、自分はどれが本当の自分なのだろうかと思った時期がありました。
大学時代の友人に私は「カメレオン的」 と言われたことがあります。
その友人は私がどんな人と今付き合っているか(人間関係全般)わかるというのです。でもしばらく話していると私が変わっていないとわかり安心するそうです。
上手い表現だと思いました。

自分らしさを私は失っていたのかどうかはわかりません。

以前読んだ書籍で、誰しも心には棒が1本ある。その棒はストレスなどによって煙がかかり見えなくなってしまうこともある。でも見えない状況でも、絶対誰でも1本の棒があることはかわらない。という内容を読んで勉強したことがあります。その書籍は自閉症の人をケアするひとのための本です。この中でいう棒とは「自分らしさ」という部分だと思います。
どんなに煙がかかっていても、自分らしさは必ずある。

そう考えると、煙を発生させるものを無くせば、いつしか棒ははっきりと見えるということだと思います。

寛希には私のように自分がどれが本心の自分かわからないなんてことのない、寛希らしい生き方をずっとして欲しいと思います。

この『素直な心になるために』は読んだ時々によって、心に響く場所が変ってくると思います。
また読みたいと思います。