先日のブログの中に
カナダでは先住民族に対する間違った認識を持つ医療従事者が多く、システム的な差別が行われている、とまで言われています。
と書きました。先住民族と政府の交渉の一部として先住民の歴史を先住民族以外のカナダ人に行っていく約束があります。既に学校教育には組み込まれており、3人の子供たちは学んで来ました。特に末娘が一番知識が豊富で年を追ってその今日行く内容が変わってきたことを感じさせます。
で、私や相方はそれを学ぶチャンスはありませんでした。相方はカナダ政府で働いていたので、少しはチャンスがあったようですが、いつも末娘に認識を訂正されています。
一昨年ごろから医療従事者用の教育システムも構築されて、昨年はその申込みを何度もしましたが、いつもキャンセル待ちで、遂に一年経過。拉致があかないので今年はオンライン自己学習を申込みました。10時間の内容を8週間に渡って自己学習です。あまりの忙しさに私は遅れてスタート。追いつけるようにちょっとした時間でもモジュールを開けて学んでいます。
もう少しで1/3ぐらいが終わろうとしています。今の所の感想はシステム的な無理解、差別が長年に渡って行われてきたこと。法律を変えるだけでは変わらない、続く弊害。過ちを認める難しさです。今のモジュールは先住民族のスカラーによって作られたものです。それが政府が出してきた、どんなものよりパワーがあるか、を感じます。被害者である当事者の視点は何物より勝ます。歴史の点と点を結び過去の検証の連続。政府と宗教団体による差別の社会構造。学ぶものが多くあります。
折下、アルバータ州のエドモントンではローマ教皇が先住民族へ謝罪をしました。
先住民族からの長年の要望でした。ヨーロッパから移民者が来たばかりの時のように、同じ人間としてこの土地を分かち合う関係を再構築する第一歩だと思いました。
モジュールこれからも頑張ります。日本へ行く前に80%ぐらい抑えておきたい!!!
冒頭写真: Cascade Fall
モジュールこれからも頑張ります。日本へ行く前に80%ぐらい抑えておきたい!!!
冒頭写真: Cascade Fall
人間は所詮醜い生き物なんです。こんなに残酷な哺乳類は人間だけです。
アメリカもオーストラリアも、日本だって。
最初の写真、滝の奴。行ってみたくなる景ですね。
いいな~