劇団どれみ

自称劇作家どれみ、夫はスイス人、NZ在住。3匹の猫の皆さんも作詞家等としてゆるく活躍中。その歌はラジオで流れたことも

飛び込み求職する方たちへ

2009-07-24 | 世界の端っこで世界を想う
突然ですが、わたくしの職業
どうやら若い女の子達から見ると
結構憧れの仕事らしいんですな。
ええ、ご存知のように
わたくしは若くないんですけれど。

で、なぜそう感じるかというと、人種国籍を問わず
さまざまな若いお嬢さん達に聞かれるわけですよ。

どうすればこういう仕事につけますかとか
どういう学校に行けば良いですかとか
どんな資格が必要なんですかとか
ここで働いてみたいんですけれど
どうすれば良いですか、とかね。

はっきり言いましょう。
資格は必要ありません。
学歴も、大卒だろうが高卒だろうが
そんなに関係ありません。

で、わたくしども、求職者に対しては
CV(履歴書)をお持ちでしたら
お預かりしますと言うように指導されております。

ええ、この国、飛び込みで仕事ないですかって来る人も
多いですのでね。

前のオフィスでも、時々飛び込みで仕事探しに来る人はいましたけれど
今の職場ではほぼ毎日数人から上記のような質問を受けたり
CVをお預かりしたりという状態。
まぁ、世の中不景気というのも、関係してるのかもしれませんけれど。

でですね、ここで何が言いたいかと申しますと
確かにこの仕事は、資格も学歴もあんまり関係ありませんけれど
接客業なんですよ。接客!
それなのにいきなり名乗りもせず、用件も言わずに
「マネージャーに会わせてください」
というような人は、もうそれだけで失格なんです。

ええ、ここだけの話、飛び込み求職の場合
受け付けたスタッフに気に入ってもらえなければ
その時点でアウトです。
実際、マネージャーからも、スタッフ全員
NGを出す権利を与えられております。
わたくしどもが、CVの上に「ダメ」と書いたら、望みなし。
だから、学歴も資格も関係ないんですな。

大切なのは「この人となら一緒に働ける」と思わせること。
それを、下々のスタッフなんか関係ないわという態度で
いきなりジャーマネ呼んでって、あなた、どこのお偉いさんなんですか?
こっちは苦情かと思って、焦るじゃないですか?

ええ、具体的には先日のことなんですけれど
若い中国人の女の子にジャーマネ呼んでって
いきなり言われたわけですよ。
で、ご用件はとお伺いしたところ
先週CV持ってここに来たんだけれど
未だに誰も連絡してこないとご立腹なんですな。
で、わたくし申し上げました。
こちらでは、書類審査に通った方のみにご連絡するようにしておりますと。
それなのに、思い切り疑いのまなざしで
「でもね、私は先日来た時、直接マネージャーと話してるのよ。
その時、中国語を話せる人は有利だって言ってたし」
しかしながら、中国語話せる人は
あなた以外にもゴマンといるんですよ。
わたくしは、話せませんけれど。
でもって、本人前に、いきなりあなたは不向きです
なんて言わないんですよ、普通。

という心の声を押し殺して
「では、どのマネージャーとお話したのですか?」
と聞いても、名前も答えられません。
「そういうことでしたら、メッセージだけはお伝えさせていただきます」
と返答しましたところ、もう敵を見る目ですよ、敵を見る目。
そういう目、普通できますか?
将来先輩になるかもしれない人間に対して?

で、さらに言うわけですな。
「それなら、答えがどっちでも、電話するように言ってちょうだい。
私、待ちたくないのよ。もう、一週間も待ったんだから」と。

「お待ちいただかなくても、結構ですよ。
先ほども申し上げましたように
こちらでは、書類審査に通った方のみに連絡申し上げております。
なぜなら、膨大な数の申込者がいるからです」

ええ、膨大はやや大げさだったんですけれど
スタッフ一、我慢強いと言われているわたくしも
さすがに彼女の「待ちたくない」には堪忍袋の緒が切れまして
言ってしまいました、「お待ちいただかなくて結構」と。
なんかスッキリ。
さらに、一応メッセージを伝えたことが分かるようにと
後日マネージャーからダメ押しの電話を
敢えて入れさせていただいたりね。


この他にも高飛車に「ちょっとこれ(CV)、マネージャーに渡しといて」とかね
接客中に割り込んで来て「この前言われたからCV持って来ました」とかね
「先週も先々週も持って来たんだけど、またCV持って来ました」とかね
そういうの、全員揃って、アウトですから。





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7月4日に生まれて

2009-07-10 | 7人の夫
皆様、ごきげんよう。
なんだかすっかりご無沙汰してしまいました
みそらら どれみでございます。

別に落ち込んでたとかいうわけではなく
何気に忙しかったというかね
まぁ時効なんで言ってしまいますと
以前の会社では勤務中にちょっと記事アップなんてことも
できたりできなかったりだったんですけれど
今の職場ではそんなことは絶対ありえませんしね
それに今こちら冬なんで寒いんですよ。

ってかね、この家、寒いんですよ。
夏は最高なんですけれど、冬はヤバイです。
家の中で足先が痛いと思うほど寒くなるなんて
やっぱり正しくないでしょう?
おちおちPCもできないですよ。
そんなわけで、ゆっくり家探しなんかも始めてましてね
休みの日も何気に忙しかったりする今日この頃。

そんなこの前の土曜日は、夫の誕生日もあったりで
忙しさMAXだったわけでございます。

ええ、わたくしども、子供のいない夫婦なわけで
お互いの誕生日は、結構大きなイベントなんですな。
でもって、今年はわたくし隠し玉を用意しました。

まず、誕生日を忘れた振り!

例年ですと、もう誕生日一週間前くらいから
おめでたいモードに入って行くんですけれど、
今年は当日の朝まで何事もないかのような振りをして
朝食のテーブルの上にダブルプレゼントがど~んみたいなね。
夫も実は忘れられてるのかと思っていた模様。

で、今年のプレゼントなんですけれど
まず一点目が温度計!
温度計と言っても、そんじょそこらの温度計でございません。
湿度計も付いた超高級温度計。
ええ、こんな感じのね。↓っていうか、これなんですけど。



ね、素敵でしょう?
ってか、温度計で199ドルですよ。
もうこれは、温度計界のヒエラルキーでも
かなり高い位置にいると思うわけなんですよ。
ええ、温度計界の王様と言っても良いかもしれません。

この王様なんですけれど、説明書によりますと
温度も湿度も若干狂って表示されることがあるので
間違っている場合はドライバーで直すように
だそうです。

って王様…
家に温度計がないから王様をお迎えしわけで
もうひとつ温度計がないと
王様が正しいかどうかも分からないと思われ…

ちなみに、我が家では、王様をはじめ
こんな感じのヨットアクセサリー的なものを集めています。

ご参考までに、左が天気予報をするバロメーター、右は時計です。

でもって、王様が言うには、今家の中は13度だそうです。
湿度はいつも70をちょっと切るくらい。

寒いです。

しかしながら、13度って、こんなに寒かったでしたっけ?
いえ、王様を疑ってるとかいうことではなくてね。
除湿機でがんがん除湿しまくってるのに
この湿度の高さも気になるわけですが。


それはそうと、プレゼント第二弾は、某ブランドのお財布。
これもね、以前にもしブランド品を持つとしたら
一目でブランド!ブランド!ブランドォ!と分かる
全身ロゴ入りブランド品みたいなものより
見る人が見ればブランドと分かるさりげない物が良いという
事前アンケートを取ってたんですよ。
で、控えめなクレスト付黒の革財布にしたんですけれど
「これじゃ○○って分からないじゃん」ってあなた…
「せっかく会計の時、分かるように持ってやってるのに、
あの店員財布を見もしないよ」ってあなた…

夫も案外俗人であることが判明。

でもって、この日最後の隠し玉が午後4時からの
サプライズ・パーティーだったわけなんですけれど
ええ、もうこの頃の土曜日の行動パターンとしまして
夫は、午前中に一回、午後に一回マリーナまで
ヨットを見に行きます。
あ、ヨット買ったんですよ。
で、夫がそのインテリアをちょっと変えたりしてるわけ。
トイレ新しくしたりとかね、そういうこと。

で、この2回のヨット訪問の合間に、家探しです。
この日も、ちょっと離れた海辺の街の家を一軒見学して
ラーメン屋さんに寄り、店員さんに財布を見てもらえず
一旦家に帰って来たんですけどね。
で、その後作戦通りまたヨットに行くというので
夫が家を出るやいなやパーティー準備ですよ。
で、あれこれスナックなどを用意しておりましたところ
夫が予定外の早さで帰って来てしまい
一体誰が来るのだと問い詰められまして
しかたなくお隣の奥さんがお茶に来るですよと言って
お茶を濁したんですけれど、
確かにお隣の奥さんも来る予定でしたしね。
しかしながら、どう見ても大人3人の午後の紅茶には
多すぎる食べ物群。
ややバレバレ感が漂い始めてしまいましたが
まだ、誰が来るかまでは分かっていません。

と申しますか、この時点で、
私も何人来るか把握しておりませんでした。
何せ、このパーティー決行を決意したのが誕生日前々日、
招待状はご近所さんにはメモ書きをポスト投函、
その他の皆さんは一斉携帯テキストだったりで、
事前に確認が取れてたのは5名のみ。
最終的には、2名のドタキャンがあったものの
6名の訪問者があり、夫を驚かせることには一応大成功!

ちなみに夫は、40代半ばになったそうです。
って、以前から半ばだったというか
かなりアラフィーに近づいているという感じが
ないわけではないのですが…



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