2007年もあと1カ月となった今、
またぞろ無性に聖地巡礼をしたくなった。聖地が私を呼んでいるように思えるのは気のせいだろうか。そこで、まず真っ先に行きたいと思ったのは、もうかれこれ10年以上もご無沙汰している奈良の天河神社だった。それで2008年のお正月は天河で迎えようと計画を立て、宿を探したのだけど民宿がすべて年末年始は休みだということで、残念ながら天河詣では延期せざるをえなくなった。
柿坂神酒之祐宮司の、あの玉の声によるすばらしい祝詞を聞きたかったのに。
仕方がないので他の聖地に行くことにした。
選んだのは京都の鞍馬寺と天橋立(あまのはしだて)。鞍馬寺には以前行ったことがあるけれど、「山の魔力」を代表するといわれるだけあって、なんとも奥深く底知れぬエネルギーを感じる場所だ。寺伝によれば、その原初の歴史は、650万年前に金星から地球の霊王として遣わされた魔王尊サナート・クマラの降臨によって始まったという。
SFや不思議大好きの私にとっては、じつにワクワクする所ではある。天橋立はまだ行ったことがないので楽しみだ。
日本列島は龍体で、世界の大陸のひな型ともいわれていて、神社仏閣のほとんどはこの列島のエネルギーのツボに当たる所に建てられている。
だから宗教が何であろうと、そこはエネルギー磁場がとても強くて特種な「気」が放出されている、いわゆる「聖地」でありうるわけだ。私は宗教にはもはやまったく希望も興味も失っているし、(といっても神道、特に古神道に関しては私は宗教ではないと認識しているので、例外はあるとしても)宗教はいらないと断言する者だけど、トポス=場所には限りない興味がある。そこに置かれた岩や巨石の類は言わずもがな。なぜなら場所は記憶を持っているからだ。場所はいにしえから、そこで繰り広げられた出来事のすべてを記憶している。そうでなければ、なぜその場所に立った時に、そこでしか感じない様々なイメージや言葉(言霊)が私の中に湧いてくるのか、説明することは不可能だ。
そして過去の記憶は、また未来の記憶でもある。このパラレル・ワールドにおいては・・・。
2007年・・・振り返れば今年はなんだか、あっという間に過ぎたなあ。
というよりも、年々時間のスピードが速まっているのを感じる。まるで時間が螺旋状に渦巻きながら、ある一点に集束されていくという感覚・・・そして、ある一点(臨界)に達すると時間は一瞬止まり、世界は反転し、そこからまた逆のベクトルに向かって今度は次第にゆっくりと時間が螺旋状に渦巻いていく・・・そんなイメージが最近頓に頭の中に流れ込んできて仕方がない。
このイメージと今私に起きている様々なシンクロニシティは、いったい私をどこへ連れて行こうとしているのだろう。
夜空を見上げれば、今夜もシリウスとオリオンが語りかけてくる。
覚醒したい。
またぞろ無性に聖地巡礼をしたくなった。聖地が私を呼んでいるように思えるのは気のせいだろうか。そこで、まず真っ先に行きたいと思ったのは、もうかれこれ10年以上もご無沙汰している奈良の天河神社だった。それで2008年のお正月は天河で迎えようと計画を立て、宿を探したのだけど民宿がすべて年末年始は休みだということで、残念ながら天河詣では延期せざるをえなくなった。
柿坂神酒之祐宮司の、あの玉の声によるすばらしい祝詞を聞きたかったのに。
仕方がないので他の聖地に行くことにした。
選んだのは京都の鞍馬寺と天橋立(あまのはしだて)。鞍馬寺には以前行ったことがあるけれど、「山の魔力」を代表するといわれるだけあって、なんとも奥深く底知れぬエネルギーを感じる場所だ。寺伝によれば、その原初の歴史は、650万年前に金星から地球の霊王として遣わされた魔王尊サナート・クマラの降臨によって始まったという。
SFや不思議大好きの私にとっては、じつにワクワクする所ではある。天橋立はまだ行ったことがないので楽しみだ。
日本列島は龍体で、世界の大陸のひな型ともいわれていて、神社仏閣のほとんどはこの列島のエネルギーのツボに当たる所に建てられている。
だから宗教が何であろうと、そこはエネルギー磁場がとても強くて特種な「気」が放出されている、いわゆる「聖地」でありうるわけだ。私は宗教にはもはやまったく希望も興味も失っているし、(といっても神道、特に古神道に関しては私は宗教ではないと認識しているので、例外はあるとしても)宗教はいらないと断言する者だけど、トポス=場所には限りない興味がある。そこに置かれた岩や巨石の類は言わずもがな。なぜなら場所は記憶を持っているからだ。場所はいにしえから、そこで繰り広げられた出来事のすべてを記憶している。そうでなければ、なぜその場所に立った時に、そこでしか感じない様々なイメージや言葉(言霊)が私の中に湧いてくるのか、説明することは不可能だ。
そして過去の記憶は、また未来の記憶でもある。このパラレル・ワールドにおいては・・・。
2007年・・・振り返れば今年はなんだか、あっという間に過ぎたなあ。
というよりも、年々時間のスピードが速まっているのを感じる。まるで時間が螺旋状に渦巻きながら、ある一点に集束されていくという感覚・・・そして、ある一点(臨界)に達すると時間は一瞬止まり、世界は反転し、そこからまた逆のベクトルに向かって今度は次第にゆっくりと時間が螺旋状に渦巻いていく・・・そんなイメージが最近頓に頭の中に流れ込んできて仕方がない。
このイメージと今私に起きている様々なシンクロニシティは、いったい私をどこへ連れて行こうとしているのだろう。
夜空を見上げれば、今夜もシリウスとオリオンが語りかけてくる。
覚醒したい。