走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

新職場と通勤

2024年06月29日 | 仕事

さあ、いよいよ新しい仕事が始まりました。職場へ行って挨拶やらIDや仕事用のノートパソコンをもらい、建物のオリエンテーション。半日のプログラムのオリエンテーション。


ダウンタウンにある1ビル全てが保健機構の施設で様々なプログラムが入っている。過去10年間は100%外回りで、保健機構の建物にはほぼいなかったので、大きな組織で働いている記憶が蘇りました。


BC州は州を6つの保健機構に分けていましたがアルバータ州は一つ。地域でブロックは分かれていても一つ。よって組織の大きさ、インフラ特に教育面のオンラインモジュールの統一性を感じました。


手渡された新採用のチェックリストは2ページにぎっしり。受講しなければならないオンラインモジュールや対人ワークショップのリストです。数えてみたら51もありました。その中もさらに分かれている項目もあります。消化するのに最低でも1〜3ヶ月はかかるとか。はー先が長い。ある程度終えないと患者との直接ケアは許されず、地道にやっていくしかありません。


スタッフに課せられている教育は受講が

毎年

隔年

3年毎

一回きり

に分けられ、義務付けられていてます。


BC州も同じようなものでしたが、さらにオーガナイズされている印象を受けました。もちろん同じ保健機構に22年もいた間にテクノロジーは進歩しているので、そのせいかもしれませんが。


こんなことばかりしていると頭が腐りそうなのでシャドーイングを申し込んでおきました。医師とNP。NPは外回りもしているのでそちらの方もさせて!と。楽しみです。


通勤も慣れてきました。なんたって過去10年間は田舎道をのんびり通勤。今はダウンタウン。牛や馬や牧草地を見ることはないんだ〜と聳え立つビルを見ながら実感しています(ロッキー山脈は家の周りから東へ向かって運転をしている時に見えますよー)。


冒頭写真: まだまだ以前の家の写真が残っているので続けます。オフィスから出たベランダ。


オフィスはこちら。






パンデミックの間に屋根裏部屋に作ったジム(元々は子供たちの遊び場兼お泊まり用のベッドが3つのスペース。パンデミック中、ジム用のマシーンは売り切れで手に入らず、相方が木材で作ったマシーン)。








こちらでもジムを確保。ようやく1ヶ月半ぶりに再開。体のあちこちが筋肉痛です。週末は自転車で職場へ行く道を試してみようと思っています(行きは下り坂でも帰りは登り坂。そして自転車用の道が職場周辺にないので車道を使用しなければならず、絶対自転車通勤はしない予定だけど興味本意で挑戦予定)。


少しずつクレイジーな時期が過ぎて徐々に普通の生活に戻りつつあると思えるようになりました。ブログが毎日書けるようになるのはまだ時間がかかるかもしれないので、もうしばらくお待ちくださいませ。







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