今日は、事後のことになってしまいましたが、「美咲天空祭」と
素晴らしい書を書いてくださった四柱神社の宮坂宮司に
お礼をしようと思い、篠原(マネージャー)と共に、四柱神社に行って来ました。
宮坂宮司とお話をさせていただくと、毎回何か心にある壁が、
ポロッと崩れたりします。そして、「あぁそうか。」と
心の底から納得させられたりするのです。
今回の宮坂宮司とのお話の中でもまた、「あぁそうか。」と、
何回もうなずくことがありました。部分的にちょっとだけ摘んで
書いてみようと思います。
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美咲 『第一回 美咲天空祭の感想etc…なんだか、自分の作った枠に自分で
はまってしまったような…進行表どおりに行かなくて余計に焦ってしまいました…。』
宮坂宮司 『あれだ…。会社の面接マニュアルという本があるんだけど
こうゆう質問きたら答えれば良いとか載っててね、それを一生懸命勉強してね、
対外的な質問には対応できるけど、いざ中身について聞かれたら
何もいえなくなっちゃう。それはそうだよね。本から受け売りの知識だから。
本当に自分が真から想っている事は、何も無くてもスラスラ言えちゃう。
背伸びしないで、あるがままの自分であることだよ。
本当の自分、ありのままの自分を知るためには、
他者とぶつかることだね。それで初めて自分があることがわかる。
ひざを怪我して痛いから、ひざがあることがわかる、
胃が痛いから、胃があることに気づける。
同じように、自分を知るのも、他の人との軋轢・衝突があるから、
自分はこんなこと思っていたんだとか、ありのままの自分を知ることができる。
大いにぶつかることだね。』
私はこのとき、色んな壁が一気に崩れました。あるがままの自分…
どこかで、人と衝突するのが怖いから、嫌だから、やり過ごしたり、
違うことを思っていても口に出したりすることをしなかったことがあったなと…
でも、軋轢・衝突があるから、自分があることに気づけるんだと思うと、
そんな恐怖心や嫌気はどこかに飛び去ってしまい、むしろ他の人との
軋轢・衝突は、気付きをもたらしてくれる、とてもありがたいことの様に
思えてきたのです。180度ものの見方が転換した瞬間でした。
宮坂宮司 『心はね、みんな自分の中にあると思っているでしょ?
でも外にもあるんですよ。ほら、ここだったら全然嫌じゃないでしょ?
(机隔てたところで手をうねらせる)
でも、ここだったら?(目の前40cmほどで手をうねらせる)
ね、嫌でしょ?外にもあるんですよ。心を小さくすると、人が後ろにいても
全く気がつかない。縮こまっちゃうからだね。心を大きくしていって、全部を飲み
込んでいくと、何メートル先の人の気配が分かる。心を大きく持つことだね。』
ステージに上がる時、私が今一番気をつけていることは、
このお話の時に宮坂宮司もおっしゃていた、“心を大きく持つこと”です。
意識を拡大させて、会場の隅から隅まで、私の心で包み込むようなイメージで…
そしてどこまでもその意識が拡大しつづける感覚をしっかりつかんで…
会場にいるそれぞれの方々の全てを捉えられるように…
やはり、心が縮こまっている時の演奏と、拡大しつづけている時の演奏では
見え方が全くちがうと、いつも連れ添って何百回も私の歌を聞きつづけている
篠原(マネージャー)が言っていました。
いつもいつも広く大きく、心を持ちつづけたいです。
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一日のスケジュールが終わり、
家に帰ろうとして見上げた空に浮かぶ雲…
なんだか毛のような、繊維のような、柔らかそうな雲でした。
家に帰り、雲について書かれた本を開いて調べると、
筋雲、そして鱗雲に近かったみたいです。鱗雲は秋の雲らしく、
深まる紅葉に空からも色を加えていました。
夜になると、煌々と月がその姿を現し、満月に向けて
溢れんばかりに主張をしているように見えました。
明日は満月。自分の中にも満ちるものを感じます。
素晴らしい書を書いてくださった四柱神社の宮坂宮司に
お礼をしようと思い、篠原(マネージャー)と共に、四柱神社に行って来ました。
宮坂宮司とお話をさせていただくと、毎回何か心にある壁が、
ポロッと崩れたりします。そして、「あぁそうか。」と
心の底から納得させられたりするのです。
今回の宮坂宮司とのお話の中でもまた、「あぁそうか。」と、
何回もうなずくことがありました。部分的にちょっとだけ摘んで
書いてみようと思います。
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美咲 『第一回 美咲天空祭の感想etc…なんだか、自分の作った枠に自分で
はまってしまったような…進行表どおりに行かなくて余計に焦ってしまいました…。』
宮坂宮司 『あれだ…。会社の面接マニュアルという本があるんだけど
こうゆう質問きたら答えれば良いとか載っててね、それを一生懸命勉強してね、
対外的な質問には対応できるけど、いざ中身について聞かれたら
何もいえなくなっちゃう。それはそうだよね。本から受け売りの知識だから。
本当に自分が真から想っている事は、何も無くてもスラスラ言えちゃう。
背伸びしないで、あるがままの自分であることだよ。
本当の自分、ありのままの自分を知るためには、
他者とぶつかることだね。それで初めて自分があることがわかる。
ひざを怪我して痛いから、ひざがあることがわかる、
胃が痛いから、胃があることに気づける。
同じように、自分を知るのも、他の人との軋轢・衝突があるから、
自分はこんなこと思っていたんだとか、ありのままの自分を知ることができる。
大いにぶつかることだね。』
私はこのとき、色んな壁が一気に崩れました。あるがままの自分…
どこかで、人と衝突するのが怖いから、嫌だから、やり過ごしたり、
違うことを思っていても口に出したりすることをしなかったことがあったなと…
でも、軋轢・衝突があるから、自分があることに気づけるんだと思うと、
そんな恐怖心や嫌気はどこかに飛び去ってしまい、むしろ他の人との
軋轢・衝突は、気付きをもたらしてくれる、とてもありがたいことの様に
思えてきたのです。180度ものの見方が転換した瞬間でした。
宮坂宮司 『心はね、みんな自分の中にあると思っているでしょ?
でも外にもあるんですよ。ほら、ここだったら全然嫌じゃないでしょ?
(机隔てたところで手をうねらせる)
でも、ここだったら?(目の前40cmほどで手をうねらせる)
ね、嫌でしょ?外にもあるんですよ。心を小さくすると、人が後ろにいても
全く気がつかない。縮こまっちゃうからだね。心を大きくしていって、全部を飲み
込んでいくと、何メートル先の人の気配が分かる。心を大きく持つことだね。』
ステージに上がる時、私が今一番気をつけていることは、
このお話の時に宮坂宮司もおっしゃていた、“心を大きく持つこと”です。
意識を拡大させて、会場の隅から隅まで、私の心で包み込むようなイメージで…
そしてどこまでもその意識が拡大しつづける感覚をしっかりつかんで…
会場にいるそれぞれの方々の全てを捉えられるように…
やはり、心が縮こまっている時の演奏と、拡大しつづけている時の演奏では
見え方が全くちがうと、いつも連れ添って何百回も私の歌を聞きつづけている
篠原(マネージャー)が言っていました。
いつもいつも広く大きく、心を持ちつづけたいです。
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一日のスケジュールが終わり、
家に帰ろうとして見上げた空に浮かぶ雲…
なんだか毛のような、繊維のような、柔らかそうな雲でした。
家に帰り、雲について書かれた本を開いて調べると、
筋雲、そして鱗雲に近かったみたいです。鱗雲は秋の雲らしく、
深まる紅葉に空からも色を加えていました。
夜になると、煌々と月がその姿を現し、満月に向けて
溢れんばかりに主張をしているように見えました。
明日は満月。自分の中にも満ちるものを感じます。