走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

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2020年10月20日 | 仕事
学会横道話。海外では人物像はとても大事。だから医療界に限らずどんなビジネスでも顔を出すことが重要視される。ウエブでも、チラシでも、新聞の広告でも、大きな看板だって成功者の輝かしい笑顔の写真がどこでも見受けられる。ただの写真ではない。自信満々の姿。ここが海外、特に北米で重要視されるポイント。

信頼できる人物像は、プロらしい、自信に満ち溢れる容貌でなければならないのだ。特に女性は女性的な優しさより強い女性像を打ち出す事が大事。以前Twitterでアメリカで働く日本人女性がアメリカ人に化粧をしてもらい、アメリカ人のカメラマンに撮影してもらった仕事用写真と自分で化粧をしてヨーロッパ系のカメラマンに撮ってもらった写真を出して比べていた。同じ人物でも印象はかなり違う。試しに旦那にどっちが良い?と聞くともちろんアメリカ人クルーの写真。理由は頼れそうで仕事ができそうだから、と。

で、学会に戻って。学会のチラシやプレゼン前の自己紹介に登壇者の写真が出てくるのはよくあること。会場では本人との距離が結構あり、複数のモニターがあっても所詮間近で見るものとは違う。週末のオンライン学会は画面が切り替わるとさっきまでの写真とビデオに写っている本人との写真に開きがある人の方が多いと思った。もちろん差のない人もいる。カメラマンの技術なのか、デジタル加工の技術なのか、開きがありすぎるのもなんだな〜と思ってしまった。自己紹介用の写真を何年ごとに撮るかにもよるけどね。

SNSに自分の顔を出している私。2018年秋に撮った写真。2〜3年ごとには変えないとね、と自覚した学会でもあったのだ。


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1 コメント

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カナダに移住した友 (通りすがりのデ某)
2020-10-21 10:51:04
通りすがりに失礼します。

カナダ。
私(71歳)が小学校4年の時、同級生の一家がカナダに移住しました。
友人のお祖父さんが元々カナダへの移住者で 戦後、日本に帰られました。
カナダに知己も多く 移住には抵抗感が少なかったのかもしれません。

帰国されたお祖父さんは進駐軍のバスの運転手をされていました。
自動ドアのバスに驚き、「やっぱりアメリカはすごい!」と思いました(笑)
近くに米軍基地(現在の米子空港)、レーダー基地(出雲半島の山)があり
米軍がかなり長く進駐し、わが家の向かいにも将校の一家が住んでいました。
ウェンリーという同じ年頃の子と遊ぶこともありました。

カナダに移住した友人から すぐクラス宛に葉書が届きました。
「トロントはビー玉のように大きな霰が降る」という一節が印象的でした。
その後、まったく音信はありませんでしたが、
十数年前、弟とともにふらりと!郷里(境港市)に現れたと聞きました。
友人は日本語が話せたけど弟は話せなかった由。

よくいっしょに遊んだSAGAくん、
「どうしてるかなぁ」と思いつつ貴ブログを拝読しました。
ありがとうございました。益々のご活躍をお祈り申し上げます。
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