出口の見えないうつ病との闘い

うつ病と闘って約5年、闘病生活を綴ります

波がある

2018-08-22 22:18:57 | 日記

この病気のやっかいなところは、波があるところだ。

 

調子がよくなったり悪くなったり、何時間単位の小さな波から、数ヶ月単位の大きな波まで、これを船乗りのように上手く操縦しなければならない。

 

もちろん、薬、睡眠、休養といううつ病回復のための3原則があるのだが、それでもなかなか治らない。一度脳に受けたダメージはそう簡単には回復してくれない。

 

私の同僚で同じく休職をして復帰した人はこんなことを言っていた。うつ病にかかったというのは、樹でいうと折れてしまったのと一緒だ。休養したり、薬の効果もあって回復してきたと思っても、それは折れたところから新芽が出てきただけであって、もとの太さの樹の負荷には到底耐えられない。耐えようとすると、こんどはいとも簡単にまた折れてしまう。しっかりと心に肥料や水を与えて新芽の成長を年単位で見守ってあげないと、簡単に再発するのだと。

 

その話を聞いたらなんだかとってもストンと心に落ちた。

 

私の心は新芽が生えているのだろうか。きちんと肥料や水を与えられているだろうか。

 

自分の心に問いかけてみる。


勇気を、もっと勇気を

2018-08-22 21:55:30 | 日記

今日は珍しく昼からは調子が良かった。

 

気分的にも落ち込むことなく、夜中は眠れなかったが午前中は悪夢にうなされることなくぐっすりと寝た。昼夜逆転してしまっているのはよくないとわかってはいるが、眠れないよりは遥かにましだ。

 

定時時刻を過ぎ、皆が会社を残業しているなか、私は勇気を振り絞って菓子折りを持って会社へ行った。

 

そして、長いこと休んでしまったことを上司に詫びた。上司は表面上は温かく迎え入れてくれた。表面上ととらえてしまうのは、私の中の猜疑心が強いのかもしれないが。

 

明日はなるべく朝から出勤出来るように体調を整えますと伝えて会社にとって出た。

 

たったそれだけのことなのだが、私にとっては本当に勇気のいることだった。

 

明日も職場に行って仕事をしようと思うと、もっと勇気がいる。勇気を、もっと勇気を出したい。病気のせいにするのではなく、辛くても会社へ向けて一歩踏み出す勇気を出さなくては!!