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みどりぃの日々

42歳、不妊治療で授かった娘を2012年に出産しました!

先生のお話、まとめ

2011-11-09 | 体外受精周期、受精障害
初めて望んだ体外受精周期は「受精障害」という私たち夫婦にとって
想定外の出来事で終わりを迎える事となりました。

今日は旦那ちゃん同伴でD3に診察してもらったO先生にお会いしました。
私たちの受精障害は何が原因なのかを聞きたくて。

(以下先生のコメント)
・卵子が6個も採れたのに、今回は残念な結果になってしまいました。
・今までご妊娠しなかった原因のひとつとして、精子と卵子が出会いずらいという
 受精障害があったかもしれません。
・受精障害はどちらに問題があるか特定するのは難しいです。
・ご主人の精子は数・運動量共に全く問題ありませんでした。
・卵子が成熟していない場合、受精しないという事は起こりえます。
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の場合、未熟な卵子が出来やすいという事はありえます。
 しかし今回、採卵日を決めた日(D12)のホルモン値(E2 3000)と卵胞の大きさ(20mm)から見て、
 採取できた6個の卵子すべてが未熟だったとは考えずらいです。
・ふりかけ式の体外受精の場合、卵子が未熟かどうかを判断することは出来ません。
 顕微授精の場合は卵子の顆粒膜を剥がすのですが、その際に成熟しているか見極められます。
・先天的or後天的に卵子の殻が硬いか否かはわかりません(←生まれつきという事は有り得るか質問した)
・AMH高値(55.8)は卵巣刺激過剰症候群に気をつければ良いと思って思って下さい。
・あまりオススめはしていませんが、次回は顕微授精をしてみましょうか?
 ただし顕微の場合、成熟した卵子だけを選んで受精させるので採卵数=受精数とはなりません。
・今回の刺激法で卵子が6個も採れたので次回も同じ方法で良さそうですね。
・卵がたくさん採れたので1周期はお休みしたほうが良いですね。


次はもう顕微授精です! 一個でいいからどうか受精してくれますように!!

体外受精って注射やクスリの影響でで体調や気分がおかしくなるかな?と思っていたけど、
ワタシの場合採卵の痛み以外は全く大丈夫で、それは救われました。
ただ一つひとつの工程を経る度に緊張していました。IVF出来るホルモン値かな?タマゴちゃんと育つかな?
採卵前に排卵しないかな?受精・分割してくれるかな?etc、、採卵前日はとても興奮して熟睡出来ませんでした。
旦那ちゃんも採精日前後は興奮していたようで「今日はボクの出番だった!」と親に誇らしげに言っていたらしい。
(↑それを言うならワタシなんて出ずっぱりの主演女優ですが~。ていうか言っちまったのかい親に)

<今周期の治療履歴> ワタシの病院では今回のやりかたを低刺激法と呼ぶらしい。
D3 内診&血液検査
  クロミッドを11日間服用(D13迄)
D6  HMG皮下注射
D8 内診。卵胞小さいものが・・右6~7個、左3~4個
   HMG皮下注射
D10 HMG皮下注射
D12 内診&血液検査
   卵胞 右)20mm×1、15~16mm×4~5個。左)12~13mm×3~4個
   ホルモン E2 3000、LH 7.8
   採卵日 D15に決まる。
D13 クロミッド服用終了。
    夜22時にHCG筋肉注射。
D15 採卵 右卵巣より6個の卵子を得る
   採精 数・運動量共に問題ナシ
D16 プラノバール服用開始(14日間)→自己判断により12日間だけ服用
D17 受精確認の電話→6個全て受精せず、胚移植中止。
周期32日にてリセット

<今周期の会計> 161,000円(AMH検査代も込み。この検査も含め全て保険適用外)

16万円掛けて、受精障害が判明した周期だったという事になりますな。
これって立派な病気ですよね。こういうケースは顕微授精を保険適用して欲しいものです~

受精障害

2011-11-07 | 体外受精周期、受精障害
こんにちは。今日は昨日と違っていい天気ですね。ココロが救われます。

おととい採卵して6個の卵子ちゃんが得られて、今日順調に行けば胚移植だったんです。

先程、培養室に電話をすると、、、 「6個すべて受精しませんでした」というコメント。

一瞬、何のことやら理解できずボーっとしてしまった。

(以下、培養士さんのコメント)
精子は問題なかったんですが。
初めての採卵で残念な結果となりましたが、受精障害という原因が分かりましたね。
AIHでも結果が出なかったのは受精障害だったと思います。
(ふりかけで受精しない場合、顕微に切り替えてくれるのでは無かったか?という質問に対して)
顕微は初めからそうしないとダメなんです。途中から顕微に切り替えようとした時点で卵子がもうダメになっているので。
次回は初めから顕微授精で対応します
今回タマゴが沢山とれて卵巣に負担がかかっているので、1周期はお休みして頂いて、その次の周期3日目前後のホルモン値をみて採卵出来るかどうか先生に相談して下さい。
お腹のハリや沢山の出血などなければ、受診の必要はありません。
今処方されいる薬(プラノバール)は飲みきって下さい。


すごく事務的に話されました。でもハッキリ言わないと患者に伝わりませんものね。


ワタシは筋金入りの不妊症なんだなぁ・・・(←このような表現で誰かを不愉快にさせてしまったらゴメンナサイ)

・高齢40歳
・子宮内膜増殖症
・チョコレートのう腫
・AMH高値(多嚢胞性卵巣症候群?)
・(切除したけど→)子宮内膜ポリープ&子宮粘膜下筋腫
・受精障害

高度不妊治療を受けなければ授かれない身なのだとつくづく思い知らされました。

旦那ちゃんに電話で説明したら
「原因が分かって良かったじゃないか。今度はタマゴの中に精子をブスっと入れればいいんだろ」
簡単に言ってくれるじゃん。。ま、深刻になったところで状況が変わるわけでもないからイイんですが。
でも電話切ったあとはウワァーッと泣きましたよー
子宮内膜増殖症や粘膜下筋腫が分かった時には涙流さなかったのにサ。

1周期休むと、年末年始にかかるから、もう1周期休んで次回の治療は年明けかなぁ~。

今年は、2度の手術と治療の最終手段(顕微授精)を決めるための1年だったんだな。


さぁ~、注文受けてる仕事を早く終わらせて、家のプチリフォームして、来年こそはベビちゃんをお迎えしますわよ~

初・採卵

2011-11-06 | 体外受精周期、受精障害
おはよーございます今日はチョッと雨模様ですねぇ、、

さて昨日、D15にて初・採卵してもらいました!
結果から言うと、6個のタマゴちゃんが収穫できました。
今頃、旦那ちゃんのものと掛け合わさっていると思います。
何個受精し、何個分割が進むのか・・・未知の世界。ここから先はもう人智の及ばない領域です。

採卵前日の夕方、気合を入れるために1キロ位軽いジョギングをしました。
そのあと夕飯の支度をしていると、ここ数日卵巣のあたりがムクムク違和感・痛かった感覚がスゥーっと無くなりました。
もしかして、走った勢いで排卵しちゃったの?と不安がよぎり、ネット検索。
採卵前はなるべく安静、というコメントや記事が圧倒的。
理由は、沢山育った卵胞・卵巣に圧迫を与えることでまれに排卵する現象があることや、卵巣茎捻転を起こす可能性がある、
から。ひぇ~~~、一気に血の気が引きました。
痛い思いをして注射を打って卵を育ておきながら、自分の不注意で排卵を引き起こしてしまったら、、話にならないではないか!!
この事で頭がいっぱいになり夜は熟睡できず、、
採卵当日の朝、基礎体温を測ると高温期に差し掛かる温度。もうヤバイと思いましたが、腹をくくって旦那ちゃんと病院へ、、

8:15 病院到着。すぐに看護師さんが血圧を測定。
その後、検査着に着替えて採卵を待ちます。この日は朝から絶飲食、ノーメイク・マニュキアの指示でした。
この間に旦那ちゃんは採精をすませ仕事のため病院を後に。。
ドキドキしながら9:00を迎え、採卵専用の部屋へ。今日採卵の患者はワタシ一人らしい。
太ももを固定するベットに寝て、右指先に酸素測定クリップ・左腕に血圧計をつけたところでドクター登場。
D12に診察してくれた男性医師S先生でした。
恐るおそる「昨晩からお腹のハリが急に無くなってしまって、、排卵しちゃったか心配です」とか細い声で伝えました。
すぐに超音波で診てくれて「(卵胞)あるよー。ほら、右も左も。いい感じ、ドンピシャのタイミングだねぇ」
右は6個くらい均一な大きさの卵胞がサッカーボールの模様のように、
左はチョコレートのう腫の影響でひしゃげた不揃いカタチのものが3~4個見えました。
昨日走ったことを白状すると「そういうの気にする人いるんだけど(走ったから排卵するとか)そういうことは
無いと思ってもらって大丈夫。クロミッドD13(採卵2日前)まで飲んだでしょ」

先生は大丈夫派なんだ。でも今後は無茶しないようにしよう、と心の中で誓いました。

膣を消毒し、局所麻酔をシュッシュと膣内にされました。麻酔したてはちょっとだけヒリヒリしたけど、後は何でもなかった。
胚培養士さんもやって来て、採卵開始。先生が「(タマゴ)沢山あるから針痛いと思うけど頑張って!」とワタシに言い
経膣的に超音波で卵巣を見ながら、右から針をさしまーす、と先生の掛け声。刺した瞬間はかなりの痛みが走ります。
個人的には子宮卵管造影の時の様な鈍痛。
卵子が針とつながったチューブで培養士さんのもとに吸い取られていく様で、培養士さんが「来ました」と先生に言っています。卵胞の液が見えるのかな?
麻酔をしているとは言え、ちょっとした痛みや違和感があり、それを解消しようとなるべく息を吐くようにしていたのだけどテンポが速かったみたいで「もっとゆっくり~、頑張って~」と看護師さんに肩を擦られながら励まし続けてもらいました。
5~6分で右が終わり左卵巣に移ったののだけど、5cm大のチョコレートのう腫が邪魔をして卵胞に針が届かない様子。
卵巣動かそうと、先生の指示で看護師さんがお腹をぎゅうぎゅう押してくる。膣も痛い上にお腹も痛い!
気分的にはちょとパニック状態。
S先生が「P先生を呼んでください」と言って、私の主治医が登場。この周期は初めてお目に掛かります。
主治医が優しくお腹を押して検討してくれましたが、チョコレートのう腫を貫通しないと採卵できないと判断。
先生達が診てくれている間、培養士さんは右から回収した卵子の処理を始めていたようで、4個は取れたと言っています。
主治医が「4個かぁー」「針を刺したチョコが体内で出血して腹膜炎を起こす可能性もあるけど、採ってみようか?」
と尋ねたので「先生のご判断にお任せします」と返答。チョコを刺しながら合計3個の卵胞に針を刺しました。
左の回収を始める直前に、看護師さんが右の卵子6個ですと言っていたので、結局右卵巣からしか卵子は回収出来なかった
のだなと後で思いました。
採卵が終わったのは9:25。痛くて長い25分間だった。ベットには血が滴っていました、、
最中は痛かったけど「出産の痛みはこれ以上計り知れないし、こんな痛い採卵はもう二度とゴメンだ。
何としても妊娠してこの上層階の産科病棟に這い上がってやるうっ」
と自分に言い聞かせ耐えました。

その後、回復室で12:30迄横たわりました。採卵後は殆ど痛みも無くケロリしたものです。女って強い!
帰る前にS先生の診察。
膣に詰めてあった止血用のガーゼを取り出し、エコー。チョコの部分はちょっと内出血しているようだけど、あとは問題ナシ。
旦那ちゃんの精子クン達は当初33%の運動率とちょっと悪かったそうですが、活きの良いものを選び出して
88%台のもを使用して下さるそうです。
胚移植日は一応今度の月曜を予定していますが、午前に胚分割の状況を確認した上で最終的に決まるらしい。
「初回だから2~3日目の一番良さそうな胚を移植して、胚盤胞まで育つものは凍結かな」と先生。
ほぉ~、意外なお言葉。複数タマゴ取れないと思っていたので、、

採卵日から2日間 抗生剤、採卵日翌日から14日間 プラノバール錠(黄体ホルモンの補充目的)を服用します。

どんなカタチで胚を戻すのがベストか気になるところではありますが、経験豊富な先生にお任せしたいな~と思っています。
ベビちゃんは授かりもの、ですからねっ

初体外受精周期 D12

2011-11-02 | 体外受精周期、受精障害
こんばんは。今日は半袖にカーディガンを羽織る程度で大丈夫なくらいの陽気だった。

生理周期 12日目
今日はクロミッド錠&とフォリチム注射で育てているタマゴちゃんの成長具合を診るために病院へ。
超音波で確認したら、右卵巣の子達は元気良くて20mm×1、15~16mmx4~5コ、左卵巣の子達は12~13mmx4コ 位
見えました。AMHが高いから、沢山タマゴが出来ていても感動はあんまりなかったけど、投薬効果にオドロキですわっ
また、いつも分厚いと言われ続けて来た子宮内膜は厚み6.5mm。うっ、薄いよね。
クロミッドは内膜が厚くなりずらいとネットで情報収集していたけど、ワタシにも例外なく作用しているという事かしら?

タマゴの発育状況から、排卵時期を調べるために採血もしました。今日はかなり混み合っていて80人待ち。
総合病院だから、不妊治療の患者さんばかりではないんですが、、待っている間に、透明なコットに乗せられた
小さなちいさな赤ちゃんが通りすぎて行きました。運んでいる看護師さん達が「昨日の夜はよく泣いていたよね」など
会話しながら。見知らぬベビちゃんだけど、みんなに見守られながら頑張って大きくなぁれ~

採血の結果、LH 7.8 、E2 3000

ドクター「採卵はあさってか明々後日が良さそうだけど、どっちがいい?」と尋ねて来ました。
    「E2はタマゴが熟してきているのでOKなんだけど、LHがまだ上がって来ていないんだよね」
ワタシ「・・・??? 素人には分からないので、先生のご判断にお任せしたいのですが、、」
ドクター「みどりさんは(今までの記録から)排卵しずらいようだし内膜もまだ薄いので、土曜日に採卵しましょう」
   「採卵日に排卵済みとならないよう排卵を遅らせる注射もありますが、それを打つとタマゴの成長が止まってしまう
   可能性があります。みどりさんは排卵が遅い傾向のようなので排卵抑制の注射はしないでおきましょう」
   「タマゴを育てるフォリスチム注射は、もう打つのは止めましょう。クロミッドは明日まで服用して下さい」


20mmのタマゴが採卵日まで持ちこたえてくれるか心配なんだけれども、複数育てるために注射と飲み薬を投与してきた
わけだから、15~16mmのタマゴちゃん達が採卵日まで育ってくれることを願いたい。そして、確かに排卵日はちょっと遅い
ような気がしていたので、焦らず採卵日(D15の土曜)を待ちたいと思いました。だから先生の言うことにも最終的には
納得(採卵日どっちがいい?と聞かれたときは「えっ?」って思いましたが。)

ドクターは数値と経験から判断を下していくと思うけど、排卵日や受精、着床は最終的には神様にも分からない部分が
やっぱりあると思う。だからD14ではなくD15の採卵に賭けてみようという気になったのです。

明日の夜、HCG注射(タマゴを熟成させて排卵を促進するもの)を打って初採卵に臨みます

ワタシの通う病院では、採卵日2日前の夜22時に上記の注射を打つのが決まりのようです。
この注射は排卵を促進させる作用もあるらしいから、20mmのタマゴがもし採卵時間前に排卵しちゃったらどうしようと
不安がよぎります。
看護師さんに聞いてみたところ「大丈夫心配ないですよ」と言うので、今はもうそれを信じるしかありません

採卵はスプレー式の局所麻酔だそう。何個も採卵となったら痛そうだなぁ、などと皮算用もしてしまうワタシ。
結構能天気な心持ちで初・体外受精周期を過ごしています。

初体外受精周期 D3

2011-10-24 | 体外受精周期、受精障害
こんにちは。ワタシの予測?通りに先週土曜にリセット、D3の今日病院へ行ってきました。

曜日が違い、いつもの主治医ではなかったけどタイミング・人工授精周期にも診てもらった女医O先生。

まずエコーによる内診。
気になっていた左卵巣のチョコレートのう腫の大きさは46.4mm、昨秋より変化ナシ。同じに左もう一つ小さいのもある。
画像を見ながらO先生は「うーん、卵巣の腫れは気になるけど、、採血してホルモン値を見て採卵するかどうか
決めましょう」


D3の採血結果は、、FSH 6.1、LH 7.0 問題なく採卵できるホルモン値だそうで、ホッとしました!

卵巣の刺激方法の希望はあるか聞かれました。
「チョコレートのう腫と子宮内膜増殖症が気掛かりですが、それを踏まえて先生にお任せしたいと思います」
とワタシ。

O先生「人工授精周期でクロミッド服用して卵が2個育ってたわね。(体外受精)初めてだから、、受精もちゃんと
するか確認したいし、2個じゃ淋しいからもうちょっと育つように刺激しましょう」
とのことで、今日から8日間クロミッド
を服用(50mmg×1個/日)して、D6に注射を打つことになりました。そしてD8に診察して卵胞の育ち具合をみるそうです。
説明会で聞いた低刺激法ということかしら?
採卵は来週の見込みらしい。。

はぁ~、やっとやっと体外受精周期のスタート切ることが出来ました
採卵まで漕ぎ着けるか? 左卵巣の採卵はできるか? ちゃんと受精してくれるか? などなどこの先の心配が無い訳では
ないけれど悪い想像はなるべくしないように決めています。

今のワタシに出来ることは、いつも通りの生活をしてなるべく笑顔でいるコト!