走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

エレベーター ピッチ

2019年07月24日 | 仕事
松江と大阪で勉強会をしたのですが、参加者が15〜23人ぐらいで少なかったので面白いアクティビティーをしました。

名刺文化と言いますか、ビジネスをしていると名刺交換が当たり前。しかし沢山もらいすぎると誰が誰だかわからなくなる。だから名刺に頼るべきではないのです。名刺がなくても印象に残る第1印象を相手に与えるのはとても重要。もう1つ、日本人が頼りにするのが肩書き、役職や出身校。それさえ言えばバッチリと思う人がいますが、北米では肩書きや経歴よりも、これから繰り広げられるビジネス戦略の方がずっと重視される。だから過去の話よりこれから取りかかる話の方がずっと興味を持たれるのです。

エレベーターピッチをご存知ですか?30〜60秒で自分を売り込むスピーチの事です。もし社長とたまたまエレベーターが一緒になったらこれは出世の最高のチャンス。しかし一緒に居られるのは超短い。だから30〜60秒で自分を売込まなければなりません。北米では面接も社交パーティーでも最初の30〜60秒が大事。ここで興味を持ってもらえなければ終わりです。なので海外で生き抜くためにはこれができるのが当たり前なのです。

以前にも書きましたが、いつ、どこで、誰から貴方が取り組んでいる仕事の事を聞かれるかわかりませんから、APNとして看護のリーダーだと自負するなら、それがスラスラっと出てくるのは当たり前とされます。

で、まあそんな事を急に言っても即興でできる日本人はいないと思うので、仕事の事を一切語らず、初めて出会う人の記憶に残るような自己紹介を2分以内(短ければ短い方が良い)でする、が課題でした。

皆さん、戸惑いながらもしっかり課題をやりきりました!

シンポジウム中に沢山の人に声をかけられたり、名刺をもらいましたが記憶に残っているのは数人です。ネットワークは重要ですよ。それを強くできるかどうかも貴方次第。練習してみてはいかがですか?

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