今日は曇り空で気温も15度ぐらい、昆虫たちもあまり見かけません、サザンカも咲きだし、そろそろ冬支度の季節です。山道の道端ではヌルデが実をつけていました。ヌルデは奄美の山で紅葉が見られる樹の一つですがまだ紅葉はしていません。さて、その実の事で、私の知り合いで熊本から来られ、現在奄美に住んでいる方がこんなことを言われました。「子供の頃、ヌルデの実はよくしゃぶった、塩味がする」、へぇ~そんなことは私の子供の頃は経験しませんでした、そこで、ヌルデの実がなるのを楽しみにしていたのです。今日、手の届く場所で実をつけていたヌルデがあったので、早速手繰り寄せ、観察し、口に入れました。
ヌルデ 沢山の蔓植物に絡まれています
手繰り寄せてみると白い塩の様な結晶が付いていました。どうやら、実から染み出たらしい。
少し採って口に入れると塩味と酸味が口に広がった。なるほど・・・(^^)、これはリンゴ酸カルシウムと言うそうだ、塩の塩化ナトリウムの辛さと違い、まろやかな塩味だ、しかし、これは塩ではない。