劇団どれみ

自称劇作家どれみ、夫はスイス人、NZ在住。3匹の猫の皆さんも作詞家等としてゆるく活躍中。その歌はラジオで流れたことも

理想と現実の間

2008-04-09 | もしかしてバカップル
国際結婚には偏見がツキモノというお話は、以前させていただきましたが
それ故わたくし個人と致しましては、我々夫婦のイメージつくりに
何気に気を遣っております。

そう、わたくしが演出しているつもりのイメージ
それは「さわやか系ナイスカップル」

いえ、あくまでわたくし自身の勝手なイメージなんですけれどね。
理想は高い方が良いって言うじゃないですか。
富士山に登る準備をしていれば、大山登山が楽勝なように。

では、我々実際世間様にどのように見られているのでしょうか。

夫は言います。
「僕らはきっと父親と第三世界から迎えられた養女に見えることでしょう」

年齢差たった4歳なんですけれど、やはり人種が違うのでね
親子くらいに見えるのではないかと、そういうことのようです。


夫も年相応、わたくしも日本人としては年相応の見てくれですしね
そんなバカなとは思っておりましたの、わたくし。

でもですね、当時17歳の姪(スイス人)が遊びに来た時のこと
船に乗る際にわたくしが言いました。
「もしかしたら、ファミリーパスで行けるんじゃない」
すると姪が一人でお腹を抱えて笑い出しました。
そしてドイツ語で何か言いますと夫もお腹を抱えて笑い始めるではありませんか。
「スイス人の夫婦に何故日本人の子供…」
ええ、姪はそう言ったそうですよ。
確かに姪はセクシー系の美女で当時でもとても17歳には見えなかったのですが
わたくし、姪の軽く2倍以上生きているというのに…

とあるインド人のオバサマにはこう聞かれたことがあります。
「あなたのハズバンドには子供はいるの?」
妙な聞き方だとは思いましたが、わたくし答えました。
「いいえ、わたくしどもには子供はいません」
するとオバサマ
「違うわよ。あなたのハズバンドに子供がいるかって聞いてるのよ」



わたくしども、二人とも初婚なんですけれど
それ、夫に前妻ありと決め付けた上での質問ですね?
やな感じ~。


そんなわけで、残念なことに我々「さわやか系ナイスカップル」とは
誰からも思われていないようです。


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