寒侘に マフとどき
手封じの これが構造 今の如し
とけぬようにあたためて
安息日に綴る
幸せなりし 結晶の形
とどめしは むつかしく
憂い解き放つには 呪文の「マフ」
マフは、極みのあたたかさ
お付きがいないと できませぬ
できたらば・・・
満腹のほほえみ
身もこころも
胎内のよろこび
慈しまれの愛しさに
冷たき外の儚い形を忘れて
五感を鎮め
六感をあいまいに・・・
ひらひらと勝手にそよぐ熊笹を
内から眺める白昼夢
(キツネが 来たよ
あのキツネ
意地悪カラスも また来たよ)
*********
起床7時。寒いし体中が筋肉痛で痛む。いれたてのコーヒーに習慣で氷を5個入れて、飲んでしまった。雪景色は、一夜にして美味しそうにシェイプされていた。午後のやる気をなくすような雪かきは、本日必要ない。火の気のないキッチンで、寒いから足踏みをしながら、マフの事を考えていた。ご存じのようにマフをすると、手は何もできない。しかもマフほど暖かい安心感は他にない。あの幸せな安心感は、転ばないようについててくれる誰かがあってこそだろう。独りぼっちの時には、マフはできないものね。
隣の庭に 3本足のキツネが来た。
キッチンの窓をトントンすると、彼と目があった。
優しく呼びかけたつもりなのに 彼は足早に去って行く
カラスにやられて鼠のように脱毛していたシッポが、ライオンのシッポのように先っちょだけフサフサしてた。
(はろー、シッポよかったね・・・)って、伝えたかったのに、
1羽の意地悪カラスがキツネを追い立てた。
10年くらいさまよっている3本足のキツネ君とあのカラスは、遊んでいるのかな。
彼がボッチじゃないように・・・空と地とセットでいるように・・・
いつか見た化かされそうなほど美しい奥さんや、金の毬みたいな子狐はどうしているだろう。春になったら、来るのかな・・・コンコンコンと来るのかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マフ
手封じの これが構造 今の如し
とけぬようにあたためて
安息日に綴る
幸せなりし 結晶の形
とどめしは むつかしく
憂い解き放つには 呪文の「マフ」
マフは、極みのあたたかさ
お付きがいないと できませぬ
できたらば・・・
満腹のほほえみ
身もこころも
胎内のよろこび
慈しまれの愛しさに
冷たき外の儚い形を忘れて
五感を鎮め
六感をあいまいに・・・
ひらひらと勝手にそよぐ熊笹を
内から眺める白昼夢
(キツネが 来たよ
あのキツネ
意地悪カラスも また来たよ)
*********
起床7時。寒いし体中が筋肉痛で痛む。いれたてのコーヒーに習慣で氷を5個入れて、飲んでしまった。雪景色は、一夜にして美味しそうにシェイプされていた。午後のやる気をなくすような雪かきは、本日必要ない。火の気のないキッチンで、寒いから足踏みをしながら、マフの事を考えていた。ご存じのようにマフをすると、手は何もできない。しかもマフほど暖かい安心感は他にない。あの幸せな安心感は、転ばないようについててくれる誰かがあってこそだろう。独りぼっちの時には、マフはできないものね。
隣の庭に 3本足のキツネが来た。
キッチンの窓をトントンすると、彼と目があった。
優しく呼びかけたつもりなのに 彼は足早に去って行く
カラスにやられて鼠のように脱毛していたシッポが、ライオンのシッポのように先っちょだけフサフサしてた。
(はろー、シッポよかったね・・・)って、伝えたかったのに、
1羽の意地悪カラスがキツネを追い立てた。
10年くらいさまよっている3本足のキツネ君とあのカラスは、遊んでいるのかな。
彼がボッチじゃないように・・・空と地とセットでいるように・・・
いつか見た化かされそうなほど美しい奥さんや、金の毬みたいな子狐はどうしているだろう。春になったら、来るのかな・・・コンコンコンと来るのかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マフ