美咲-創世記-

宇宙が誕生したあの瞬間は私たちの中に…
シンガーソングライター美咲の日常・心に残った場面を、お伝えしていきます。

整理

2005年09月30日 | 以前の日記
今日は部屋の整理をしました。
私はもともと捨てられない人なので、どんどんどんどん…
色んなものが溜まってきちゃうのです。

でも、その習慣も、もうやめにします。

私の内面とお部屋の整理。
要らないものを捨てて、きれいサッパリになった時、
新しいものが止め処なく、サラサラ血液のように流れ込んでくるのでしょう。

いつでもいつでも産まれ来るままに
流して、流れて、今を生きて…

夕焼け

2005年09月23日 | 以前の日記
今日の夕焼け。
空が波打っているように見えた。
ゆっくりと前進し、形を変えていく雲。

私たちは泳ぐ魚。
ゆらゆら
ゆらゆら…

あの波間から射し込む光目指して…。

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雲間から覗いたその神々しい光は、
まさにこの地上を照らす唯一の恒星です。
太陽、地球、月…
この宇宙全体が、微細で精巧なバランスを保ちながら
拡大し続けている現実に目を向けると、
小さな枠でまた同じように繰り返してしまう私が、
どこか違う次元へと飛んでいけるような気がします。

台風が接近中らしいので、くれぐれもお気をつけ下さい。

美咲クリスマスコンサートin近代美術館について

2005年09月23日 | 以前の日記
聖なる日、あなたの一番大切な人と。

クリスマス。天使たちが舞い降りて、
世界中が愛に包まれる日。
あなたの大切な宝物を、
天使たちから受け取ってください。
あなたの隣にいる大切な人に、
どうぞ愛を分け与えてください。

聖なる日、美咲の歌をお届けします。

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私がはじめて豊科近代美術館に訪れたのは、昨年の6月、美術館のバラ園が色とりどりのバラの花で埋め尽くされている時でした。バラの甘い香りが園内に広がる中、
コンサートをさせていただいたのです。
今も目を瞑れば、あの時の鮮やかなバラの花々が顔を覗かせてくれます。

近代美術館の館内には、銅像や、近代美術で活躍をされていた芸術家の作品が、
所狭しと立ち並んでいます。数々の作品、一つ一つに吹き込まれた命と対話をしながら、
ゆっくりと時の流れを楽しむ…まさに至福の時間だと思いました。

現代と近代の時の狭間を超えて存在する場所…
豊科近代美術館。
真っ白な雪が良く似合いそうなこの場所で、12月24日クリスマスイブに
美咲クリスマスコンサートを開催いたします。バラは聖母マリアの象徴なんだそうです。
アナタの大切な人と一緒に、生まれたての命の輝きに包まれてみませんか?


「美咲クリスマスコンサートin近代美術館」詳しくはこちらから☆
http://www.misakix.jp/12-24Christmas.htm


直通

2005年09月22日 | 以前の日記
とてつもなく深い感動…
深く深くどこまでも沈んでいくような、
大いなるものと繋がりたい衝動に駆られる。
私はどこから生まれ来て、どこへと歩んでいくのか。
その全てを知っている、大いなる光に溶け合いたい衝動に駆られる。
さざめく海が、森のささやきが、
大陸を駆け巡る風が、全てを包む霧が、
私を呼んでいる。
私を呼んでいる…

一振りのタクト

2005年09月20日 | 以前の日記
新しい毎日、新鮮な瞬間が、怒涛のように流れています。
ただ流されるだけならば、容易いことでしょう。
しかし、絶え間ないその流れに乗りつつ全てを支配していくこと…
波を自分の意志で乗りこなす事はなかなか困難です。

それは、一曲の交響曲に幾つもの音色が重なり合い、指揮者がタクトを振る。
一振りするごとに、オーケストラ自体が渦を持って、観客をその渦
(台風の目)へと巻き込み、私たちの魂を揺さぶってくれる。
その「一振りのタクト」に近いものだと感じます。

音楽は“波”の性質を持っています。人間の一生も“波”のようなものです。
また、宇宙も“揺らぎ”に満ちています。

私の体が朽ち果てるまで、日々、タクトを持ち一心に振り続け、熱情溢れた
「魂(生命)の音楽」を表現していきたいのです。

十五夜お月様

2005年09月18日 | 以前の日記
陰暦八月十五夜 中秋の名月。
ラジオから流れてきたドビュッシーの「月の光」が
今夜のお月様にとてもよく馴染んでいました。

秋の夜長の虫の声、静寂、月明かり…
美しかったです。

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「月灯り」   作詞・作曲 美咲 

貴方の心がわからなかった
アタシから逃げてゆく気がしていた
目の前に在るものさえ見えなくて
盲目な自分はコワレテしまいそう
ゆれる水面 それはたぶん
月が流した涙

思い出が散ってゆく 花びらのように
生まれたての月の灯りで照らしましょう

ゆっくりと呼吸をして生きてると
確かめる度に色濃くなる夢よ
ゆれる波紋 それは響き合った
過去のともし火

ひらひらと舞い落ちる花びらのように
散らばった月のカケラを探しましょう
思い出が散ってゆく 花びらのように
生まれたての月の灯りで踊りましょう…    

満月の歌

2005年09月18日 | 以前の日記
今日は満月。

世界の音楽でも、月をテーマにした曲は多いと思うのですが、
美咲の作る曲にも、たくさん月は登場してきています。
特に月と太陽の対比は、闇と光、黒と白、肉体と魂といったように
何にでも当てはめることができるので不思議なものです。
つまり、その事象ひとつひとつに共通項があり、同じだということを
現しているのかもしれませんね。闇があるからこそ光が見え、
闇の中に、全てが凝縮されているのかもしれません。

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「満月」    作詞・作曲 美咲

夜の静けさに この身をゆだね
私が私を忘れる時に
こぼれた涙は 海へと渡り
やがて空を昇り 雨を齎すの

満月そっと降りそそぐ夜にのびた影
どこまでも まぎれてく
幾千万の星屑の中で溶け合って
私は今に大気になる

夜の帷は いつでもここに
瞳を閉じれば 還ってこれる
星の瞬きが この地に届く頃
貴方は何処で漂っているの

満月そっと降りそそぐ夜に伸びた影
どこまでも まぎれてく
幾千万の星屑の中に散っていった
あの頃の貴方を探している

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「満ちる」   作詞・作曲 美咲

月の影 水面に映る
波がそれを連れ去って
後に残るは バラバラな
ヒカリ ヒカリ ヒカリ 光…

月の影 水面に映る
夢がそれを誘って
後に残るは バラバラは
アナタ アナタ アナタ 貴方…

揺れる。揺れろ。揺れよ。一緒に

とけた 月がとけた
太陽に 月がとけた
満ちる 満ちる
世界が 満ちる…

月の影 孤島に注ぐ
雲がそれを遮って
後に残るは バラバラな
アタシ アタシ アタシ 私…
吠える。吠えろ。吠えよ。一緒に

とけた 夢がとけた
太陽に 夢がとけた
とけた 闇がとけた
太陽に 闇がとけた
満ちる 満ちる
宇宙が 満ちる…



恐竜

2005年09月17日 | 以前の日記
17日、カーパークin塩尻という車屋さんの創立10周年記念で
歌わせていただきました。10周年おめでとうございます。
敷地内には、ずらりと100台以上の車、車、車…
そのど真ん中にステージはありました。
たくさんの車と、車を動かす化石エネルギーの恐竜たち、空、雲、太陽、
お客さんに見守られる中、アンコールも含め、4曲ほど歌いました。

共演者のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
お声かけ頂いた関係者の皆さん、聴いて下さった皆さん、
ありがとうございました。

月光

2005年09月16日 | 以前の日記
降りそそぐ月は、まるで私という器を満たしていくみたい…。

昨日の月です。

昼間は存在を空と雲の中に身を隠すけど、
夜になると必ずすぐに見つけられるアナタの光。
古の時を経ても、何ら変わらぬその輝きを、
ずっとずっと見上げていたい…

そんな夜でした。

今日はどんな表情を見せてくれるんだろう?

2005年09月14日 | 以前の日記
海を見ました。
どこまでも広がっている海…
私たちの体の隅々が、海から生まれきたこと。
今一度、生命の原点に巡り逢えた気がしました。