
一つ目の講演が終わり。
初試みはウケました。良かった〜
2018年の東大で行ったシンポジウムの時はNP学生でした!と言うNPさんとも会いました。医師の方々も興味を持って参加していただきました。参考になれば幸いです。
質問で医師から聞かれたこと。チームケアの責任の所在(訴訟に関連して)。
一般的にチームケアの方が患者の満足度の向上、ケアの内容の向上、効率の良さ、そして医療者(特に医師の)負担減、燃え付け症候群の減少などの有益性が証明されていて、総合的に訴訟の減少にも繋がると言われています。
米国のものですが、こちらを参考にしてください。
2人の医師から、チームの中で合意に至らない場合はどうすれば良いか?なども聞かれました。
ああああ、日本はまだまだ医師を頂点とした医療があるのね、、、と後になってから納得。いえいえ日本はまだ移行期とでも言いましょうか?論文もたくさん出ているので読んでみてください。
質問の回答の中でも話しましたが、チーム医療では医師以外の医療者も同じ土俵に立っていることを自覚することも大事です。もちろん主役は患者自身です。
しかし責任の所在となると、それぞれの職種が役割を明確にしてあることも重要な要素となります。海外と異なり、職種の定義やレギュレーションがない日本では、その点でも責任の所在が曖昧になるのかもしれないと考えました。世界の潮流に乗ってチーム医療を日本でも推進するなら、レギュレーションを作ることが必要。
お!レギュレーションを作るべき!の新たな理由を見つけた午後でした。
冒頭写真: 恵比寿の街頭。可愛い。