森山未來×スガシカオ
スガさん
森山未來の印象
「歳はすごい若いんですけど
めちゃくちゃストロングに生きてる。
『舞台猛者』って感じ」
【ルーツ】
子供の頃の、おうちの貧乏話
「生き方が俺とそっくりだから」
お父さんは新聞記者だったけど
会社辞めて
お母さんが市場で働いて
「『市場で野菜拾ってきて
食べてる』と言うのに
ものすごいショック」など
すでに知ってる話
「伝説系だからね
うちの父ちゃん。
戦後すぐくらいは
信じられないよう
すごいことばっかり。
すごい無口で
本ばっかり読んでて
（お父さんと）
ほとんどしゃべったこと
なくて。
すごい正義感強いから
自分が正しいと思うのに
上司に『おまえが悪い』と
言われて
会社辞めた」
「去年の秋に1人になって
事務所とかレーベル辞めて
おやじと同じような
辞め方をして
同じように1人になって
周りに心配かけて
ホントおやじそっくりだなとか
母親にもホント言われる。
まさか自分もそんな風に
なると思ってなくて
でも導かれるように
そうなっちゃう。
これはもう“業”」
森山君のお父さんの話を受け
「俺も市場野菜事件まで
うちが貧乏だなんて
1回も思わなかった。
子供って分かんないよね？」
森山君も
「だけど結局
パッて気がついたら
『俺 親父と一緒やな』
みたいな」
スガさん
「そう思うと
知らず知らずのうちに
ものすごい父親の影響が
自分の中にでかくあることに
気づくよね。」
もう「逃げれない」ことに
2人とも同意。
スガさん
「歌詞とかにもよく
書いたりするんだけど
『父さん もうこれ以上
僕を縛るのをやめてください』
みたいなことを
書いたりするんだけど
もうでも逃げられないなって
思うよね。
自分の中にある
父親の何かにね。」
今まで、歌詞から
「そんなにお父さん
厳しかったのかな？
（しつけというか
進路とか？）」と
思ったけど
「父が僕を縛る」
というのは
そういう物理的(?)な
実際的なことじゃなくて
こうして大人になってから
「実は影響受けてる」
ということだったのかな？
男の人にとってと
女の人にとってでは
違うかもしれないけど
私も、「母の影響」というよりは
（母はやはり一番近いせいか
どちらかいうと
自然になじんでる？）
「父と同じだな」と
思っちゃうところが
ここ数年(?)ではある。
【ターニングポイント】
なぜ、28歳まで
音楽の道に進まず
会社員だったのか？
「自分に才能があると
思ってなかったから。
才能がなくて
ミュージシャンになると大変。
やりたくない仕事
いっぱいやらなくちゃ
いけないし。
それはきついから
だったらやらない方が
いいなと思って。」
森山君
「でもなぜ、きっかけは？」
スガさん
「結局 才能が無いから
『デビューして苦労するの
嫌だから、やらない』って
なんだかんだ理由ばっかり
つけて、やめてたんだけど
でもなんのトライもしないで
言ってるのは卑怯だなとは
ちょっと思ってて。
夢を一生懸命追いかけることを
自分から否定しちゃったら
何も進まないなっていうのもあって
じゃあもう辞めるのは今だ
と思って。
で、28の時辞めた。」
「30歳」をどのように迎えるべきか
悩んでいる森山君へ
「人としての一番の初期衝動で
動ける限界って
やっぱり30歳前までくらいかな
っていうのが俺の中にも
ちょっとあって。
男ってさ
女の人は全然また違うけど
19才で一つ大きい峠を迎えて
もう一つ
20代後半、27,8,9くらいで
またものすごい大きい峠が
来るような気がする。
それは社会的に何かが変わる
とかじゃなくて
自分の精神の中で
何かものすごい大きなものが
動く。
その二つ。
だから（森山君も）
すごく大きく何かが変わる時期なのかも
しれない。」
森山君
「何か計画とかありますか？」
スガさん
「最近すごく思ってることがあって
『オヤジになりたくないな』って
すごく思う。
何が人をそうさせるのかなって
すごい考えてた時期があって。
知らない内に手のつけられない
おっさんとかになってたら
嫌じゃない？
ある時ふっと思ったんだけど
夢を、希望でもいいんだけど
やりたいこととかを
すごいあるじゃん？
（と、森山君に同意を求め）
俺なんか1人になったから
余計、持ち切れないくらい
すごいあるんだけど
（夢・希望を）
追いかけなくなった日から
たぶん1歳ずつ年をとって
いくんだろうな。」
今日の名言
どんな人でも夢・希望は
持っていなきゃいけないけど
ミュージシャンは特に
そういうのを持ってる(?)
（持ってないとできない）
だろうから
若く見えるのかな？
（服装自由なのもあるけど
）
「今は夢も希望もやりたいことも
山のようにあるけど
ある時突然
やる気とともに
全てが無くなる時が来る
かもしれないじゃない？
だけど今はすごく燃えてるから
そういう生き方というか
自分への向かい方を
すごいしたいな。」
森山君
「今立っている場所に対して
反抗とまでは言わなくても
違和感とか
なんか違うって
思ってられなくなると
やりたいことって
出てこなくなるでしょうね。」
森山君
「自分を作ってる99%が
人との出会い」
スガさん
「出会いとかの科学変化って
自分では動かせない岩を
動かせる瞬間だよね。」
「10代の頃とか
夢とか希望とか
『なに、嘘っぽいこと
言ってんだよ』
みないなさ、あったじゃない？
でも今はあらためて
夢とか希望とかやりたいことって
すごい大事なんだなって
思う瞬間が多いなって。」
ナレーション
「常に新しいことへ挑み続ける」
スガさんの新しい挑戦
【ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ】
森山君
「今、活躍してる
シンガーソングライターの人が作ったら
絶対におもしろいって思ってて
だって、自分でメロディも作るし
弾くわけだし、歌うわけだし
歌詞も付けるわけだし。」
スガさん
「（小さい声で）
二度と嫌だ・・・
死ぬほど大変なのね
訳詞ってこんなに大変なんだと
思ったね
でも俺の歌詞ね、訳詞
完璧だよ
これから向こう200年
たぶんヘドウィグをやる人が
いたとして
俺の訳詞は超えられないね
『絶対、越えられない』っていう
自信があるもん、だって
」
そこまで言われると
観てみたいけど
ストーリーがヘビーなので
やっぱり手が出ない
【スタジオトーク】
森山君
「自分を作ってる99%が
人との出会い」
田辺誠一
「自分のやりたいこととか
やってきたことは
だいたい見えてる。
この先のことも含めて希望も。
でも出会いは予想ができない。
それによって自分が
すごく変化したりするので
そういう意味で
出会いって予想できない
おもしろさがある。」
名越先生
「『99%』出会いって
人から支えられるっていう
意味以上に
人が自分を発見してくれる
っていうことだと思う。
自分の能力とか自分自身を
見出してくれるっていう
意味かなと思う。」
【対談後】
「未來君に話をしてる風でいて
実は自分の確認作業を
してるんじゃないかと
途中から思い始めた。
俺ってこんな風に考えてたんだ
とか
こんな風に生きたいと願ってたんだ
とか
自己発見がものすごくあった。
明日からもう少し
意識的に生きていけるかもしれない。」
http://hicbc.com/tv/ashita/20120812.htm
スガさん
森山未來の印象「歳はすごい若いんですけど
めちゃくちゃストロングに生きてる。
『舞台猛者』って感じ」
【ルーツ】
子供の頃の、おうちの貧乏話
「生き方が俺とそっくりだから」
お父さんは新聞記者だったけど
会社辞めて
お母さんが市場で働いて
「『市場で野菜拾ってきて
食べてる』と言うのに
ものすごいショック」など
すでに知ってる話
「伝説系だからね
うちの父ちゃん。
戦後すぐくらいは
信じられないよう
すごいことばっかり。
すごい無口で
本ばっかり読んでて
（お父さんと）
ほとんどしゃべったこと
なくて。
すごい正義感強いから
自分が正しいと思うのに
上司に『おまえが悪い』と
言われて
会社辞めた」
「去年の秋に1人になって
事務所とかレーベル辞めて
おやじと同じような
辞め方をして
同じように1人になって
周りに心配かけて
ホントおやじそっくりだなとか
母親にもホント言われる。
まさか自分もそんな風に
なると思ってなくて
でも導かれるように
そうなっちゃう。
これはもう“業”」
森山君のお父さんの話を受け
「俺も市場野菜事件まで
うちが貧乏だなんて
1回も思わなかった。
子供って分かんないよね？」
森山君も
「だけど結局
パッて気がついたら
『俺 親父と一緒やな』
みたいな」
スガさん
「そう思うと
知らず知らずのうちに
ものすごい父親の影響が
自分の中にでかくあることに
気づくよね。」
もう「逃げれない」ことに
2人とも同意。
スガさん
「歌詞とかにもよく
書いたりするんだけど
『父さん もうこれ以上
僕を縛るのをやめてください』
みたいなことを
書いたりするんだけど
もうでも逃げられないなって
思うよね。
自分の中にある
父親の何かにね。」
今まで、歌詞から
「そんなにお父さん
厳しかったのかな？
（しつけというか
進路とか？）」と
思ったけど
「父が僕を縛る」
というのは
そういう物理的(?)な
実際的なことじゃなくて
こうして大人になってから
「実は影響受けてる」
ということだったのかな？
男の人にとってと
女の人にとってでは
違うかもしれないけど
私も、「母の影響」というよりは
（母はやはり一番近いせいか
どちらかいうと
自然になじんでる？）
「父と同じだな」と
思っちゃうところが
ここ数年(?)ではある。
【ターニングポイント】
なぜ、28歳まで
音楽の道に進まず
会社員だったのか？
「自分に才能があると
思ってなかったから。
才能がなくて
ミュージシャンになると大変。
やりたくない仕事
いっぱいやらなくちゃ
いけないし。
それはきついから
だったらやらない方が
いいなと思って。」
森山君
「でもなぜ、きっかけは？」
スガさん
「結局 才能が無いから
『デビューして苦労するの
嫌だから、やらない』って
なんだかんだ理由ばっかり
つけて、やめてたんだけど
でもなんのトライもしないで
言ってるのは卑怯だなとは
ちょっと思ってて。
夢を一生懸命追いかけることを
自分から否定しちゃったら
何も進まないなっていうのもあって
じゃあもう辞めるのは今だ
と思って。
で、28の時辞めた。」
「30歳」をどのように迎えるべきか
悩んでいる森山君へ
「人としての一番の初期衝動で
動ける限界って
やっぱり30歳前までくらいかな
っていうのが俺の中にも
ちょっとあって。
男ってさ
女の人は全然また違うけど
19才で一つ大きい峠を迎えて
もう一つ
20代後半、27,8,9くらいで
またものすごい大きい峠が
来るような気がする。
それは社会的に何かが変わる
とかじゃなくて
自分の精神の中で
何かものすごい大きなものが
動く。
その二つ。
だから（森山君も）
すごく大きく何かが変わる時期なのかも
しれない。」
森山君
「何か計画とかありますか？」
スガさん
「最近すごく思ってることがあって
『オヤジになりたくないな』って
すごく思う。
何が人をそうさせるのかなって
すごい考えてた時期があって。
知らない内に手のつけられない
おっさんとかになってたら
嫌じゃない？
ある時ふっと思ったんだけど
夢を、希望でもいいんだけど
やりたいこととかを
すごいあるじゃん？
（と、森山君に同意を求め）
俺なんか1人になったから
余計、持ち切れないくらい
すごいあるんだけど
（夢・希望を）
追いかけなくなった日から
たぶん1歳ずつ年をとって
いくんだろうな。」
今日の名言
どんな人でも夢・希望は
持っていなきゃいけないけど
ミュージシャンは特に
そういうのを持ってる(?)
（持ってないとできない）
だろうから
若く見えるのかな？
（服装自由なのもあるけど
）「今は夢も希望もやりたいことも
山のようにあるけど
ある時突然
やる気とともに
全てが無くなる時が来る
かもしれないじゃない？
だけど今はすごく燃えてるから
そういう生き方というか
自分への向かい方を
すごいしたいな。」
森山君
「今立っている場所に対して
反抗とまでは言わなくても
違和感とか
なんか違うって
思ってられなくなると
やりたいことって
出てこなくなるでしょうね。」
森山君
「自分を作ってる99%が
人との出会い」
スガさん
「出会いとかの科学変化って
自分では動かせない岩を
動かせる瞬間だよね。」
「10代の頃とか
夢とか希望とか
『なに、嘘っぽいこと
言ってんだよ』
みないなさ、あったじゃない？
でも今はあらためて
夢とか希望とかやりたいことって
すごい大事なんだなって
思う瞬間が多いなって。」
ナレーション
「常に新しいことへ挑み続ける」
スガさんの新しい挑戦
【ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ】
森山君
「今、活躍してる
シンガーソングライターの人が作ったら
絶対におもしろいって思ってて
だって、自分でメロディも作るし
弾くわけだし、歌うわけだし
歌詞も付けるわけだし。」
スガさん
「（小さい声で）
二度と嫌だ・・・
死ぬほど大変なのね
訳詞ってこんなに大変なんだと
思ったね
でも俺の歌詞ね、訳詞
完璧だよ
これから向こう200年
たぶんヘドウィグをやる人が
いたとして
俺の訳詞は超えられないね
『絶対、越えられない』っていう
自信があるもん、だって
」そこまで言われると
観てみたいけど
ストーリーがヘビーなので
やっぱり手が出ない
【スタジオトーク】
森山君
「自分を作ってる99%が
人との出会い」
田辺誠一
「自分のやりたいこととか
やってきたことは
だいたい見えてる。
この先のことも含めて希望も。
でも出会いは予想ができない。
それによって自分が
すごく変化したりするので
そういう意味で
出会いって予想できない
おもしろさがある。」
名越先生
「『99%』出会いって
人から支えられるっていう
意味以上に
人が自分を発見してくれる
っていうことだと思う。
自分の能力とか自分自身を
見出してくれるっていう
意味かなと思う。」
【対談後】
「未來君に話をしてる風でいて
実は自分の確認作業を
してるんじゃないかと
途中から思い始めた。
俺ってこんな風に考えてたんだ
とか
こんな風に生きたいと願ってたんだ
とか
自己発見がものすごくあった。
明日からもう少し
意識的に生きていけるかもしれない。」
http://hicbc.com/tv/ashita/20120812.htm
