27時間鈍行乗りっぱなしで北海道にやってきました。
到着時点では、札幌市内の宿泊地が決まっているだけで、
まだ何も予定を立てていませんでした。
北海道まで来て、宿泊地にふさぎこんでいるのは、それこそ時間が勿体無い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d1/e6762e3087d08f6a54d9609a97dbc8b9.jpg)
「北海道&東日本パス」もまだまだ有効期限があります。
ご無沙汰していた、道央のローカル線を訪ねてみることにしました。
少々マニアック過ぎて、同行者がいたら逃げ出すでしょう。
今、一人でだからこそ楽しめる旅があります。
札幌に着いた翌々日のレポです。
~~~
母がスーパーで買ってきた生ラーメンを
あるいはもう一品、とカップラーメンを食卓に並べて、食べると、
決まったように
「北海道行った時のみたいなおいしいラーメンを食べたい」
「あのときのラーメンが忘れられない」
と言います。
小学校6年生の夏、北海道への家族旅行の際に、
千歳空港(当時)からレンタカーを借りて立ち寄った、
何とか市場で食べたラーメンを母は忘れられないのだそうです。
曰く、お土産屋さんか市場の中にあるラーメン屋さん、とのこと。
千歳市にある「~市場」を検索サイトで調べてみました。
出てきました。
実家に電話で確かめると、横にいる父が「そうだ」と言っています。
なんだ、知ってるんじゃん。
25年ぶりの味、確めに行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f4/661fd5750450966db56945679dda3914.jpg)
札幌駅を9時に出発し、まずは新千歳空港へ。
快速「エアポート」、最高速度130km/hでかっ飛ばす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ef/f832776c6b24d8399fada86bf47517fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/eb/f661e39da97f586ecc09afd60b9f84ee.jpg)
JR新千歳空港駅は、デンマーク国鉄との提携で、
デザインが北欧チックです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a1/35d27a3b4f89206c4f57833c9641d1a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c9/b6b64860c432660b023b68e3f8ef2b90.jpg)
飛行機には乗らないけれど、探検します。
日本の空港、いるだけでわくわくします。
(ヨーロッパでは、こんなにお店があるの、
オランダのスキポール空港ぐらいでしょうか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e8/7ccd4e369dd64775bef864b68a3ee140.jpg)
北海道名物。近寄ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/96/45a50b0b564f86941fcc500c0841149b.jpg)
名台詞が耳なし法一のお経のように。芸が細かい・・・
JRで千歳駅まで戻ります。
目指す「何とか市場」は、千歳駅から約2kmです。
国道36号まで出て、国道を南下。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5d/d982c9efb18323ae67f9abc1ab727d05.jpg)
さらに国道から道央自動車道千歳インターへのアクセス道路に入ったところに、
ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/08/991cf338fa9fd4935c0c766426ba2017.jpg)
「千歳道産市場」さん
http://e-okhotsk.com/chitose/
コテコテの外観がたまりません!!本物の数倍立派です。
大型駐車場も完備しており、
通常、団体の観光バスで立ち寄るドライブインといった風情ですが・・・
中に入ると、ちょっと古さを感じますが、
逆に妙な安心感も。
2階に上がると、お座敷とその奥にラーメンコーナーが。
11時ちょっと過ぎに入ったので、お客さんはまだいませんが、
これから混んでくるのでしょう。
ラーメンコーナーのカウンターに座します。
そうそう、こんな感じだったような、おぼろげな記憶が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7b/432f35b097f80e82cfdc0e1d18ecf8af.jpg)
みそラーメン 700円
調理のおかあさんに話しかけます。
ブログ主「こちらはできてからどれくらい経つのですか」
おかあ「30年以上はたつよねー」
やっぱり。
そして、今日の訪問目的を話すと、25年ぶりというのに驚いていました。
おかあ「もっと早く言ってくれれば、チャーシューおまけしたのにね~(笑)」
ちっ、しまった。いえいえ、いいんです。
おかあ「ここ、観光バスで来る所でしょ。
だから、最初に団体で来てくれて、
個人で次に来たときも寄ってくださる方がいらっしゃるんですよ。
うれしいですねー」
それにしても、ラーメン、確かにおいしい!
おかあさんの調理していたのを見ていたからかもしれませんが、
いつわりのない母の味、とでも申しましょうか。
(もちろん、しっかりとしたお店の味です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/9b/db43881a99c434654d5d2af2f98816a1.jpg)
お店のスタッフさん達も、まったくよそよそしさがなく、
それでいて丁寧な対応。あったかいお店です。
こういうお店、今住んでいるフランスにはまだ当たり前に存在しますが、
日本ではがんばって探さないと見つからなくなってきました。
この画像の撮影をお願いしたら、スタッフさん達みんなで寄ってきてくれました。
地元の方には割引も。
ラーメンコーナー以外にも、定食などもあります。
観光バス以外でも入れますよ!ランチにどうぞ!!
25年以上の謎がとけました。帰ったら母に報告です。
次回、母との再来を告げて、お店を後にしました。
駐車場に大型バスが数台、到着しました。
昼食の時間帯の始まりです。
1階のお土産屋さんでお土産を物色し、千歳駅へ戻ります。
ーーー
室蘭市に「母恋」という駅があります。
ここの駅弁「母恋めし」を久しぶりに食べてみようと思います。
そして、昔ガイドブックで「地球が丸く見える」と書いてあり、
名前の通りだな、と思い、
爾来気になっていた「地球岬」を目指します。
千歳線の普通列車で千歳を後にし苫小牧へ、そして室蘭本線で終点室蘭まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c8/206efafc80d14c693271997ce07d79ec.jpg)
途中、湿地の原野で土砂降りになりました。
開けていた窓を一斉に閉める光景も(冷房が付いていません)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/44/6b896369c81750375db848c3042e01f9.jpg)
今走っている室蘭本線沼ノ端駅~白老駅間は、日本一長い鉄道直線区間です。28.7km。
地平線までまっすぐな線路。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/0a/0c4c5f2611eccb4f6b68385f5522c423.jpg)
湯の町、登別で特急に抜かれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/da/5d47aa4d210869d1cb8df98ec042b500.jpg)
東室蘭駅から、室蘭本線「支線」に入り、行き止まりの室蘭駅に到着します。
路線名にもなっている主要都市が支線にあるのも面白いですね。
「母恋めし」は、隣の母恋駅とともに、室蘭駅の売店でも売っています。
まだ帰りまで時間があり、痛んでしまう恐れがあるので、今はやめておきます。
昔の室蘭駅は、ここから1.1km先にありました。
現在、観光案内所になっているとのことで、地球岬への行き方を聞きに行ってみます。
雨はあがっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d3/4849c1ed84c7d438033b47f0733a7db7.jpg)
旧室蘭駅舎、現観光案内所。
バスの時刻表と地図をもらい、地球岬をめざします。
バスで20分ほど、終点の「地球岬団地入口」で降ります。
ここから、道なりにあるいて坂を登ります。
日がさしてきて、暑い。
10分ほど歩くと、突き当たりに出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/cb/4d9f34704922bd330e2cb2f50ae962a7.jpg)
「金屏風」。夕日に照らされると、金の屏風みたいに見えるところから。
今、まさにその時間に差し掛かり始めました。
右に曲がり、さらに5分ほどくねくね道を行くと、駐車場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b8/fee3e58d941f892e67c5ee4d0b6d20a8.jpg)
電話ボックスが地球です。
もうちょっと登ります。
すると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cd/0d6c4eb97db1a8e6b9f3b4d5a1289b88.jpg)
視界がひらけました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4b/05c93e24b92f4cb0ddfbcc05bf29c9cf.jpg)
岬には必ずいつも灯台があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/aff61d344d7be5f0ac883da3a1a2ef49.jpg)
岬にはなぜかいつも鐘があります。
1時間以上、ボーっとしました。
ちっちゃいこと、全部忘れました・・・
地球は大きく丸い。心も大きく丸く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8b/3563342d7907ad2c9503ad9945ea7a1c.jpg)
岬の裏側、母恋の街方面。
帰りは、晴れてきたし、バス代を浮かそうと、下り坂を3kmほど歩きます。
金屏風から一本道で、JR母恋駅に出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/6301cb2a8beeefd90792b675d3611eb1.jpg)
夏の夕方、子供のころに遊びに行った帰りを思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ec/15eb3f7dfc4db6a201edbbb068c6b4d9.jpg)
JR母恋駅。「母恋めし」の売店が併設されていましたが、
閉まっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c4/1cb9ed0bc8b6ab2b91a89f12e817d227.jpg)
普通列車で一駅、室蘭駅に戻ります。
室蘭駅の売店も、既に閉まっていました(泣)。
母恋めし、手に入らず・・・
帰って、札幌でご飯を食べましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b0/fc6cbc901225d0e0afc92a4aa47d721a.jpg)
東室蘭駅、さらに苫小牧、南千歳で乗り換え、行きと同じ道を戻り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c8/4b150946d48bb50233c3d78fc5097ffc.jpg)
札幌に20時過ぎに帰ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/46/3e06661d2965d300650e093476f8db2b.jpg)
本物も拝んでおくことにします。
母の忘れられない味と、室蘭の母恋めしを求めて。
おりしも、母を恋うる旅となりました。
あ、ブログ主はマザコンではないので、そこのところよろしく。
次回もつづく。
猫にまたたび、明日もまた旅。
到着時点では、札幌市内の宿泊地が決まっているだけで、
まだ何も予定を立てていませんでした。
北海道まで来て、宿泊地にふさぎこんでいるのは、それこそ時間が勿体無い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d1/e6762e3087d08f6a54d9609a97dbc8b9.jpg)
「北海道&東日本パス」もまだまだ有効期限があります。
ご無沙汰していた、道央のローカル線を訪ねてみることにしました。
少々マニアック過ぎて、同行者がいたら逃げ出すでしょう。
今、一人でだからこそ楽しめる旅があります。
札幌に着いた翌々日のレポです。
~~~
母がスーパーで買ってきた生ラーメンを
あるいはもう一品、とカップラーメンを食卓に並べて、食べると、
決まったように
「北海道行った時のみたいなおいしいラーメンを食べたい」
「あのときのラーメンが忘れられない」
と言います。
小学校6年生の夏、北海道への家族旅行の際に、
千歳空港(当時)からレンタカーを借りて立ち寄った、
何とか市場で食べたラーメンを母は忘れられないのだそうです。
曰く、お土産屋さんか市場の中にあるラーメン屋さん、とのこと。
千歳市にある「~市場」を検索サイトで調べてみました。
出てきました。
実家に電話で確かめると、横にいる父が「そうだ」と言っています。
なんだ、知ってるんじゃん。
25年ぶりの味、確めに行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f4/661fd5750450966db56945679dda3914.jpg)
札幌駅を9時に出発し、まずは新千歳空港へ。
快速「エアポート」、最高速度130km/hでかっ飛ばす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ef/f832776c6b24d8399fada86bf47517fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/eb/f661e39da97f586ecc09afd60b9f84ee.jpg)
JR新千歳空港駅は、デンマーク国鉄との提携で、
デザインが北欧チックです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a1/35d27a3b4f89206c4f57833c9641d1a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c9/b6b64860c432660b023b68e3f8ef2b90.jpg)
飛行機には乗らないけれど、探検します。
日本の空港、いるだけでわくわくします。
(ヨーロッパでは、こんなにお店があるの、
オランダのスキポール空港ぐらいでしょうか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e8/7ccd4e369dd64775bef864b68a3ee140.jpg)
北海道名物。近寄ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/96/45a50b0b564f86941fcc500c0841149b.jpg)
名台詞が耳なし法一のお経のように。芸が細かい・・・
JRで千歳駅まで戻ります。
目指す「何とか市場」は、千歳駅から約2kmです。
国道36号まで出て、国道を南下。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5d/d982c9efb18323ae67f9abc1ab727d05.jpg)
さらに国道から道央自動車道千歳インターへのアクセス道路に入ったところに、
ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/08/991cf338fa9fd4935c0c766426ba2017.jpg)
「千歳道産市場」さん
http://e-okhotsk.com/chitose/
コテコテの外観がたまりません!!本物の数倍立派です。
大型駐車場も完備しており、
通常、団体の観光バスで立ち寄るドライブインといった風情ですが・・・
中に入ると、ちょっと古さを感じますが、
逆に妙な安心感も。
2階に上がると、お座敷とその奥にラーメンコーナーが。
11時ちょっと過ぎに入ったので、お客さんはまだいませんが、
これから混んでくるのでしょう。
ラーメンコーナーのカウンターに座します。
そうそう、こんな感じだったような、おぼろげな記憶が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7b/432f35b097f80e82cfdc0e1d18ecf8af.jpg)
みそラーメン 700円
調理のおかあさんに話しかけます。
ブログ主「こちらはできてからどれくらい経つのですか」
おかあ「30年以上はたつよねー」
やっぱり。
そして、今日の訪問目的を話すと、25年ぶりというのに驚いていました。
おかあ「もっと早く言ってくれれば、チャーシューおまけしたのにね~(笑)」
ちっ、しまった。いえいえ、いいんです。
おかあ「ここ、観光バスで来る所でしょ。
だから、最初に団体で来てくれて、
個人で次に来たときも寄ってくださる方がいらっしゃるんですよ。
うれしいですねー」
それにしても、ラーメン、確かにおいしい!
おかあさんの調理していたのを見ていたからかもしれませんが、
いつわりのない母の味、とでも申しましょうか。
(もちろん、しっかりとしたお店の味です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/9b/db43881a99c434654d5d2af2f98816a1.jpg)
お店のスタッフさん達も、まったくよそよそしさがなく、
それでいて丁寧な対応。あったかいお店です。
こういうお店、今住んでいるフランスにはまだ当たり前に存在しますが、
日本ではがんばって探さないと見つからなくなってきました。
この画像の撮影をお願いしたら、スタッフさん達みんなで寄ってきてくれました。
地元の方には割引も。
ラーメンコーナー以外にも、定食などもあります。
観光バス以外でも入れますよ!ランチにどうぞ!!
25年以上の謎がとけました。帰ったら母に報告です。
次回、母との再来を告げて、お店を後にしました。
駐車場に大型バスが数台、到着しました。
昼食の時間帯の始まりです。
1階のお土産屋さんでお土産を物色し、千歳駅へ戻ります。
ーーー
室蘭市に「母恋」という駅があります。
ここの駅弁「母恋めし」を久しぶりに食べてみようと思います。
そして、昔ガイドブックで「地球が丸く見える」と書いてあり、
名前の通りだな、と思い、
爾来気になっていた「地球岬」を目指します。
千歳線の普通列車で千歳を後にし苫小牧へ、そして室蘭本線で終点室蘭まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c8/206efafc80d14c693271997ce07d79ec.jpg)
途中、湿地の原野で土砂降りになりました。
開けていた窓を一斉に閉める光景も(冷房が付いていません)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/44/6b896369c81750375db848c3042e01f9.jpg)
今走っている室蘭本線沼ノ端駅~白老駅間は、日本一長い鉄道直線区間です。28.7km。
地平線までまっすぐな線路。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/0a/0c4c5f2611eccb4f6b68385f5522c423.jpg)
湯の町、登別で特急に抜かれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/da/5d47aa4d210869d1cb8df98ec042b500.jpg)
東室蘭駅から、室蘭本線「支線」に入り、行き止まりの室蘭駅に到着します。
路線名にもなっている主要都市が支線にあるのも面白いですね。
「母恋めし」は、隣の母恋駅とともに、室蘭駅の売店でも売っています。
まだ帰りまで時間があり、痛んでしまう恐れがあるので、今はやめておきます。
昔の室蘭駅は、ここから1.1km先にありました。
現在、観光案内所になっているとのことで、地球岬への行き方を聞きに行ってみます。
雨はあがっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d3/4849c1ed84c7d438033b47f0733a7db7.jpg)
旧室蘭駅舎、現観光案内所。
バスの時刻表と地図をもらい、地球岬をめざします。
バスで20分ほど、終点の「地球岬団地入口」で降ります。
ここから、道なりにあるいて坂を登ります。
日がさしてきて、暑い。
10分ほど歩くと、突き当たりに出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/cb/4d9f34704922bd330e2cb2f50ae962a7.jpg)
「金屏風」。夕日に照らされると、金の屏風みたいに見えるところから。
今、まさにその時間に差し掛かり始めました。
右に曲がり、さらに5分ほどくねくね道を行くと、駐車場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b8/fee3e58d941f892e67c5ee4d0b6d20a8.jpg)
電話ボックスが地球です。
もうちょっと登ります。
すると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cd/0d6c4eb97db1a8e6b9f3b4d5a1289b88.jpg)
視界がひらけました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4b/05c93e24b92f4cb0ddfbcc05bf29c9cf.jpg)
岬には必ずいつも灯台があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/aff61d344d7be5f0ac883da3a1a2ef49.jpg)
岬にはなぜかいつも鐘があります。
1時間以上、ボーっとしました。
ちっちゃいこと、全部忘れました・・・
地球は大きく丸い。心も大きく丸く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8b/3563342d7907ad2c9503ad9945ea7a1c.jpg)
岬の裏側、母恋の街方面。
帰りは、晴れてきたし、バス代を浮かそうと、下り坂を3kmほど歩きます。
金屏風から一本道で、JR母恋駅に出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/6301cb2a8beeefd90792b675d3611eb1.jpg)
夏の夕方、子供のころに遊びに行った帰りを思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ec/15eb3f7dfc4db6a201edbbb068c6b4d9.jpg)
JR母恋駅。「母恋めし」の売店が併設されていましたが、
閉まっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c4/1cb9ed0bc8b6ab2b91a89f12e817d227.jpg)
普通列車で一駅、室蘭駅に戻ります。
室蘭駅の売店も、既に閉まっていました(泣)。
母恋めし、手に入らず・・・
帰って、札幌でご飯を食べましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b0/fc6cbc901225d0e0afc92a4aa47d721a.jpg)
東室蘭駅、さらに苫小牧、南千歳で乗り換え、行きと同じ道を戻り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c8/4b150946d48bb50233c3d78fc5097ffc.jpg)
札幌に20時過ぎに帰ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/46/3e06661d2965d300650e093476f8db2b.jpg)
本物も拝んでおくことにします。
母の忘れられない味と、室蘭の母恋めしを求めて。
おりしも、母を恋うる旅となりました。
あ、ブログ主はマザコンではないので、そこのところよろしく。
次回もつづく。
猫にまたたび、明日もまた旅。
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