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笑う負け犬の生活

日常生活に関する超主観的な雑記

クメール伝統織物研究所へ

2008-08-06 | 旅行/'08.07 SiemReap
市場探検を終え13:00頃ホテルへ戻る。
暑くてあまり歩き回りたくなかったので、昨日と同じliliへ。

太めの麺のフライド・ヌードルは、フェットチーネのような食感。

食後、近辺ブラブラしてみようかと思っていたけれど、この時間暑いので
部屋でゆっくりしてY子を待つ事に。

15:30頃Y子が戻り、遺跡めぐりの感想を聞く。
アンコールワット、トムにはいなかった物売りの子供が多かったらしく
「いらないよ~」と言うと「これを買ってくれれば学校に行ける」と訴える子や
「ごめんね~」と言うと「ごめんね、なんて思ってないクセに~」と日本語で
返答する子がいたとか聞き驚く!
真実か売る為のウソか解らないけれど「学校に行けるから」と言われれば
気の毒に思ってしまうだろう。
「思ってないクセに~」は爆笑したけど、誰がこういう事教えるんだろう?

今回もこういう子達から買ってあげた方がいいのか悩んだらしい。
海外援助に頼るばかりでなく、子供達がこんな事をしなくてもいいように
もっと国が対策を考えるべきだと思うのだが、本当に子供達はたくましい!

Y子が落ち着いた所で、遅くならないうちにクメール伝統織物研究所へ行く事に。
ホテル入り口にドライバーS氏がまだいたので研究所まで乗せてもらう。
工房は閉まう所だったけれど、ここは前回見学したので2Fのショップへ上ると
日本人スタッフの女性がいらして、最近の工房や物作りの事、
別の場所に作られた「伝統の森」の様子など、いろいろ聞く事ができた。


木造で落ち着いた雰囲気のショップ

いつ見ても惚れ惚れ、黄金の絹!

彫刻が美しい折機の滑車

草木染の絹織物

日光が当たると黄金に輝くピダン

今回日程に余裕がないので、少し離れた場所にできた「伝統の森」までは
行けなかったけれど、いろんな計画が着実に進んでいるようで嬉しく
これからも活動を応援していきたいと思う。
次回は是非「伝統の森」まで行ってみたい。
『IKTT:クメール伝統織物研究所』

やっぱり楽しい市場♪

2008-08-04 | 旅行/'08.07 SiemReap
プノン・バケンを下り、次はプサ・ルー(市場)へ!
シェムリアップの街中には、観光客向けのお土産屋さんなどもある
オールド・マーケットという市場があるのだけれど
街から少しはずれたローカル市場、プサ・ルーはまだ行った事がなく
すごく楽しみだったのだ。

メインストリートに面した入り口近辺には果物屋さんがズラリ並び
中に入ると生活雑貨、野菜、肉、仏具、宝飾、洋裁店とあらゆるお店が並ぶ。




↓下着、衣料品の店先でなぜか茹でた麺を売っている。

↓大人も子供も一緒にゲームに熱中~

↓カラフルな折り畳みゴザ!欲しかったけど使い道がないー 

巨大なろうそく
↓原色カラフルな仏具屋さん


↓懐かしい足踏みミシン。縫製練習中らしい女の子。言葉が通じません~

↓生地物色中のおばあちゃん。市場内には縫製屋さんもいっぱいある。

↓こんなドレス着ている人は見た事ないのだけど、ドレス屋さんが何軒もあった。

↓1粒1粒ビーズを縫い付けているお姉さん。

↓ネイルサロン!このお母さん見かけに似合わずアート入り濃い目のマニキュアしていました。ちょっと試してみたかった~      


ここはお土産屋さんがないせいか観光客はほとんどいないので
客引きはまったくナシだけれど、話しかけた人ほとんどが英語通じなかった。
それでもやっぱり市場は楽しい~♪

ザボンのような果物を買いたかったのだけれど、それらしきがどこにも売ってなく
おまけに名前が思い出せない。
少し英語を話す果物屋のおばさんに、ジェスチャーつきでいろいろ言ってみたけど
解らないと言われ、諦めてマンゴスチンの値段を聞くと1kg=1$!
日本だったら1個買えない値段。安い~!!
一応値切って見たけどダメだったので、2個ほど余計に袋に放り込むと
「仕方ないね~」みたいな顔で笑いながら渡してくれた。


量り売りなどの時、値切ってダメな時は渡される瞬間、もしくは計量後に
少し袋に放り込むと大概のおばちゃんは苦笑しながらそのまま渡してくれる。
後日バリ友Cちゃんにこの話をしたら「えーっ!そんな事できるの?」
できるっていうか、どこの国へ行った時もやっちゃってます(笑)
果物に限らず、たくさん買ったお店で細かな安いモノ「これも入れて!」とかね。
盗む訳じゃないし、あくまでもお店の人の了解を得るのですからね~

ダメっ!て言われる事もあるし、最初からかなりおまけしてくれた時は
やらないのだけど、買い物もコニュニケーションと思って楽しんで
笑顔でポイッ!そして笑顔でお礼は忘れずに。
市場へ行ったら是非お試しくださいませ♪

プノン・バケンへ

2008-08-01 | 旅行/'08.07 SiemReap
アンコールワット含めた360度周囲の景色が眺められる
プノンバケン山は、サンセットを眺めに行くポイントとして
有名なのだけれど、雨季のこの時期夕日を眺められる事は
ほとんどないので、行ってなかったけれど
昼間登って眺めて見るのもいいかもーと思い行ってみた。

通常の上り口は修復中なのか進入禁止になっていたので
迂回路の山道を歩いていると、途中、地元の男子高校生が
追いついてきたのでお喋りしながら登り続ける。

夕方はサンセットを見る人でいっぱいになるこの場所に
4~5人の人しかいなかった。


頂上のプノンバケン。


木々の中にアンコールワットの尖塔が見える。


参道を見守るシンハの後姿はお尻がプリッとしていて可愛い!

昼時、日光遮る場所もなくかなり暑いので、しばらく見て下る事に。
プノンバケン下の牛の像の所を通り過ぎようとしたら
後ろから来たこの少年に呼び止められる。
さっきプノンバケンで線香の燃えカスを片付けたり
新しい線香を補充していた少年だ。

言葉はよくわからないけど「お参りしなさい」というようにやって見せる。
そういえば、登る時一緒だった高校生達も、この牛の所で手を合わせていた。
じゃ、手を合わせておくか・・・

少年に並び手を合わせると、線香に火をつけて「ここに立てて」
のように渡されるので立て、賽銭箱のような箱があったので
線香代のつもりで小額のお布施を入れ立ち去ろうとすると
「チップ」とつぶやきながら手を出す。おいおい。。。

お布施は志なのでともかく、ここで彼にチップをあげるべき?
イマイチよく解らないのでそのままバイバイしてしまったけれど
お線香片付けたり、設置したり、もしかすると賽銭箱の管理も
任されているのかもしれず、その労力に対してあげるべき?
いや、それは参拝者があげるものじゃないだろう?

カンボジアにいると、時々こういう事でよくわからなくなってしまう。


チップもらえなかった事を牛神様に訴えているのか?
じっと神様を見つめている少年。

手を合わせたものの、牛はいったい何の神様だったのだろう・・・


上空からアンコールワットを見る

2008-07-30 | 旅行/'08.07 SiemReap
滞在2日目。
今朝は、黄色い麺をスープ麺にしてもらったら
幅広ストレートな固めの麺はスープとの相性はイマイチでした。


今日は、初回周った周辺遺跡を再び見に行きたいというY子ちゃん。
前回雨で断念した、気球に乗って上空からアンコールワットを見たいし
ローカル市場へ行きたい私と、お互い希望が違ったので別行動する事にした。

朝食後の一服をしにエントランスへ行くと(館内禁煙のため)
トゥクトゥクS氏がこちらに気づいてくれたので
事情説明してもう1台お友達トゥクトゥクを紹介してくれるよう依頼。

Y子は慣れたS氏の方が良いだろうと思っていたらS氏もそのつもりらしく
私は新ドライバー君と出かける事にして、まずはY子の方の値段交渉。
こちらはすぐに交渉成立したのだが、私の方のドライバー君は若くて
さほど儲からない仕事はやる気なし~なのか、すっごい強気で交渉難航。

バルーン→プノンバケン(山)→プサ・ルー(市場)3箇所だけなのに
「遠いから10$」って、遠くないし高すぎ!
8$まで下がったもののそこから1歩も引かない。ったくーーー。
S氏に「あなたの友達8$って言ってるけど何とかしてよー」と訴えると
押しに弱いS氏は何か言ってくれたが我関せずな新人君。

すると側にいたドライバー2名が「オレ行こうか?」みたいな
感じで寄って来たので、同じルートを説明すると「ふ~ん」「へ~」
笑いながら引いていく。え?みんな交渉しないの?冷やかしかよっ!
後日思ったのだが、彼らはいつも同じ場所に皆で溜まっていて
仲間が交渉している客に、それより安い値段を提示する事はない様子。
奪う事なく譲るってルールになってるんでしょうかねぇ。

街中にドライバーいっぱいいるけれど、これからまた交渉するのも
面倒なので「んじゃ7$」この距離でちょっと納得行かないけれど
これ以上1$2$で時間無駄にしたくないので決定。
Y子とは先に帰るだろう私が部屋で待つもしくはメモ置いて出かける
事にしてしばしお別れ。

出発すると突然小雨がパラつき出した。
また乗れなかったら・・・と思ったが、すぐに止み青空が広がってきた。
アンコール・ワット参堂入り口を左に折れ、少し走った所で
黄色いバルーンが見えて来た。


ちょうどすぐ上昇するというので慌てて乗り込むと、フワリフワリ上昇。
天気がいいのでぐるり周囲が見渡せ気持ちいい~!
森林と環濠に囲まれたアンコールワットが見える。(右上)
木々に囲まれ神秘的。


望遠レンズの威力発揮で寄せてみるが、気球が揺れるので
ピントもフレームもなかなか定まらない・・・


違う方向に巨大な水面が見えたのでトンレサップ湖かと思ったが
気球操縦していた係員さんが西バライ(貯水池)だと教えてくれた。

眼下に広がる森林と赤い大地。
どーって事のない景色だけれど、汚れた心が洗われるようだー
などと感動してるうちに早くも気球は降下し始め・・・下降?
実は私、気球はアンコールワット方面へ移動するとばかり思っていたのだが
この気球は固定されていて、その場所で上って降りるだけなのだ。

約10分、うち上空わずか4分で15$。物価からすると安くない値段だけれど
それでも快晴の中、念願かなって上空からアンコールワットが見れて満足!

危機or勘違い?

2008-07-29 | 旅行/'08.07 SiemReap
のんびりペースでつづっていますが、まだ観光1日目が終わっていません~

という事で1日目最後は、アンコール・トム内バイヨン北側にあるテラスへ。
ここには王宮跡などもあり、約300mのテラスは王宮前にある。
王はここで閲兵や戦場から戻った兵士を出迎えたらしい。

壁面上部がテラスになっている。

ゾウのテラス越しライ王のテラス。

テラス上の壁面のゾウ。

鼻の先にからめているのは、蓮の花のつぼみ。


内側にはガルーダの姿も。ガルーダがいた事に過去2回気づかなかった(苦笑)

ウリャァ~!な感じでテラスを支えている。お疲れ様です。

段々陽が翳ってきてやや暗めですが、ライ王のテラス。

壁面ビッシリ神々のレリーフ。ここは元のテラスを覆って
後から建造され新旧2重構造となっており、内側も同じようなレリーフの
壁がある迷路のようになっている。



テラス向かいは広々と草が茂った広場で、その中に12基の小さな塔
プラサット・スール・プラットが並ぶ。
なぜだかここに来て、この広々とした光景を見ると
アンコール・ワットに来たんだなぁーとしみじみ思う。

このテラス近辺に、あまり観光客も行かない小さな(遺跡)寺院があるが
これまで行った事がなかったので
広場奥のプリア・ピトゥへ行ってみるが、祠堂もかなり崩壊していた。
この近辺、やたら「しじみ」の殻が落ちている。なぜだ?
ついでにテラス奥の林の中にあるプリア・バリライも見てみるかーと
歩き始めると、巨大な仏像がある辺りで道がよくわからなくなる。

地元の若者や子供が「プリア・バリライはあっち」と指さし
1人の青年が「日本人?どこから来た?」「ここから1分位、こっちだよ!」
話しながらついてくる。
地図から近くだろうと想像はつくものの、林の中だし陽も翳りやや薄暗く
観光客も全く歩いていない中、男がついてくるしこのまま進んで大丈夫か?

勝手に着いてきて、後でガイド料請求される事があるという話も聞くし
子供はウソ教えないだろうけど、人気のない所で襲われても困るし・・・
なんだか不安になり、何度も立ち止まる。
止まる度に青年が寄ってきては「あっち!」

そこの子供~連れてってくれよぉーと内心かなりドキドキしていた時
私は見てしまったのだ!
2~3m先、ガイドブックで地図を確認しているY子に「あっちだよ!」
指さし声をかける青年の後ろ姿、ジーンズから半ケツ見えてるーーー!
なんだかよくわかんないけど、お尻の割れ目が見えてるよぉ~っ!!

子供ならどーって事ないんだけど、腕にタトゥも入ってるにーちゃんが
半ケツぅ!?やばいよ、やばいよぉ~、心の中、出川状態。
完全にビビッてしまい、慌ててY子に「もう諦めて引き返そー!」
半ケツ知らないY子は「地図だと、すぐっぽいんだけど・・・」
いや、でも、半ケツなんですぅー(TT)

ちょうど近くにいた犬も2匹もムクッと起き上がって来た。
バリだと昼間ぐーたらしてる犬が夕方くらいから活動し始め
吼えられる事もよくあるので「暗くなったし犬もいるからもうやめよ!」

「うーん・・・じゃやめるかー」戻ってくるY子。
引き返そうとすると、にーちゃんはナゼ引き返す?というような顔で
「あっち!1分!」と一生懸命言ってくれるがとにかく足早に戻る。

広場で待っててくれたドライバーさんが「見れた?」
怪しいにーちゃんがいたから見れなかったと説明できないので
「犬が怖かったし、道がわからないから見なかった」と。
これで本日の観光終了~!

ホテルへ戻り、Y子に半ケツの話をしたら「えーーーっ!!
割れ目まで見えるってどういう事!?下げてたの??」
それは解らないが、振り返ったY子が何も気づかなかったのなら
少なくとも前はキケンな位置まで下がっていたのではないだろう。
とにかくY子も引き返して良かったと言ってくれた。

ガイド料も請求する気も、襲撃する気もなく、単にジーンズ腰履き
していただけの善意の青年だったのかもしれず、過剰反応かもしれないが
嫌な感じがしてしまったのだから止めておいて良かったのだと思う。
次回もっと明るい時間帯に是非リベンジしてみたい。

大好きなバイヨン

2008-07-28 | 旅行/'08.07 SiemReap
バイヨンの回廊レリーフは、アンコールワットの宗教的なものと違い
クメール人生活風景などもあり、それはそれで秀逸だけれど
なんといってもバイヨン大好きな理由がこの4面観世音菩薩とデバター。



4方に向いた、巨大な観世音菩薩の顔、顔、顔。
テラスに立つと、目の前に巨大な顔がド~ン!その向こうにも顔だらけ。
(顔の大きさは個々によって違い、2m~3m位らしい)
全て違う顔、そして光の当たり方によっても表情が変わるので見飽きない。

イトコは初めて来た時、ちょっと怖い気がしたと言っていたけれど
その気持ちも解らなくはない。
初回感じた驚きや圧倒される感じはなくなったものの
何度見てもこの存在感には感動。


圧倒されるような迫力なのに、ここにいるとどこか心が癒されるような
気がするのは、その微笑のせいだろうと思っていたのだけれど
もしかすると菩薩様だから・・・?


中央祠堂を囲むように塔堂が建ち、こんなテラス状通路になっている。


ここにもデバターのレリーフが沢山あるが
ここのデバターはこんな風に微笑んでいるものを多く見かける。
私はアンコールワットのものより好き。

とにかく、どこを歩いていてもいろんな角度から顔が見れるので
こんなお遊びも出来てしまう♪

団体さんが賑やかに撮影していたので、何事?と思い覗いてみたら
「nose to nose」石仏の鼻と自分の鼻をくっつけた写真が撮れると言う。
フレーム付きの絵のように見えるポイントもあるし
前回仏面とKISS写真を撮っていた子達がいたけれど
ガイドさんがいると、こういうオモシロ撮影ポイントも教えてくれるんだねー

せっかくなので(?)私達も真似して撮ってみたら
サイズは違うが、鼻筋通ったY子と菩薩
どっちもキレイな横顔で、撮った私は大満足!今回お気に入りの1枚。

アンコール・トムへ!

2008-07-26 | 旅行/'08.07 SiemReap
午後はオールドマーケット辺りへ出かけるつもりだったけれど
いつスコールがあってもおかしくないような、曇天でやや動きやすい。
太陽遮る場所のないアンコール・トムへは今日行っておいた方がいいかもー
という事になり、昼食に戻った時ドライバーさんにお願いしておいた。

お腹も満たされたのでアンコール・トムへ出発!
アンコール・トムはアンコールワットの北側に位置し
周囲12kmの環濠に囲まれた城塞都市で、この中に王宮などの遺跡が
あるが、この中にアンコールワットと同じくらい、
もしかしたらそれ以上に好きなバイヨンがある。

南大門(他に4つの門があるが、概ねここから入る)
手前、環濠を渡る橋の両脇、ナーガで綱引きする神々と阿修羅。
門に向かって左側が神々(白っぽい顔はレプリカ)

反対側が阿修羅

雨季だけど、環濠の水は少なめ。

そしてこれが門

門の上には観世音菩薩の顔、入り口両脇は象。

門を抜け、木立の中を抜けるとバイヨンが見えた~


ここも2重の回廊にレリーフがあるので、ざっと見る。


チャンパ(ベトナム)軍との戦い?
ここも東西南北、第1、第2回廊とレリーフが見ごたえあるのだが
いつも気持ちは上へ行っていて、とても適当に見ている(苦笑)

何やらお掃除らしきしている女の子2人と男性が。
修復?掃除?などと好奇心で見ていると、男性が来て
石に生えてしまう苔のようなもの(苔ではないと言われた)を
撤去しないと、劣化が進んでしまうが
ただ適当な薬剤や洗剤を使うと、石が変色変質してしまうので
そうしないためにテストを行っているという事。
ピンクのシャツの女の子、頭付近の石が少し色が違うのだが
ここ、実は5パターン位の実験結果が現れていた。



テストの結果、上の葉っぱ(ノニ)をすり潰した汁を使うと
一番良い状態でキレイにできるそうだ。
ノニジュースを飲んだ事があると言ったら「その葉だ」と。
こんな風に、自然の物を使って保存に努めているんですねー

近くに生えている葉っぱを取って、匂いをかがせてくれ
「この葉だと白くなりすぎる」とか、とても丁寧に説明してくれた。
説明して下さった方が、先生で女の子は生徒達か何かか?
話しぶりからそんな感じがしたが、こういう地道な作業で
遺跡は保存されているのだと痛感。いい所が見れて良かった。

個人でのんびり周っていると、こういう所で寄り道できちゃう
余裕があるのが嬉しい。
一緒にお掃除したい気もしましたが、それほどの余裕はないので
「このままここでずっとお掃除して暮らすのも悪くないなぁ・・・」
そんな気持ちになりながら、先生達にお礼を言い前へ進む。

第2回廊の仏像。レプリカっぽいです。

所々、柱などに丸い穴が開いているのは、風化か?と思っていたのだけど
どうやら内戦時の銃弾跡とか(何かに書いてあった)

柱の各面には舞うアプサラのレリーフ。

デバターのような華やかさはなく、こじんまりしているけれど
踊りのポーズが可愛らしくて好き。

***バイヨン、まだ続きます~

第3回廊へ上れない~!

2008-07-24 | 旅行/'08.07 SiemReap
*細かな彫刻などが多いので今回は写真大きめにしてアップしております。


第2回廊内側のデバターもじっくり堪能し、さてそろそろ第3回廊へ上ろう!
こういう急斜面の石段を登っていくのだけれど、立ち入り禁止の札が。
石段は他にもあるので、だったら他から上るかーと移動するも
ここも立ち入り禁止!?


中央祠堂にガッツリ足場が組まれ、作業中の人も見えるので
修復作業中とは思っていたけれど、第3回廊全面立ち入り禁止なんだ!?
ガックリ・・・
ここに登ると、連珠窓から下の景色が見下ろせるので楽しみにしていたのに~
※帰国してからガイドブックをよく見ると、2007年から修復のために
立ち入れない(期限未定)と書かれていた!行く前にちゃんと読まないとねぇ。

登る予定で時間配分していたけれど、ダメなものは仕方ないので
戻りながら十字回廊をゆっくり見学。


アンコールワットはヒンズー教寺院として建てられたものの、後に
仏教寺院になった時期もあるせいか、こういった仏像もあって
地元の人達がお参りに来ていたりする。

またまたデバター

この辺りの壁面はまだ赤い彩色が少し残っているが、ここのデバター
エロオヤジ達が触りまくったのか、胸だけやたら光っている・・・
確かに魅力的な形だけれど、女神様だぞ失礼なっ!

回廊の瓦

瓦までレリーフ彫ってあるよー!と思い見ていると、Y子ちゃんが
「この瓦はナーガ(蛇神)を現しているらしいよ」
石澤先生(現上智大学学長、上智大学アンコール遺跡国際調査団団長)
の本にそう書いてあったとか・・・
本を買って満足している私と違いY子ちゃんはちゃんと読んでいるのね。
いつか石澤先生がガイドを務めるツアーに参加したいと思っている私達である。

西塔門外側のデバター

撮った事も忘れていたのだけど、よく見るとここのは
周囲にもかなり細かな模様が彫刻されていて豪華で綺麗。

ほぼ予想通りの時間でアンコールワットを堪能!
お腹も空いて来たので、昼食をとりに一旦戻ってホテル前のローカル食堂lilyへ。



肉&野菜のスープ麺

野菜のみのフライドライス
どちらも確か$1.5、やや濃い目の味だったけれど美味しい!
大きなやかんに入ったジャスミンティーも飲み放題で嬉しい。

隣のテーブルに、売り物なんだかよくわからない
葉っぱに包まれた謎の物体が、バットにてんこ盛りされていたので
店の人に聞くとお菓子だという。試しに食べてみる事に。

葉っぱを開くと、中から餅のようなものが出て来た。

黄色がカボチャで、白い方はココナッツ。
もち米の粉を蒸したような食感で、中は黄色い方はカボチャあん
白い方はココナッツフレークとナッツあん入り。

実は私、ココナッツが苦手なのでカボチャを選んだのに
カボチャあんにしっかりココナッツスライスが混ざっていていた(TT)
ちょっと味見させてもらったら、ココナッツの方がナッツの味が濃厚で
食べやすかった。
ウッ・・・となりながらも一応完食。(2個で0.5$位だったか?)

半屋外のような場所でスープを煮込んでいるお姉さん。


ホテルに戻ろうとしたら、トゥクトゥク・ドライバーのSさんが
「あそこのスープは美味い!」確かに濃厚で美味しかったそうです。

麗しいデバター様

2008-07-23 | 旅行/'08.07 SiemReap
気づいたら、これぞアンコールワット~!な決め位置での
写真がありませんでした(笑)
たぶん前に撮ったはず・・・と思う所は撮ってないのですな。

西塔門の外壁
連珠の窓ですが、窓になってはいない(開いてない)壁面。


第一回廊
右回りに周ると、左にレリーフの壁面、右に柱
そして通路のようになっていてその右側(一番外)にまた柱。
柱の下にも1本レリーフがあります。


壁面レリーフは、マハーバーラタ、ラーマーヤナなどヒンズー教の
教えなどが描写されている、全長700m越えの巨大な彫刻絵巻のような感じ。
あまりにも長く、途中どこにいるのか解らなくなる事もあるので
ペース配分のためにも今回は磁石持参で方角確認(笑)
西向きに作られているので、磁石があればどの位置にいるのか解る。


これは有名な乳海攪拌のレリーフ。
(角度付け過ぎでよく解りませんね>苦笑)
現在このレリーフの一部は修復作業中で見れません。
なんと第一回廊のレリーフはこの1枚しか撮ってなかった・・・

レリーフは適当に見て次は第2回廊内側壁面沿いに一周。
そーいえば今回第2回廊の中を歩いていない気が・・・
入れなくなっていたのか、飛ばしたんだろうか(よく覚えていない)

ここの壁面ずら~り並んだ美しいデバター(女神)の写真を撮りまくりで
第一回廊のレリーフよりデバターを見に来ているような状態。


見事に1体1体違うデバター。
アニメに出てくる女の子みたいな髪形のデバターも!




スタイル抜群だなーと眺めつつ撮っていたら
Y子ちゃんが「細いのに、みんな3段腹みたいなスジがあるよー!」
よく見ると確かに3本のスジが!!お腹ペッタンコなのにナゼだ?
第1回廊辺りでは気づかなかったけど、彫った人の趣味なのか
何か意味があるのか?
「三段腹フェチの職人?」などとくだらない事を言いつつじっくり鑑賞。

3度目のアンコールワット

2008-07-21 | 旅行/'08.07 SiemReap
シェムリアップ1日目の朝はちょっとゆっくりめ、9:00頃朝食へ。
ビュッフェスタイルで、コンチネンタルからローカルまで
そこそこの品数。
普段あまり朝食を食べないので、消化の良さそうなおかゆと
スープ麺や果物などをチョイス。
部屋から梅干持ってくれば良かった~などと言いながらもお粥完食。

麺はここでも3種類から選べ、春雨のような米麺にしたので
この写真だと麺がよく見えませんね。
本来はお肉もトッピングしてくれるのですが、パスして
もやしと空芯菜だけだからちょっとショボく見えますが
あっさりしていて美味しく、以降滞在中は毎朝このセット♪


とりあえず、まずはアンコールワット行っときますかー!という事で
ホテルを出ようとしたら予想通りトゥクトゥクに声掛けられた。
アンコールワットだけ行って3時間位で戻ると言うと
「15$」そりゃ確実に高すぎます~。
前回値切ったつもりが、結果結構払っていたようなので
今日は5$以上は絶対出さないぞー!と下がる言い値を突っぱねていたら
5$でOKに。(結局夕方まで使う事になりもう少し払った)

「ツアー客は沢山払うけど、個人客はあまり払わないんだ」
その払わない個人客の私達を捕まえてラッキーだったのかどうかは
解らないが、値切られても毎日足になってくれたトゥクトゥクSさん。


陽射しもそれほど強くなく、観光にはちょうど良さそう。
遺跡入場ゲートで、3day pass $40を購入。
今回はちっちゃなPCカメラで撮影し、プリントアウトしてくれたが
ほぼ目をつぶっている写真・・・おいおい。
以前のようなパウチはやめたらしくこのチケットをペラッと渡された。
紙切れなので3日間失くさないようにしないとね。


そして3度やってきましたアンコールワット~~~
の西参堂入り口、シンハ(ライオン)とナーガ(蛇神)がお出迎え。
シンハは狛犬の祖先と言われ、ナーガも寺院の守り神で
参堂脇、どちらも対になっている。

遠くにちらり、祠堂が見える。
また来れたんだなぁ・・・という思いと、ここにいる事に
いまひとつリアリティが感じられないまま参堂を歩く。

通常は、ここから参道をまっすぐ歩いて西塔門を抜けるのだが
修復中との事で左、象の門から入る事に。