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走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

オーバードースとDNR

2016年09月06日 | 仕事
電波が届くエリアまで戻ってきました!

高速を走っていた時には晴れていたのに、キャンプ場に着いた時には大雨。その中でテントを立てました。旦那と二人であーだこーだ言いながら。これがキャンプの醍醐味。RVやホテルステイではこんな楽しみはありません。全部が終了した頃には雨も止みこんな感じ。ここで4日間過ごしました。





前回のキャンプに比べて気温はずっと低かったけれど、雷はなかったし、雨もそほど酷くありませんでした。夜は満天の星空が広がり天の川も綺麗でした。冬に向かって日照時間が短くなりキャンプファイヤーを囲む時間も長く、それも良かった。昔は秋に行くキャンプが一番好きだった。学校が始まり家族連れがなくなり静まりかえるし夜が長いのが一番。それも末娘が自立するまでお預けです。

さてさて、メディアを通してテレビ、ラジオ、インターネット、大きなポスターなど大々的に宣伝してもODが減らない。それどころかODによる緊急出動が増え、ファーストリスポンダーたちに疲労が出始めているとか。1日に2回同じ患者にODの処置をしたとか。

それでちょっと思った。薬物使用者にDNRの意思を聞く事が必要ではないだろうか?と。

突然死の可能性が高い高齢や慢性期疾患を持っている人もしくはターミナル疾患を持っている人に聞くのがDNR。プライマリーケアプロバイダーの大事な仕事だ。

Do
Not
Resuscitate

心肺蘇生を希望しない、と言う意思表示 (治療の拒否ではないので誤解しないように)。一年間が有効期間で勿論随時変更する事ができる。

過去に何度も書いたが人間はリスクを承知で危険な生き方をして良い権利がある。薬物使用がネガティブな成り行きを招くことを承知で行為をしている。それは死も含まれる?!その人がDNRを表示していればリバースする必要はない?!

んん〜、でも死のうと思って薬を使用しているわけではなく、アクシデントで死に陥る。それならばDNRに関係なく蘇生しなければならない?!

どうなんだろう。誰かに聞いてみよ!





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんばんは (のびた)
2016-09-06 19:21:25
キャンプ楽しそうですね
ワイルドな過ごし方が良いです
私の独身時代にも 借り物ですがこんなテントで高原で過ごしたことがあります
星がこんなにあるんだ 満天の星 今でも忘れません
同じ星空を見ているんですね
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のびたさんへ (美加)
2016-09-08 09:38:25
自分の家からも星は十分見えますが、ちょっと田舎に行くと満天の星空が広がります。日本ではよっぽど田舎に行かないと見えなくなってしまいましたね。
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