劇団どれみ

自称劇作家どれみ、夫はスイス人、NZ在住。3匹の猫の皆さんも作詞家等としてゆるく活躍中。その歌はラジオで流れたことも

えっ?一気に20キロ減??ダイエット王子の策略

2009-02-26 | ダイエット大作戦
皆様、ごきげんよう。
年齢だけはマネージャー級の
みそらら どれみでございます。

いえね、先日エステに行きましたら
(ギフト券があったのでね)
そこで勤め先を聞かれ
XXXですと答えましたところ
「マネージャーさんですか?」
って、あなた、それはまぁ
問診表を見れば年齢もバレバレですし
年齢からすれば確かにマネージャークラスですけれども
わたくし、ただの平社員、しかも新人です。

しかしながら、これもまた数字マジックというかね
人間は数字によって勝手にイメージを膨らませてしまうもの
ということのようですな。

数字と言えば、ダイエットにも数字はつき物。
久々にダイエット王子の体重を発表させていただきたく存じます。

というわけで、王子に体重計に乗るよう促しまして
わたくし、数字を確認するために屈み込みました。
ええ、近視なのでね。

すると体重計の数字がなんと63キロあたりをウロウロ。
一気に体重20キロ減?
いえ、王子の見た目はそれほど変わっていないのに
そんなバカなことがあるわけがありません。

「何か、体重計壊れてるかも。
60キロ台って、有り得ないし」

と夫を見上げますと
夫の手が、窓枠に…
少しでも体重を軽く見せかけようと
一生懸命体重を窓枠にかけていた模様。

「壊れてるとは、失礼な」

って、失礼なのは、どちらでしょう。

そんなこんなで測りなおしです。

83.8キロ。前回より0.5キロ減。



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ドラマティック・レイン

2009-02-20 | どれみのひみつ
皆様、ごきげんよう。
突然ですが「神様はいます」と断言したい
みそらら どれみでございます。

それは、雨の休日のこと。
スーパーマーケットへ買い物に行かなければならなかったわたくし
雨足が弱まったのを機に、お出かけの準備を始めておりました。
そして、まさに家を出ようとしたその瞬間に豪雨。
再び雨足が弱まるのを待ち、いざ出発と思い家の外に出ますと
小雨の中、路上に停められた一台の車のボンネットが上がっています。
そして、その持ち主らしい男性が、困り果てた姿でわたくしの前を
通り過ぎて行きました。

どうやら、車のバッテリーが上がってしまった模様です。
わたくしが自分の車に近づくのを見ると
助かったとばかりに引き返してきた男性。
車の中に小さな男の子を残したまま
助けを求めに商店街まで歩く所存だったとのことでした。

助けを求められたので
わたくしはどうして良いのかわかりませんが
ご自由にバッテリーを繋いでいただいて結構ですと
ほぼ男性のセルフサービスで、事なきを得ました。

ええ、わたくしがしたことと言えば
自分の車のエンジンをかけたことと
ボンネットを開けるためのレバーを引いたこと
車の外で小さな男の子が飛び出さないよう
話し相手をしていたことくらいで
「わたくし、ひどいドライバーなんです」
と言ってわたくしの車の移動まで
あちらのセルフサービスとさせていただいたんですが
バッテリーは直ぐに息を吹き返し
めでたしめでたしとなったのです。

人助けをした後(ええ、大したことはしてないんですが)は
とても気分が良いものです。
しかも、家を出たタイミングが少しでもずれていたならば
彼はわたくしを見つけることはなかったと思うと
偶然のすばらしさを感じるではありませんか。

そんなこんなで、雨なのに気分よくお買い物を終え
片手に傘を持ちながら、駐車場でカート一杯の荷物を
車のトランクに移していた時のことでございます。
「ダーリン、何たらかんたら~!」
と、近くにいた女性が叫んだのは気付いたのですが
自分のことと思わず荷物を車に積み
再びカートの置かれた場所に向き直ってみますと
…ありません。

「え?」と思って少し視線をずらしますと
荷物を載せたまま、いかにもお高い車方面に
猛スピードでカートが移動中。
それに続くド~ンという衝撃音!

高級住宅街のスーパーには
BMなんたらやベン○が目白押しです。
これでわたくしの人生も終わったと思いきや
わたくしのカートがぶつかったのは
「ダーリン」と叫んでくれた先ほどの女性が
走って当て止めしてくれた彼女のカート。

「今、正に捕まえたわ!ダーリン」

もう、彼女は命の恩人としか言いようがございません。
これほど心の底からThank you!!!と言ったことも
今までなかったかもしれません。

一秒でもタイミングがずれていたら
本当に、わたくし人様の車の修理代のためだけに
働く日々が待っていたことでしょう。

神様、ありがとうございました。

そして皆様、教訓です。

情けは人のためならず。

小さなことから、こつこつと。


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恋人探し

2009-02-12 | どれみのひみつ
皆様ごきげんよう。
職場で唯一の日本人として重宝されている
みそらら どれみでございます。

ってかね、皆様。
時代は中国ですよ。中国。
色々あるようですけれど、まだまだ強いですな、あの国は。
まるで、バブル時の日本をみるようです。

職場にも中国系の方が何人かいるんですけれど
皆さんえてしてハードワーカー。

様々な国から来る方たちとコミュニケーションを取ることが
わたくしどもの重要な仕事のひとつなわけで
より一ヶ国語でも多く話せれば
それだけ大勢の方と会話が可能になるかと思われ
そんななか、日本語を勉強したいという同僚も複数おり
時々日本語会話のお相手をするわたくし。

同僚A「わたしは、ちゅごくじんです」
どれみ「そうですか。じゃあ、B君はなにじんですか」
同僚A「B君は、ぶたじんです」
どれみ「え、ぶたじん?」
同僚A「B君は、ぶたです。ぶたぶたぶたじん」

B君は、どうやら豚人らしいです。

どれみ「雨がふっていますね。雨は好きですか?」
同僚A「あめ、すき」
どれみ「え、雨が好きなんですか?どうして雨が好き?」
同僚A「あめ、かっこいい」

雨は「クール」=「涼しい」ですけれど
「かっこいい」かどうかは疑問。
一応、「涼しい」という言葉も教えたんですけれど
次に雨が降った際に、またテストしてみなければなりません。

さて、ニュージーランドということで職場は普通に多国籍
その中に一人ハンサム過ぎてちょっと話しかけにくい
男の子がいたんですけけれど
昨日、ランチタイムが一緒になってしまいまして
どれみ緊張。

ですが、この男の子が食べること食べること。
あまりの摂取量の多さに、思わず「よく食べますねぇ」と
声をかけずにはいられませんでした。
ええ、なんだかんだ言っても、おばちゃんなんでね。

そこからちょっと会話が弾みまして
結構プライベートなことに直球されたので直球返し。
で、以下のような情報を得ました。

彼は昨年、2年間付き合っていた恋人と別れ
今大変ピッキーになっているとのこと。
ピッキーとは、神経質に選び過ぎている状態とでも言うんでしょうか?
つまり、些細なことにも目をつぶれないわけですな。

ちなみに、その前の自国で付き合っていた恋人とは
5年間関係が続いていたとか…

ハンサムなのに、意外に真面目な模様。
こうなると、基本おばちゃんなのでね
相手を探してあげたくなるわけですよ。

それでどんな女の子が好きなのと聞いたら
やたらテレまくるわけじゃないですか。
いえね、聞き間違いだったらしいんですけれど。

わたくし
What kind of girls do you like?
「どんな感じの子が好きなの?」
と聞いたのに
What kind of guy are you?
「あなたってどんな男なの」と聞こえていた模様。

で、「え、僕がどんな男かって…」と言って
ハンサムな顔で焦ってるじゃないですか。
「違う違う、どんな女の子が好きなの」
と聞き直してしまったんですが
彼がどういう種類の男かという質問の方が
面白かったかもしれないと
今になって惜しいことをしたと思うわけで。

いやぁ、若い男の子をからかうのは、面白いですな。


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ってかね、一番の疑問は
本当に探しているのは女の子なのかってことですよ。
ゲイの多い業界なんでね、一応。


ルイ・ヴィトン・パシフィックシリーズ

2009-02-06 | ちょっと観光情報系
皆様、ごきげんよう。
ルイヴィトン・パシフィックシリーズ開催中の
オークランドからお届けしております
みそらら どれみでございます。

ええ、例によって家の前の道ですとか
お二階の大家さんのバルコニーですとか
お隣の家との境にある塀に登ると
ヨットレースが観戦できたりするわけで。

隣の家との境目の塀に登りルイヴィトン・パシフィックシリーズを観戦するダイエット王子

しかしながら、ルイ・ヴィトン・パシフィックシリーズって何?
という方も多いことかと思われ。


なにそれ?と聞いている みそらら ひばりさん

まぁ、話は若干長くなるんですけれど
「アメリカスカップ」ってございましたでしょう?

1852年、イギリスで開催されたヨットレースに
飛び入り参加したアメリカのヨットが驚きの圧勝
その時ビクトリア女王より託された銀製のトロフィーがのちに
「アメリカスカップ」と呼ばれるようになり
以後、このカップの争奪戦が繰り広げられて来たわけですけれど
132年という長い間、アメリカの一人勝ちが続いていたわけですな。
その後オーストラリアがカップを奪ったこともあれば
ニュージーランドも2回でしたっけ?優勝しております。

そして現在は海はないけど金はあるスイスチームのアリンギが
カップを所有しているわけですけれど
この「アメリカスカップ」というものは
開催する時期もルールもヨットの規定なども
すべてカップ保有国というかカップ保有チームが
決めて良いことになってるそうで
それを良いことにアリンギが次のレースの規定等を
勿体つけて中々発表しなかったわけですな。
それで怒ったアメリカチームのBMWオラクルが
裁判沙汰にしてしまったため
次のアメリカスカップの開催は現在保留中。

ついでに、このアメリカスカップへの挑戦権を得るための
ルイ・ヴィトンカップのスポンサーであるルイ・ヴィトンが
もううんざりだから降りるという話になったとかで
ひっちゃかめっちゃか…

ちなみに、日本も昔出てたよね~、アメリカスカップ!
というのは実は間違いで、日本が参加したのはこの
ルイ・ヴィトンカップの方だけです。
ルイ・ヴィトンカップで優勝したチームのみが
アメリカスカップを賭けて戦えるというしくみなのでね。

でルイ・ヴィトンパシフィックシリーズなんですけれど
これは、こんなひっちゃかめっちゃか状態で
全然レースができないというのもなんなんでと
ニュージーランドがルイ・ヴィトンに代わりのレースを
ここでしませんかともちかけて成立した新規のレースであり
アメリカスカップとも、ルイ・ヴィトンカップともまた別物
しかしながら、参加チームはまるでルイ・ヴィトンカップそのものです。

このようなヨットレースは、本来参加するだけで
かなりの出費を強いられますので
基本的に大きなスポンサーのついた
お金のあるチームしか参加できません。
何でも、ヨットのマストだけで豪邸が買えるくらいのお値段だとか。
そのヨットを開催国に運搬?するだけでも膨大な費用がかかるでしょうし
また、優秀なヨットマン達をチームに留めるのだって
相当額が必要とされるはず。

もっとも、今回のルイ・ヴィトンパシフィックシリーズは
ある意味とても経済的。
なぜなら、レースに使用するヨットは
すべてニュージーランドがご用意いたしました。
なんでも、以前のアメリカスカップでニュージーランドが使用した
2種類のヨットを2隻ずつご提供し
同じヨット対同じヨットで対戦するというわけで
ヨットは毎回使いまわしです。



それでもやはりお金がかかることには違いなく
参加チームの中に今回も中国がいて
日本がいないことが、ちょっぴり寂しい
ルイ・ヴィトンパシフィックシリーズ2009。


「だからなに?」と言っている みそらら ひばりさん





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