9月の声を聞くと、カマキリたちも成虫が多くなります。
出会ったハラビロカマキリは褐色型で、ハマユウの花の上で昆虫を待ち伏せていました。
小さい頃の夏の遊びの思い出といえば、海で泳ぎ、釣りをする。川では泳ぎながら手長エビ捕り、野山では昆虫が遊び相手、スリルのあるハチの巣落とし、これはアシナガバチの巣を見つけると竹ざおで付いて落とすのである、そうするとハチが怒って追いかけてくるが子供の足で逃げ切れるわけがなく、たいてい2,3か所は刺される。カマキリ(幼虫)は捕えて、もっぱら闘わせて遊ぶ。随分と残酷なこともした。
褐色型のハラビロカマキリの幼虫はチャンと呼ばれ、闘わせると強いと信じていたので珍重し血眼になって捜した、しかし、闘わせるとそうでもなく、これは単なる伝説にすぎなかった。
最近の子供はこういう事をする機会が少ないが、最近の親は危ない、きたないと言って子供を自由に遊ばせることもしない。