海外留学の勝ち組になるには

どこかで聞いたこと。泳げるか？と聞かれて泳げると言うのに英語を話せるか？と聞かれると話せないと答える日本人が多いと言う。

確かにそうだ。ほとんどの人が中高で英語を学び大学でも基礎学科として学ぶ人が多い。6年以上の学びはかなりの量だ。それに比べ水泳はそこそこ泳げれば泳げるとと答える人が殆どだ。この違いはなんだろう。

海外留学をする 日本人の数は増えている。最近目にした広告には
海外にさえ行けば英語がペラペラになれると思っていたのに、 日本と変わらない生活に愕然としている留学生に朗報、、、、

そう、一年いても長くいても英語をモノにできない人なんてごまんといる。何が違うのだろうか？

私のブログを長く読んでいる人はご存知、私は中高、大学と英語が大の苦手だった(2006年からブログを書いています。初回はこちら)。その私が海外でプロの仕事をしている。昔の私を知っている人にとっては信じがたい事実だ。

私が思うに、一番大切なのは海外で生き延びることに執着心を持つことだと思う。英語がもっと上手に話せるようになったら、ToeicやToeflで高得点が取れるようになったら、と条件をつけてやるべきことを先延ばしにしている人が多いと思う。

こちらで成功している日本人は英語が完璧な人ばかりではない。リスニングが弱い人、文章書きが弱い人、アクセントが強い人、そんな人でもビジネスの世界で成功している。地域に根付いてボランティア活動をしている人がいる。

自分はダメと嘆いている留学生は揉まれることを避けComfortableな環境でなんとなく白馬の王子様でも現れないかなあ、とか学生という小さな世界でお互いの傷の舐め合いとか、、、

英語が英語がという前に、しっかりとした自分のビジョンを持つ。それに向かって突き進めば英語も付いてきます。

水泳がオリンピックレベルでなくても水泳関連の仕事に就くことはできます。英語がオリンピックレベルになるまで待っていたってそんな日はきっとこないでしょう。

英語を生かせる仕事に就きたいという人には就職先は見つかりません。もっと具体的にこの国で何をしたいのか考えてはどうでしょうか？ネイティブで英語が話せたって、ある程度の教育を受けていても就職できない人はいます。そういう人を刺し終えてこの国で働こう、もしくは 日本で成功しようと思うなら、もっとオリジナリティーが必要になってきます。英語は二の次です。

私の場合はそれが看護でした。この国で看護をしたい、学びたいの気持ちからここまできました。私にできたのです。あなたもきっとできますよ！

ソメイヨシノはもう散ってしまいましたが、この桜のシーズンです。名前はなんというのでしょう。