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みどりぃの日々

42歳、不妊治療で授かった娘を2012年に出産しました!

生まれました!

2013-01-07 | 出産
大変ご無沙汰しています。

先月中旬、38週にて元気な女の子を無事に出産しました。
体重は2800g。
小春日和の午後のことでした。

逆子かつ破裂した卵巣のう腫摘出のため帝王切開での出産。

腰の局部麻酔をかけるのに30分以上時間が掛かっていた気がします。
主治医がお腹を切開しだしてからは数分で赤ちゃんが取り上げられました。
先生が開口一番「うん、しっかりしている子だね」と仰られ、
待機していた助産師さんに赤ちゃんを手渡していました。
私にはまだ我が子の姿は見えません・・

程なくして「オギャー!」とちょっぴり甲高い産声が聞こえました。
胎動と超音波写真で確認してきた小さな命が確かにこの世に生まれてきたんだなぁ!
と実感でき、嬉しくて感動して涙を流しました。

目になみだを浮かべているワタシに気づいた主治医が「痛い?」と聞いてきたので
「いいえ、感激して泣いてます」と返しました。

数分後、生まれたばかりの赤ちゃんと手術台の上で初対面。
ちゃんと人間の姿かたちをしていました(笑)!

その後は卵巣のう腫摘出のため全身麻酔に切り替わったようです。
手術時間は合計で約4時間に及びました(通常の帝王切開は2時間程度)。
破裂した卵巣は自己防衛機能が働いで膿(うみ)となり、
散らばらず一箇所にまとまっていたようです。
通常の帝王切開より大きくお腹を切り、長時間開いていた為でしょうか?
2600ccの大量出血だった為、MFICU(母体集中治療室)で2日間過ごしました。
輸血はせずに済んだようです。

普通病棟に移動してから数日後、手術の合併症で腸閉塞を発症。
卵巣が破裂した時同様の激しい痛みに襲われ、一晩ベットの上でのたうち回っていました。
夜勤の助産師さん達も私もまさか合併症だとは思わず、夜中もお腹の痛みをこらえながら
必死で授乳していました。

赤ちゃんは元気でしたが、母子共に入院延長となり合計20日間病院で過ごしました。
出産直前の緊急入院も含めると1か月以上。
絶食、流動食生活は半月以上となり、あっという間に妊娠前の体重に戻ってしまいました。

妊娠の最後と出産直後のできごとは、ちょっとしたショートストーリーが書けそうな経験です。
退院してようやく1週間が経とうとしている今は、まだ体が疲れやすくここまで書くのが精一杯。

また入院生活や退院後のことが書ける日が来るといいな!