私の勤める福祉の世界。
たまに起きるのが福祉の資格は必要or不必要論争です。
福祉の資格なんて必要ない、福祉の資格なんてくそ食らえ、などという無資格者。
名刺に保有資格を掲載するの止めてほしいという『謙虚な』有資格者。
結論から言います。
資格は必須とは言わないものの、勉強くらいせぇよ!!と言うのが私の見解です。たま~~にですが、mistくんは資格コレクターだもんね、などと言われます。その場では何も言い返しませんが、心の中では「こいつバカじゃないのか」と軽蔑の眼です。
福祉の道でご飯を食べさせていただいているのなら、高齢者であれ児童であれ障害者福祉であれ、自分の生業として選んだ福祉分野の勉強くらいせぇよ!!
私が保有している介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、第1種衛生管理者の各資格。12月20日に受験する公認心理師試験。
全て勉強の延長線上に付いてきたものです。
私が勤める福祉施設の現場で、先輩職員は「福祉の現場は気持ちがあれば誰でも出来る」ってな発言をしていました。女性の無資格オバチャマ社員です。無資格なくせに役職だけ持っている。
そのオバチャマ社員と一緒に利用者さんの身体介助に入ったときに驚きました。
なんと「脱健着患」という言葉も意味も方法も初耳とのこと。
福祉で介助の仕事をしていると絶対に知っておかなければならない言葉&メソッドなのです。脳出血等で片側半身麻痺となった方への支援の方法なのですが、服を脱衣するときは健康な健側から脱がせてから患側の麻痺側を脱衣させ、着衣させる際には患側から袖を通してから健側の袖を通す。迎え手をして利用者さんの可動域を極力最大限使い、利用者さんにとっても介助者にとってもお互いにとって負担が1番少ない介助方法のことです。
今は福祉業界ほ福祉士募集の広告であふれかえっています。福祉の資格は名称独占である以上は当然「無資格者歓迎」の文字が踊っています。逆に介護福祉士必須などという求人は見たことがない。
それゆえ誰でも福祉士になれる。
いかに福祉資格の保有者の質の担保が取られていないのか、よくわかります。
プロの脳神経外科医が「気持ちさえあれば医師免許なんかなくても誰でも脳腫瘍の切除くらいできる」なんて言いますか??
プロの弁護士が「気持ちさえあれば弁護士資格なんかなくても裁判に勝てる」なんて言いますか??
プロ意識の高い技術職の方であればあるほど、「気持ちさえあれば仕事は勤まる」なんて言いません。
私は無資格者なら無資格でも別に良いだろうけど、その道のプロを目指そうとしない時点で、そんな人に介護される人も良い迷惑この上ない。
いままでの伝聞や経験に基づく方法で利用者さんの服の着脱をしてる、という無資格者。私が脱健着患の方法を使って服の着脱をやってみせると、かなり驚いていました。今までの伝聞や経験がどれほどおありなのかは知りませんが、やはり正しいエビデンスをベースにアレンジを加えるべきだと考えます。
私は、利用者さんを介助してお金をいただいているのであれば、利用者さんの介助方法の勉強くらいはせぇよ!!というのが私の見解です。
mist に介助してもらってよかった、そう思ってもらえるように勉強頑張ります!!
たまに起きるのが福祉の資格は必要or不必要論争です。
福祉の資格なんて必要ない、福祉の資格なんてくそ食らえ、などという無資格者。
名刺に保有資格を掲載するの止めてほしいという『謙虚な』有資格者。
結論から言います。
資格は必須とは言わないものの、勉強くらいせぇよ!!と言うのが私の見解です。たま~~にですが、mistくんは資格コレクターだもんね、などと言われます。その場では何も言い返しませんが、心の中では「こいつバカじゃないのか」と軽蔑の眼です。
福祉の道でご飯を食べさせていただいているのなら、高齢者であれ児童であれ障害者福祉であれ、自分の生業として選んだ福祉分野の勉強くらいせぇよ!!
私が保有している介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、第1種衛生管理者の各資格。12月20日に受験する公認心理師試験。
全て勉強の延長線上に付いてきたものです。
私が勤める福祉施設の現場で、先輩職員は「福祉の現場は気持ちがあれば誰でも出来る」ってな発言をしていました。女性の無資格オバチャマ社員です。無資格なくせに役職だけ持っている。
そのオバチャマ社員と一緒に利用者さんの身体介助に入ったときに驚きました。
なんと「脱健着患」という言葉も意味も方法も初耳とのこと。
福祉で介助の仕事をしていると絶対に知っておかなければならない言葉&メソッドなのです。脳出血等で片側半身麻痺となった方への支援の方法なのですが、服を脱衣するときは健康な健側から脱がせてから患側の麻痺側を脱衣させ、着衣させる際には患側から袖を通してから健側の袖を通す。迎え手をして利用者さんの可動域を極力最大限使い、利用者さんにとっても介助者にとってもお互いにとって負担が1番少ない介助方法のことです。
今は福祉業界ほ福祉士募集の広告であふれかえっています。福祉の資格は名称独占である以上は当然「無資格者歓迎」の文字が踊っています。逆に介護福祉士必須などという求人は見たことがない。
それゆえ誰でも福祉士になれる。
いかに福祉資格の保有者の質の担保が取られていないのか、よくわかります。
プロの脳神経外科医が「気持ちさえあれば医師免許なんかなくても誰でも脳腫瘍の切除くらいできる」なんて言いますか??
プロの弁護士が「気持ちさえあれば弁護士資格なんかなくても裁判に勝てる」なんて言いますか??
プロ意識の高い技術職の方であればあるほど、「気持ちさえあれば仕事は勤まる」なんて言いません。
私は無資格者なら無資格でも別に良いだろうけど、その道のプロを目指そうとしない時点で、そんな人に介護される人も良い迷惑この上ない。
いままでの伝聞や経験に基づく方法で利用者さんの服の着脱をしてる、という無資格者。私が脱健着患の方法を使って服の着脱をやってみせると、かなり驚いていました。今までの伝聞や経験がどれほどおありなのかは知りませんが、やはり正しいエビデンスをベースにアレンジを加えるべきだと考えます。
私は、利用者さんを介助してお金をいただいているのであれば、利用者さんの介助方法の勉強くらいはせぇよ!!というのが私の見解です。
mist に介助してもらってよかった、そう思ってもらえるように勉強頑張ります!!
私は教科書だけで学んだ知識が全てだとも思いません。
やはり 介護士こそ、心と経験が大切だと感じてきました。
しかし ブログを拝見して、なるほど…お医者様のように 体の基礎知識は大切なのだと知りました!
そして 何より その仕事への誇り。
どんどん高齢化社会に、なります。
私の住む田舎には介護施設がたくさんあります。
高齢者や障害者が多いので。
私も いつか、お世話になるでしょう。
どうか その職種への誇りを大切に、知識を生かした 心ある介護士さんでいて下さい
お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
さっそくですが、医療現場は当然のことながら医療を提供し、基本的には退院してもらう、あるいは施設に入所してもらう。
しかしながら、福祉施設となるとちょっと訳が違います。提供するのは医療ではなく、その方がその方らしく生活できる環境なのです。
どんな仕事でも気持ちは大事、でも気持ちだけで勤まるほど、福祉の仕事は甘くないと考えます。