昨日の突風で店の電光看板の吊鎖が切れて、傾いてぶら下がった状態になった。
賃貸ビルの管理人から電話を貰い急遽駆けつけたのだが、幸い看板下の駐車場には一台も駐車しておらず
事なきを得たが、看板を吊ったのは私自身であったが、まさかわずか9ヶ月で使用したチェーンが切れるとは・・・
※新しい看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/20/32ef879c54bcaa3a265d891012c2e0e7.jpg)
写真の『ほたる』の看板の上に付いていた物を取り外し、ロープで吊り下ろし、ついでにその下に付いていた
今は空きになっている以前の店子の物を使用することになった。
それが又一苦労で、吊ってあるアングルバーのボルトとナットは錆びて回らない。
四苦八苦の末に金鋸で切ることに・・・・・・がこれが又切れない。
それではとサンダーを持ち出して切る準備をしたのだが、今度はそこまで届く延長コードが無い(汗)
最終的に手金鋸で切ることにして近所の金物屋に買いに走り、やっとのことで既存の看板を下ろした。
店の繁忙時間も迫っていたので、残りの作業は翌日に持ち越すことに・・・・。
翌日である本日、下ろした看板の解体作業を開始した。
アングルで骨組みを溶接で組んであり、そこに『ターポリン』という看板自体のデザインを印刷した布地が張ってある。
何せ再利用どころか電球の交換も思慮に入っていない構造の物が多いので、止め金具はリベットが使用してある。
その50個以上あるリベットを外すには、金属用ドリルで頭を落とすしかない。
まことに根気の要る仕事であるが、ようやく解体作業が完了、昨日のうちに作成していた
新しい『ターポリン』を張り付ける作業に入った。
※以前の看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/eb/14b521f6c0d37715f239f1516f9eb8e2.jpg)
元の錐穴の中から綺麗にリベットの残骸を取り除き、元通りにの形に新しい『ターポリン』を張り
元の形に再生していく訳だが、再生する前にふと思った。
中の電光用の蛍光灯が付くかどうか心配になり、一旦仮繋ぎで蛍光灯の点灯テストをした。
案の定、3本入っていた蛍光灯のうち2本は点灯しない。
ここで問題となってくるのは、蛍光灯は針金だけで吊ってある場合の多いこの手の看板、
電灯が切れているだけとは限らない。
とりあえず蛍光灯を新しく買い、ついでにグローランプも交換した・・・・がそれでも点灯しない(汗)
この蛍光灯を点灯させるにはこちらでは『バラス』と呼ばれる安定器が必要となってくるが、
従来から付いている安定器の故障が考えられる。
今度は安定器を買いに更に金物店へ・・・・安定器を新しい物に交換し無事点灯した。
今回は幸いにも金物店が近くにあるので、大体の部品は直ぐに調達できたが、
これが金物店が遠方だとなると、大変な時間と数倍の経費がかかる訳である。
普通は自分で材料の調達や取替え工事などする人間は少ないだろう。
したがって外注の工事人に依頼することになるが、この工事人も慣れた人でないと
部品の買い忘れなどが頻繁に起こり、今回私が経験したことと同じように数回に渡り
金物店に通うことになる。
普段頻繁に使う部品などは大まかには揃っているが、使用頻度の低い部品などは、この金物屋に
置いておらず、先日いきなり外部ブレーカーが燃えた時など、かなりの数の金物店を回った記憶が
生々しくよみがえった。(笑)
いずれにしても看板の電球が切れる度に、このような事が繰り返されるフィリピン、今回は多少手間が
かかったが、同じ徹を踏まないように直ぐに蓋を取り外せるような構造に改造したが、
こういう出来事に遭遇するたびにいつも思うのだが、この単純であろう筈の電球交換の為に
高所の看板をわざわざ外して解体しなければならないと言うことに疑問を感じないのだろうかと
思う私である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/70/f3bc9b655e28b61ba4e683009146f334.jpg)
それにしても今回の工事でつくづく感じたことは、こちらの工事人は
なんと根気のいる仕事しているのだろうと言うことである。
まず始めに取り掛かる前に高所へ上る為の脚立の心配から、工具の心配、
もちろん立て替えて材料を買うなどと言うことは一切しないことも含めると、
考えられない程の長期工事になるのを納得するような場面もある。
まあカリカリした方が負けだということを一番理解しているのは、
工事をする本人達、工事の発注者も理解していなければとても身が持たないと言うことを
改めて感じた次第である。
因みに最後の写真に写っている隣の『SHAKEYS』は完工まで2ヶ月以上、その隣の『CHANMARU』と言う
韓国レストランは完工まで4ヶ月以上かかったように記憶している。
賃貸ビルの管理人から電話を貰い急遽駆けつけたのだが、幸い看板下の駐車場には一台も駐車しておらず
事なきを得たが、看板を吊ったのは私自身であったが、まさかわずか9ヶ月で使用したチェーンが切れるとは・・・
※新しい看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/20/32ef879c54bcaa3a265d891012c2e0e7.jpg)
写真の『ほたる』の看板の上に付いていた物を取り外し、ロープで吊り下ろし、ついでにその下に付いていた
今は空きになっている以前の店子の物を使用することになった。
それが又一苦労で、吊ってあるアングルバーのボルトとナットは錆びて回らない。
四苦八苦の末に金鋸で切ることに・・・・・・がこれが又切れない。
それではとサンダーを持ち出して切る準備をしたのだが、今度はそこまで届く延長コードが無い(汗)
最終的に手金鋸で切ることにして近所の金物屋に買いに走り、やっとのことで既存の看板を下ろした。
店の繁忙時間も迫っていたので、残りの作業は翌日に持ち越すことに・・・・。
翌日である本日、下ろした看板の解体作業を開始した。
アングルで骨組みを溶接で組んであり、そこに『ターポリン』という看板自体のデザインを印刷した布地が張ってある。
何せ再利用どころか電球の交換も思慮に入っていない構造の物が多いので、止め金具はリベットが使用してある。
その50個以上あるリベットを外すには、金属用ドリルで頭を落とすしかない。
まことに根気の要る仕事であるが、ようやく解体作業が完了、昨日のうちに作成していた
新しい『ターポリン』を張り付ける作業に入った。
※以前の看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/eb/14b521f6c0d37715f239f1516f9eb8e2.jpg)
元の錐穴の中から綺麗にリベットの残骸を取り除き、元通りにの形に新しい『ターポリン』を張り
元の形に再生していく訳だが、再生する前にふと思った。
中の電光用の蛍光灯が付くかどうか心配になり、一旦仮繋ぎで蛍光灯の点灯テストをした。
案の定、3本入っていた蛍光灯のうち2本は点灯しない。
ここで問題となってくるのは、蛍光灯は針金だけで吊ってある場合の多いこの手の看板、
電灯が切れているだけとは限らない。
とりあえず蛍光灯を新しく買い、ついでにグローランプも交換した・・・・がそれでも点灯しない(汗)
この蛍光灯を点灯させるにはこちらでは『バラス』と呼ばれる安定器が必要となってくるが、
従来から付いている安定器の故障が考えられる。
今度は安定器を買いに更に金物店へ・・・・安定器を新しい物に交換し無事点灯した。
今回は幸いにも金物店が近くにあるので、大体の部品は直ぐに調達できたが、
これが金物店が遠方だとなると、大変な時間と数倍の経費がかかる訳である。
普通は自分で材料の調達や取替え工事などする人間は少ないだろう。
したがって外注の工事人に依頼することになるが、この工事人も慣れた人でないと
部品の買い忘れなどが頻繁に起こり、今回私が経験したことと同じように数回に渡り
金物店に通うことになる。
普段頻繁に使う部品などは大まかには揃っているが、使用頻度の低い部品などは、この金物屋に
置いておらず、先日いきなり外部ブレーカーが燃えた時など、かなりの数の金物店を回った記憶が
生々しくよみがえった。(笑)
いずれにしても看板の電球が切れる度に、このような事が繰り返されるフィリピン、今回は多少手間が
かかったが、同じ徹を踏まないように直ぐに蓋を取り外せるような構造に改造したが、
こういう出来事に遭遇するたびにいつも思うのだが、この単純であろう筈の電球交換の為に
高所の看板をわざわざ外して解体しなければならないと言うことに疑問を感じないのだろうかと
思う私である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/70/f3bc9b655e28b61ba4e683009146f334.jpg)
それにしても今回の工事でつくづく感じたことは、こちらの工事人は
なんと根気のいる仕事しているのだろうと言うことである。
まず始めに取り掛かる前に高所へ上る為の脚立の心配から、工具の心配、
もちろん立て替えて材料を買うなどと言うことは一切しないことも含めると、
考えられない程の長期工事になるのを納得するような場面もある。
まあカリカリした方が負けだということを一番理解しているのは、
工事をする本人達、工事の発注者も理解していなければとても身が持たないと言うことを
改めて感じた次第である。
因みに最後の写真に写っている隣の『SHAKEYS』は完工まで2ヶ月以上、その隣の『CHANMARU』と言う
韓国レストランは完工まで4ヶ月以上かかったように記憶している。
満足出来ないでしょうが、どうやら工事が終りましたね、昨晩また部屋のタイルがバリバリと音を出し剥がれ出しました。技術ミスと、材料不良による、タイルと、モルタルの剥離です。此の国では何でも当たり前、初めから全て諦めています。そうしないと、血が頭に上り、血管破裂ですね、日本人は事が起こった後の事迄想定しますが、フィリピン人は事が起こってから、対処しますね、お疲れ様でした。【笑】
フィリピンに数多く日本食屋さんが有りますが、店主自らここまで補修工事を
するお店は、蛍だけでしょうね。(笑)
日本の常識は持ち出したくは無いですが、あまりにも不効率・無駄の
多すぎには国境は無いと思います。
それでも、今だけや今の状態が良ければ良いとの発想は、
やはり国民性かな?(笑)
メンテナンスの世界にも、バハラナ持ち出されても困りますネ。(笑)
普通の作業や発想を、ジャパン・テクノロジーとか言って
驚いて居る場合じゃないでしょ。(爆)
日本とフィリピンの違いに関して、かなり笑って済ませられる私ですが、骨の髄まで「日本人」ですから、「ブチッ」となるケースもあると思います。移住しておられる方は、凄いですねぇ!
ショウタさんは、本当に器用ですね。
ご自分でやった方が物事がスムーズに運ぶのでしょうが、とてもマネが出来ません。
我が家では、片付けもままならない状態ですが、。ショウタさんなら、とっくに終了しちゃってるな、きっと。
釜飯の釜は横川のイメージがあり、焼き物だと思ってましたが、本格的な釜なんですね。驚きました。日本でもあまり見ませんよね。
調理時間がかかっても、食べてみたいです!
>昨晩また部屋のタイルがバリバリと音を出し剥がれ出しました。
えっ早いですね、接着の具合が悪かったんですかね・・。
私は少量のタイルだとシリコン・シーラントを使ってしまいますが、
大量だと接着剤の方が高くつきそうですね。
>初めから全て諦めています。そうしないと、血が頭に上り、血管破裂ですね
来る大工や他の職人は道具が揃っていないのが当たり前、
そう考えるようになりました(笑)
昨日も脚立の調達に困り、買い求めてしまいました(笑)
ところで現在は日本の食品の在庫が薄くなっていますね。
先日パサイのカーティマルに行ってきましたが、納豆がどこも無し、
探し回った挙句、小さなオープンスタイルのグロッサリー店に有りました。
今度ははダニエルさん、納豆作りをして見ませんか・・・・(笑)
>店主自らここまで補修工事を
するお店は、蛍だけでしょうね。(笑)
いや他にもいらっしゃると思いますよ。以前私と同姓の方で
焼き鳥屋を経営していた方は、店をほとんど一人で作っていました。
自分で材料の調達や工事をやっていると、何となくフィリピンが見えてくるのですね(笑)
>それでも、今だけや今の状態が良ければ良いとの発想は、
やはり国民性かな?(笑)
段取りが苦手なのは確かにそうなのですが、使用人と雇用主の関係、
これが無気力にさせる原因の一つでもあるように感じます。
>普通の作業や発想を、ジャパン・テクノロジーとか言って
驚いて居る場合じゃないでしょ。(爆)
ハハハ、確かにテクノロジーでも何でもない、アメリカなどは自分で工事をするのに
慣れていますよね。そうした材料も容易に手に入るし誰でも買える。
買い物ですら信頼して任せられないここの国、何かが違いますね。
とそう言えば自分の国に帰りなさいと直ぐに返事が返って来るでしょうけど・・。
ご自分でやっちゃうなんて凄いですね!
しかも調達品がよく揃ったと思って関心しちゃいました。
何でもできちゃうマスター~ かっちょいい~
>移住しておられる方は、凄いですねぇ!
ある意味それを克服するのが第一の課題かも知れません(笑)
>ご自分でやった方が物事がスムーズに運ぶのでしょうが、とてもマネが出来ません。
もともと待つのや仕上がりが気に入らないのが好きじゃありません。
まあ今のフィリピンに限ってですが、日本であれば職人さんにすべて任せると思います(笑)
>釜飯の釜は横川のイメージがあり、焼き物だと思ってましたが、本格的な釜なんですね。
はい私もこの釜飯をお客さん用に出すとは夢にも思っていませんでしたが
業務用の一人用釜飯の釜を頂いたので、これはやらなきゃ失礼に当たりますもんね(笑)
まだおでん鍋も有ります。時期を見て追々に出していきます。
是非yuさんの為に一度料理を作ってみたいものです。
>ご自分でやっちゃうなんて凄いですね!
いやいや、きっとkatさんも出来ると思いますよ、やるのは私ではなく道具です(笑)
又雨が降りそうですね、お仕事気をつけて頑張ってください。
今日は七月七日で七夕です。
当地は旧暦でやりますので、八月なんですけど、商店街は活気がありませんので、寂しい限りです。
JPMは好評のようですね。日本の方なら「あれっ?!」と思いますし、地元の方にも受け入れられると思います。
私は一曲も唄えませんが、ハハハ。
昨日は七夕でしたね、天の川は見えたのでしょうか・・・。
>商店街は活気がありませんので、寂しい限りです。
そうですか、やはり日本も大変なのですね。
>JPMは好評のようですね。
日本人は日本の曲名を必死で考え、フィリピン人は自分の国がオリジナルだと思っていたのが
日本のオリジナルだと聞くと驚いております。