私は今から2年前の春、2004年4月に高校を卒業し、
何か音楽で皆さんのお役に立てることはないかなぁと考え始め
学校や病院や福祉施設にも歌を届ける活動をはじめました。
その中で、2004年6月30日「がんばらない」の著者でも有名な
鎌田實先生のいる、諏訪中央病院の中庭・ハーブ園で
コンサートをさせていただきました。
その当時はメジャーでの展開を約束したレコード会社との
仮契約をしていたのですが、コンサートを聴いてくださった
ある患者さんとの偶然の巡り会いによって、
本当に貴重なひと時を皆さんと分かちあう喜びや、
音楽の可能性に気がつきはじめました。
(その出逢いの詳しくは
2006年新春特集 美咲×篠原正司 Misakix誕生記念対談
http://www.misakix.jp/taidan2006.htm にも書いてあります)
私は昔からいじめられっこでした。有名になって今まで私を
馬鹿にしてきた人たちにアッと言わせてやりたい気持ちが正直ありました。
しかし、活動を通し、たくさんの方々や、自然と触れていくうちに
だんだんとその気持ちが薄れていき、元々私の歌が持っている役割を
最大限に引き出すような活動をしていきたいなと思うようになり、
現在にいたります。
諏訪中央病院での出逢いから間もなく、Misakixマネージャーの篠原と
諏訪湖のほとりで話しながらギターを爪弾いていたときに
舞い降りてきたのが「いのちの歌声」です。
かけがえのない、いのち。
常に流れ込んでくる新しい生命の鼓動は、
いつも、いつまでも、歌いつづけているのかもしれません。
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「いのちの歌声」
サラサラ… 過ぎてゆく時は砂の様に
サラサラ… 音立て静かに流れていく
サラサラ… 揺らめく鼓動に耳を澄ませたら
サラサラ… 生命(いのち)の歌声 聞こえてくる
降りしきる あの光
どうか決して 忘れないで
この地上から月を見上げ歌うの
強く 強く…
この地上から月を見上げ祈るの
強く 強く…
サラサラ… そよめく想いはハルカカナタへ
サラサラ… あの人と同じ風を仰ぎ
サラサラ… 揺らめく鼓動に耳を澄ませたら
サラサラ… 生命(いのち)の歌声 聞こえてくる
スミレの花が叫んでる
どうか決して 忘れないで
この地上から月を見上げ歌うの
強く 強く…
この地上から月を見上げ祈るの
強く 強く…
また出逢えるのならば
あなたと一緒に…
この地上から月を見上げ歌うの
強く 強く…
この地上から月を見上げ祈るの
強く 強く…
この地上から月を見上げ歌うの
強く 強く…
この地上から月を見上げ祈るの
強く 強く…