出口の見えないうつ病との闘い

うつ病と闘って約5年、闘病生活を綴ります

福祉の資格は必要ですか?? 必要です!!

2020-09-20 02:22:57 | 日記
私の勤める福祉の世界。

たまに起きるのが福祉の資格は必要or不必要論争です。

福祉の資格なんて必要ない、福祉の資格なんてくそ食らえ、などという無資格者。

名刺に保有資格を掲載するの止めてほしいという『謙虚な』有資格者。



結論から言います。

資格は必須とは言わないものの、勉強くらいせぇよ!!と言うのが私の見解です。たま~~にですが、mistくんは資格コレクターだもんね、などと言われます。その場では何も言い返しませんが、心の中では「こいつバカじゃないのか」と軽蔑の眼です。

福祉の道でご飯を食べさせていただいているのなら、高齢者であれ児童であれ障害者福祉であれ、自分の生業として選んだ福祉分野の勉強くらいせぇよ!!

私が保有している介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、第1種衛生管理者の各資格。12月20日に受験する公認心理師試験。

全て勉強の延長線上に付いてきたものです。


私が勤める福祉施設の現場で、先輩職員は「福祉の現場は気持ちがあれば誰でも出来る」ってな発言をしていました。女性の無資格オバチャマ社員です。無資格なくせに役職だけ持っている。

そのオバチャマ社員と一緒に利用者さんの身体介助に入ったときに驚きました。

なんと「脱健着患」という言葉も意味も方法も初耳とのこと。

福祉で介助の仕事をしていると絶対に知っておかなければならない言葉&メソッドなのです。脳出血等で片側半身麻痺となった方への支援の方法なのですが、服を脱衣するときは健康な健側から脱がせてから患側の麻痺側を脱衣させ、着衣させる際には患側から袖を通してから健側の袖を通す。迎え手をして利用者さんの可動域を極力最大限使い、利用者さんにとっても介助者にとってもお互いにとって負担が1番少ない介助方法のことです。


今は福祉業界ほ福祉士募集の広告であふれかえっています。福祉の資格は名称独占である以上は当然「無資格者歓迎」の文字が踊っています。逆に介護福祉士必須などという求人は見たことがない。

それゆえ誰でも福祉士になれる。

いかに福祉資格の保有者の質の担保が取られていないのか、よくわかります。


プロの脳神経外科医が「気持ちさえあれば医師免許なんかなくても誰でも脳腫瘍の切除くらいできる」なんて言いますか??

プロの弁護士が「気持ちさえあれば弁護士資格なんかなくても裁判に勝てる」なんて言いますか??

プロ意識の高い技術職の方であればあるほど、「気持ちさえあれば仕事は勤まる」なんて言いません。


私は無資格者なら無資格でも別に良いだろうけど、その道のプロを目指そうとしない時点で、そんな人に介護される人も良い迷惑この上ない。

いままでの伝聞や経験に基づく方法で利用者さんの服の着脱をしてる、という無資格者。私が脱健着患の方法を使って服の着脱をやってみせると、かなり驚いていました。今までの伝聞や経験がどれほどおありなのかは知りませんが、やはり正しいエビデンスをベースにアレンジを加えるべきだと考えます。

私は、利用者さんを介助してお金をいただいているのであれば、利用者さんの介助方法の勉強くらいはせぇよ!!というのが私の見解です。

mist に介助してもらってよかった、そう思ってもらえるように勉強頑張ります!!

吐き気

2020-08-13 18:55:19 | 日記
今さっき、嫁が実家に帰りました。

私が駆け込んだのはトイレ。

激しい嘔吐感に見舞われます。

嫁の顔を見るだけで、子どもの顔を見るだけで激しい吐き気に襲われトイレに駆け込みます。

これから一緒に暮らさなければならない、義父や義母と顔を会わさなければならない、来週の月曜日から仕事復帰、あまりのストレスから心身症になってしまいました。

食べると吐くの繰り返し。

少量をゆっくり食べてもやっぱり吐き気に襲われます。

明日精神科を緊急受診します。

一念発起

2020-08-07 15:47:44 | 日記


12月20日に迫った公認心理師試験。

その対策に余念がないのですが、いかんせん頭に入らない。

36歳にして『若い頃は、、、』とは言いたくないけど、記憶力の低下は間違いない。それにおそらく拍車をかけているであろう17錠にもおよぶ抗うつ剤、安定剤、睡眠薬。

6年前にケアマネの試験を受けたときは、新しい知識がスポンジのように入ってきました。

私は大学時代は全くといっていいほど勉強しませんでした。

工場の総務課で勤めていたころに合った、強烈なパワハラ、サービス残業。追い討ちをかけてリーマンショックが襲い、退職を余儀なくされました。

新卒の身分でもない。手に職もない。心はボロボロ。

立ち直るためには、手に職をつけないと!!

そこから一念発起しました。

福祉の世界に飛び込みながら5年間、合計3つの通信制学校を仕事と平行して受講し、昼は仕事、夜は勉強の生活を続けました。そして取得した3福祉士とケアマネ、おまけに第1種衛生管理者も取得しました。

最後の精神保健福祉士とケアマネの試験を受けるときは、もぅボロボロだったと思います。その頃はある大手企業に勤めていました。


闘病生活を始め、仕事に行ったり行けなかったり。子どもから大人まで誰でも知っている企業に見切りをつけて退職し、今現在、原点の障害者福祉の仕事をしています。


そして巡ってきた新しい資格を受けることができる受験資格。中途半端な勉強で通るような甘い試験ではありません。やるからにはねじり鉢巻をして、本気で臨まなければなりません。

受験すると決めたからには、絶対に合格して見せます!!

頑張ります!!