走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

何をしている?

2021年09月13日 | 仕事
ただ今日本語で執筆をしています。字数は多くありませんが文書として残るわけですから、それなりに時間をかけて行こうと思っています。で、先日編集者の方とミーティング。内容の方向性などを決めたわけです。

その時にも思ったのですが、日本から依頼されている時に多いのが
経歴、動機、何をしているか?
この3つは必ずリクエストされます。3番目の何をしているか?これ多いですよね。NPと言っても国や州、分野又は病院か地域か?病院でも急性期か慢性期かでも違うし、これって一体何のために誰のどういう目的に役立つのだろう、、、と感じてしまいます。一例を知りたいだけも、もちろんありだと思うのですが、仕事の業務を知りたいのか、その背景となる学術的なフィロソフィーを知りたいのか?とか、疑問が湧いてきます。

それにその仕事が確立された背景もNPそれぞれで違うわけで、カナダBC州でこうしているから正しい、となるわけでもないので、そんな情報役に立つの?って思うのです。

海外でNPとして働いている日本人は大勢いて、記事なども見かけるのですが、日本の人からよく聞く「環境がよくて羨ましい」。この言葉を聞くととてもがっかりするのです。環境が良くなった歴史的背景(先人の尽力)だってあるし、海外に比べて日本は、、、って考え方になって欲しくないと思うのです。羨ましいと思う前に他の状況からヒントを拾ってくるぐらいの貪欲さで読んだり見たりしてほしい、と思うのです。

いえいえ美加さんのブログも、こういう医療もあるんだと希望を持たせてくれます、とも言われた。そうであって欲しい。


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