goo blog サービス終了のお知らせ 

みどりぃの日々

42歳、不妊治療で授かった娘を2012年に出産しました!

術後・退院後 初診察

2011-09-07 | 子宮粘膜下筋腫
今日はカラリとして過ごしやすい天気ですね~

術後・退院後はじめての診察を受けて来ました。7月25日に手術したので1か月半経過
術後初リセットの生理周期で、16日目もうそろそろ高温期かな。

まず病理組織検査の結果
核出した筋腫は良性
筋腫と一緒に採取した子宮内膜はendometrial hyperplasia,complex(子宮内膜 過形成、複雑…ワタシの和訳)の
可能性、つまり子宮内膜増殖症
→要経過観察。
「細胞異型ですか?」って聞いたらYESと返ってきたのだけど、、
んっ?4月の組織検査のときは同じ英文の病理結果で単純型(細胞異型ナシ)構造異型アリって言われたんだよなぁ..
帰宅してから4月の検査結果と照らし合わせて疑問に思っています
病理組織診報告書には、ズバリ「子宮内膜増殖症」とは書いてなく上記のような英語なので素人には良くわかりません。
ともかくワタシの内膜にはcomplex=複雑なモノがあるってコトなんです。

次は超音波で内診。
手術した部分キレイになってる。婦人科的には何の問題も無い。普通の生活に戻って大丈夫

(執刀医のコメント)
次の生理が来たら不妊外来で今後の相談してみてね。傷口はきれいになったけど、次の生理周期もカラダを休ませたほうが良いと思うよ。体外受精は膣や卵巣に針刺したり麻酔して負担がかかるからね。
子宮内膜増殖症の特別な治療方法は無いです。もう一つ筋腫もあるので不妊治療を止めても定期的に検査を受けて様子をみて下さいね。
左卵管はカメラで入口部分を見てキレイだったけど内部が開通しているかは分からない、ゴメンネ。
もうココには来ないようにね(また手術になりませんように、という意味)!


筋腫は良性で、傷の治りも順調で良かったぁ けど依然として子宮内膜は良好ではないらしい、、ベビーが着床するベットが居心地悪いってことよね
内膜の病理検査のコメント焼灼変性が加わっており細胞の性状が不明瞭です。endometrial hyperplasia,complexの成分の可能性もあります」の前段を噛み砕いて解釈すれば、、電気メスで焼き縮れちゃって良くわかんないけど となります。あいまいな診断は受け流して、、ワルイ部分は4月の内膜ソウハと7月の筋腫核出で取り去ったと思い込むことにしよう!
前にススムためには、気の持ちようって大切よねっ
先生はもう普通の生活に戻って大丈夫!と言っていた。次の生理周期は、体外受精前の最後のタイミングゥ~
頑張ってみよ

術後、初リセット

2011-08-30 | 子宮粘膜下筋腫
今日も過ごしやすい天気だったぁー。久々に1時間お散歩しちゃいました

粘膜下筋腫、手術後の初リセットついてご報告。
今日はすでにD7 すっかり初リセット終了しちゃってます。。

結果的に周期54日でリセット! 経血量、日数ともに普通。生理痛も軽くあり、これも普段レベル。

手術周期はディナゲストを服用してました。このクスリを飲んでいる間は卵巣がお休みしている状態だったみたい。
服用終了後ねむりから目覚めた卵巣ちゃんが「あっ、シゴトしなくちゃ!」と思い出したように、排卵起こしたり(病院で
診てもらったわけじやないけど、のびオリがしっかりあった)、高温期の状態になったりして、初リセットを迎えました。
リセットを迎えられた事に感謝
初リセットまでの経過をカンタンに書き留めておきます
6/30、 D1 夜~リセット
7/1、 D2 ディナゲスト服用開始
7/22、 D22      服用終了(21日日間)
7/25、 D26 粘膜下筋腫核出術。夜、軽く出血
7/28、 D29 軽く出血
7/29、 D30 軽く出血
7/30、 D31 水っぽいオリモノにうっすらピンク色の血(~8/4まで続く)
8/5、 D37 気分がモヤモヤ。PMS(月経前症候群)のような症状だったけど、排卵期でした。
8/6、 D38 のびオリ(~8/9まで続く)
8/9、 D41 高温期(14日間)。
      いつも通り胸もハリハリ(~D49まで)。
8/23、 D54にて初リセット!

来週は、術後・退院後の初診察。1ヵ月以上経過して、切除部分はどうなっているのかな?

粘膜下筋腫 6 会計

2011-08-19 | 子宮粘膜下筋腫
今夜は昨日までの猛暑から一転、涼しい晩ですねっ

病院に作成して頂いた診断書を保険会社へ送付したところ給付金の通知が来ました。
今回の手術にかかった一連の費用を書き留めておきます

◇婦人科初診 210円(同じ病院で内視鏡専門医に初めてかかりましたが、再診扱いの金額でした)

◇子宮・卵巣MRI 5,700円

◇ディナゲスト錠(1mg)2錠/日×21日間 6,220円(子宮内膜が厚くならないようにする薬、手術しやすくする為)

◇手術前検査(健康診断)5,580円
 採血、採尿、心電図、肺機能検査、胸部レントゲン。
 
◇婦人科再診 210円(MRIと術前検査の内容確認)

◇術前説明会 210円(麻酔科と手術部のスタッフによる説明)

◇入院・手術に支払った費用 83,022円
 <限度額適用認定証/区分:一般>を入手していたので上記金額(申請していないと、269,922円)。
 入院4日間(6人部屋)、手術、患者衣レンタル(1日)、抗生剤(2日間)込み。

◇退院日、タクシー利用 710円

◇術後・退院後 診察 210円

◇診断書作成費用 5,000円
 保険会社指定の用紙。

上記合計 107,072円


◇保険給付金 250,000円
 治療内容・手術「子宮鏡下子宮筋腫核出術」、傷病名「子宮筋腫」、入院4日間。
 今回も手術給付金が出て有り難い。保険に入っていてつくづく良かった~

粘膜下筋腫 5 手術翌日

2011-07-26 | 子宮粘膜下筋腫
手術翌朝、膀胱圧迫の苦しみから解放され心地のよい目覚め

昨日まる一日絶飲食だった為お腹も空いて朝食の時間が待ち遠しい~流動食ってどんなものだろう?
出てきたのは具無しの味噌スープ、牛乳、りんごジュースたったの3品、、全部飲み干したかったけれど、
二度された浣腸でお通じが良くなり過ぎていてムリ~

麻酔の影響で今日はいくらでも眠れます。1時間ごとに寝たり起きたり繰り返しながら時間は過ぎて行きます。

昼過ぎにイケメン医師Hさんがやって来ました。「昨日はY先生がしっかり手術してくれましたよ!」「出血や痛み
はありませんか?」「明日ボクは外出で(退院の)お見送りが出来ずすみません」
など爽やかな笑顔で語りかけ
去って行きました。こんな好青年に見送られたら、そりゃあ嬉しいですけどね。カレは主治医を元に戻してくれて術後も
そのことをワタシにしっかり伝えてくれた、それだけで十分です。アリガトッ
笑顔が素敵な上にコミュニケーション力のある方なので、これから更に多くの患者さんやスタッフに愛されるドクターに
成長してゆくと確信しマス

術後一晩過ぎての症状は、、出血は昨夜一回少量、痛み全くナシ。信じられません~

ベットでうつらウツラしていると、同室で手術を受けた人のところへ彼女の主治医がやって来ました。
どうやら経腹的な手術(腹腔鏡)だったようですが、上手く核出できたと医師が説明しています。
小さい切口でもお腹を切ったのならば大変だっただろうな、でも成功したようで良かった~

ワタシは主治医からなんて言われるだろうか?今日来て下さるハズだけど、何時ごろかなぁ。。
先生と行き違いにならないよう、なるべく病室から出ず、お気に入りのラジオ番組<J-WAVE>を聞きながら
過ごしていると、16時頃センセイが現れました。そして一緒にナースステーションへ

開口一番「やっぱり筋腫だったね」(4月に切除したのはポリープだったから違いを説明して下さったのでしょう)。
出力した子宮腔内の写真6枚を見ながら解説してくれます
写真でみる患部=筋腫(2×1cm)は、桃皮色でカリフラワーみたいにちょっとモコモコした感じ。
腔内にニョキっと出っ張てました。
「比較的取り易かった、これが切除面ね」電気メスで焼き切った跡は髪の毛みたいな黒い細い線。ちょっと痛々しい感じ、、
両卵管入り口の写真を指して「左の卵管、入口はきれい。内部は開通しているか分からない」(2年前位は卵管水腫との
所見だったので、わざわざコメント下さったのでしょう)。
切除後の画像をみると内部はスッキリした印象。ワタシの筋腫は障害物だったんだなぁ、取ってよかったな。

今回の手術は前回(ポリープそうは手術)に毛が生えた程度だと思って下さい。
血の塊が沢山出たり、38.5℃以上の熱が出るようであれば直ぐに来院してください。
次回の診察までシャワーのみ、性交渉は控えて下さい、傷口に着床すると困るから。
それ以外とくに気を付けることはありません。
(自宅でのストレッチはして良いのか尋ねたら)ストレッチもOK。自分の体とよく相談しながら生活してください。
(8月下旬に温泉に入っても良いか聞いたところ)温泉は不特定多数の人が入浴するから衛生的とは言い難いけど
絶対ダメとは言いません。自己責任で、、
内膜症やチョコもありますが抗生剤は長く出しません(4月の手術時は通常2日間のところ、1週間分だった)。
あとは不妊外来の先生に頑張ってもらいましょう。
次の次の生理(つまり2回目)が来たら、不妊外来へ行って今後の相談をしてみて。
明日退院ね


次回の受診は1ヵ月後の筈が、、先生のご都合で9月初旬となりました。この時に生検の結果も聞けるそう。
術後1週間くらいで受診かと思ったけど、、大丈夫かな? 気になる症状があったら遠慮なく受診しよう。
先生によって薬の出し方も、経過観察の仕方も違うんですね。このY先生はご自分の施術結果に自信があって、
患者自身に自分のカラダと良く向き合いなさい、ってスタンスなのかな?嫌いじゃありません、こういう考え。

先生にもっと聞きたいことがあるような気がするけど、無事に手術が終わったと聞かされて安心してポーっと
しています先生は患者からの質問を待って下さるタイプの方なので、どしどし尋ねて大丈夫なんですが。

退院診察が終わり、直ぐに旦那ちゃんに明日退院のメールを送りました
あとはゆっくり病棟内で過ごせます~

ここの病棟は8階で見晴らしがとても良いんです。時刻は夕暮れ時、、お腹の大きい妊婦さんたちの病室の窓が
ちょうど西側なんですね、真っ赤に染まった大きな夕陽が見えます

今度こそ臨月のパンパンのお腹で、この美しい夕陽の見える病室に入院したいわ~

今日の午後、同室で長期入院していた若い妊婦さんが一人退院してゆきました。看護師さんに「今度はお産の
ときに待ってるわよ」って羨ましいコトバを掛けられながら、、

7/27、明日はワタシが退院です。
3月ポリープ発覚→4月ソウハ手術→5月筋腫発覚→7月筋腫手術、、振り返ると5ヵ月が経過していました。
この間落ち込んだり、焦ったり気持ちの波風も吹き荒れたけれど、同じくらい冷静に自分と向き合ったり
心底のんびりする時間を持てたことも事実で、ワタシにとっては意味のある大切な時間となりました

多くの人に助けられたり、励まされたり、心配を掛けながら過ごしているんだ、ということにも改めて気づかされ、、
だからチョットくらいのことでヤサグレたりせず、キモチをしっかり持って生きて行かなくちゃ!

入院中の記事は、思いがけず長文になりました。今の自分の状況やキモチをずっと忘れたくなくて、、
読んでくださってありがとうございます

感謝みどり

粘膜下筋腫 4 手術当日

2011-07-25 | 子宮粘膜下筋腫
何度もトイレに起きたり咳き込んだりして、不眠不休のまま朝を迎えました

起床時間の6時と同時に看護師さんにナースステーションに誘導され→浣腸
なぜ2回も?と尋ねると「子宮と腸は近いから念のためですね」という答え。納得いくような行かないような、、
膀胱の圧迫感も続いていて、なりふり構わずお手洗いへ。同室のもう一人も同じ処置を受けているはずなのに、
ずっとベットで大人しく過ごしています。この違いは何なんだ?!

顔を洗ったりテレビを観ていると、日勤の若い看護師さんがやって来て点滴の時間だと告げられる。
レンタルしてあった前開きの患者衣に着替え弾性ストッキングを履いてから、点滴の準備開始。
一度左腕に刺してみたけれど血管が細く点滴が流れないので、仕方なく利き手の右へチクリ。
明日の夕方まで点滴をしたまま過ごします。

11時頃、旦那ちゃん到着。13時頃くるハズだったのに早い~でも話し相手がいると尿意も少し和らぎます。
正午になり、同室の人が先に手術室に呼ばれました。ワタシはこの後の順番です。彼女が行ってから本人の
ベットも病室から消えました。帰りはこれに乗せられて戻ってくるんだ、、

旦那ちゃんとデイルームで過ごしたり、ベットでうたた寝しているうちに「あと20分後に手術室に行きます」
看護師さんが声を掛けにやって来ました。この時点で13時45分頃。予定時刻より一時間以上はやい。
前の人の手術は順調に終わったのかしら?トイレを済ませて、ナースステーションへ。
あぁ、やっと膀胱圧迫の苦しみから解放される手術開始=ラミナス撤去だぁー!

看護師さん、旦那ちゃん、ワタシの3人で別棟の手術室へ歩いて向かいます。その間、旦那ちゃんが点滴の
カートを引いてくれました。「付き添いのかたが点滴を持ってくれるのは初めて見ました」など看護師さんが
話し掛けてくれながら和やかな雰囲気でオペレーションセンターへ到着。
不妊治療で何度も通っているこの病院だけど、ここは未知の世界。
春のソウハ手術は病棟内にある分娩室で行われたし、、
オペ室は全部で20部屋くらい有る様子。センターの明るく広~い待合室に3人で座って待っていると手術部の
看護師さんやらが一気に4人くらい現れました。皆さんカラフルな柄の手術衣を着用して笑顔内ひとりは
婦人科ラパロチームの医師のようです。自己紹介して頂き、HPで見かけた名前とリンクしたので分かりました。
その先生が「(主治医の)Y先生も間もなく来ますからね」と言ってくれて少し安心しました。
麻酔が掛かったらワタシは闇の世界に落ちます、、ちょっとした声掛けをしてもらう事って大切ですねっ
そして、ここで旦那ちゃんとお別れです。。

集まってくれた4人の医療スタッフと奥のほうにある手術室へ歩いて向かいました。
部屋に入ると照明、モニターや器具がズラリと並んでいます。麻酔科医やその助手が居て、手術台に腰掛ける
よう言われました。看護師さんにカラダの前に布を当ててもらいながら患者衣を脱いで細長い手術台に横になり
ます。この時点でパンツ一枚(体全体に布は掛けられています)。手術台は人肌程度に暖かくて快適。
麻酔科の男性医師が「緊張してる?」と話しかけてきたので「今年2度目で緊張してませんけど、風邪を
引いて体調を崩してしまった事に落ち込んでいます」
と会話をしている最中に主治医のY先生が現れました、、
今日は何件目の手術でしょうか?ブルーの帽子やマスクに汗をにじませながら現れコチラに一瞥して下さいました。
そしてワタシの体の位置についてスタッフへ指示出し開始。Y先生と目があってすっかり安堵~
麻酔の先生が、酸素マスクをワタシの口に当てながら「まだ麻酔しませんよ~その前にちょっと染みるものを
流しますよ~」
と点滴をいじりだしました。染みるものの直後は麻酔に掛けられてしまうことを知っています。
あーいよいよ開始だなぁ~、と思っている内にコテっといきました

全身麻酔から目覚めた時は、、まだ手術室の中だったと思います。。
男性スタッフがワタシにパンツをはかせてくれているような(恥)光景が最初に見えました、、ヒェ~~
次は病室のベットに移される場面、、皆が「せーの」って言っていた。
その後、手術室から出てオペセンターの明るい待合室に移動したようなシーン。あのイケメン医師Hさんが
「Y先生がちゃんと(手術)やってくれましたよ」って確かに話しかけてくれました。それは良く覚えていて
「あ~良かったー」と心の中で呟いた気がします。
沢山のスタッフに囲まれていたのが分かったので「ミナサンアリガトウゴザイマス」と声を振り絞って
言ってみました。皆さんの耳に届いたかしら?

次に目覚めた時は病室でした。まだ酸素マスクをした状態で、旦那ちゃんがベットサイドにいます。
「今15時半だよ。1時間ちょっとで終わったね」とカレ。
Y先生からどんな説明を受けたか聞かせてと旦那ちゃんにお願いしたところ、、
「取れやすいモノ(筋腫)で、ちゃんと切除できたって。写真と取ったもの(筋腫)見せてもらったよ、、」
「写真で見せてもらった傷口は結構大きいような気がしたけど、量はたいしたものに見えなかった、、」
「あさってには退院出来るって、、」

旦那ちゃんはそれから2時間位付き添ってくれたようで、私は寝たり目覚めたりを繰り返していました。

17時半頃、看護師さんにトイレに行きたいとお願いしたら「手術直後なので、あと1時間位ガマンして下さい」
といわれました。その時、導尿カテーテルは装着されていない事に気づきました。
そして一眠りした後、看護師さんに付き添われながら結構しっかりした足取りでトイレにたどり着きました。
看護師さんから「3時間前に手術したとは思えませんねー」と言われました。初めての全身麻酔で、
目覚め方に不安を抱いていたけれど、4月の静脈麻酔の時と同様の回復ぶりだったようです。

この晩は尿意の苦しみからも解放されて、ゆっくり眠ることができました~

粘膜下筋腫 3 入院初日

2011-07-24 | 子宮粘膜下筋腫
数日前よりこじらせた夏風邪が治らないまま入院初日を迎えました
事前に産科病棟ということが分っていたので、こんな風邪っぴきが居たら妊婦さんやベビちゃん達に申し訳ないな、、
でも数ヶ月待った手術、何としても予定通りに決行してもらわねば!と開き直りマスク着用で病院へ。
10時30分にチェックインして病棟へ、、3泊4日の入院生活のはじまりです。

前回と同じ病棟で、案内してくれる看護師Aさんは4月のポリープ切除の時にもお会いしたなぁ、、
次回来るときはお産の時!と思っていたのに再手術でお世話になるなんて~と思いながら、
病棟の説明を上の空で聞くワタシ、、ファッションセンターしまむらで買ったルームウエアーに着替えて、
白いベットに横たわると何だかとっても患者らしい気持ちになって来ます。

ワタシの部屋は6人部屋。すでに3人居て、ワタシのすぐ後にもう一人新たに入院する人が来ました。
その人は、ワタシと同じで明日手術のようです、、他の人たちは閉じられた仕切りのカーテン越しで、
どのような状況の人達かは分かりません。

看護師Aさんが再度やって来てました。日程表をもとに入院期間中の説明をはじめたんですが、主治医が見ず
知らずの人になっているではありませんか!!
「あのー、どうして主治医の先生が変わったんですか?この先生が執刀するんですか??失礼ですが
この方は大丈夫なんですか???ワタシの筋腫はただ取ればいいというものでは無く、不妊治療の一環で
お願いしているので慎重に施術して頂きたいんです。」
と困惑しながらも一気に訴えました。
看護師は「この先生もラパロチームの一員で皆で行うから大丈夫ですよ。術前診察にあたったY先生も一緒に
手術をみてくれると思います」
とワタシをなだめるようなコトしか言いません。
話にならないなーと思いながら昼ゴハンの時間も過ぎベットの中で呆然としてると、本来の主治医Y先生の部下
医師Hさんがやって来ました。
「ボクは手術時にちょっとしたお手伝いと、今晩子宮口を拡げる処置をさせて頂きます。痛いと思います
けど頑張りましょう」
と笑顔で話しかけてきます。韓流系のイケ面で平常時なら楽しい会話もしたいけれど、
今はそれどころではありません。カレにも主治医変更の件を訴えると「ボクもY先生で良いと思いますけどね、、
ちょっと確認してみます」
と言ってくれました。
暫らくすると戻ってきて「Y先生に主治医を戻しておきました。安心して下さいね、もう大丈夫ですから
はぁ~良かったー!新米ドクターやるじゃない、見直しましたよん(夜のラミナス入れは辛かったけど、、)。

主治医(=執刀医)の件が一件落着した時点で16時を過ぎていました。
この間に、明日の手術時間が15時半という事も判明。このあと、夕飯→シャワー→ラミナス入れ→浣腸と続きます。

旦那ちゃんに病室の番号を知らせる携帯メールを送っておいたら珍しく返信が、、
了解した。ねろ。かぜなおせ。まるで電報のような文だけど、カレにしては長文。オットは携帯メールの返信、
文字を打ち込むのが相当苦手な人で、この三年半の間に返信をくれたのは10回くらい。

今日は日曜日で、同室の患者さん達に面会する家族が入れ替わりやって来ます。
聞こえてくる会話で分かったのは、すでに入院中の3人は妊婦。うち二人は妊娠3~4ヶ月、入院期間が1~2ヶ月で
今週にも退院予定。もう一人は妊娠初期、重度の妊娠悪阻(おそ)で昨日緊急入院した模様。飲食を体が全く受付
けない様子で本当に辛そう、、妊娠=Happy、と一概に言えないんだなぁと感じました。

18時に夕飯ご飯・味噌汁、鶏肉・大根の煮物、かぶ・ワカメ・シラスの酢の物、キウイ・チェリー
このあと21時以降は絶食、翌日(手術当日)5時以降は絶飲、、手術翌日まで何にも口に出来ません、、
一品ひとしなを噛みしめながら味わい完食しました。

19時半にシャワーを済ませた後、ドラマ「江」を観ているとナースステーションに呼ばれました。
子宮口を拡げる処置をする為です。主治医を元に戻してくれたイケメン医師Hさんがラミナス2本と濡れガーゼを挿入。
チョット痛かったけど我慢できない程ではありません。でも入れた位置が良くなかったのか?膀胱が圧迫される状態
になってしまい、1時間毎にトイレに行かないと落ち着かない状況が手術時まで続きました。
今回の入院・手術を通してコレが一番ツライ出来事になってしまいました

挿入物の違和感を抱えたまま消灯の21時が近づき、ナースステーションから再度呼び出しが、、
まず体温と血圧を計測。血圧がナント上:150近くまで跳ね上がっているではありませんか!
いつもは上:100前後なのに、、看護師さんも「ウ~ン、、」と唸っています。
でもすかさず浣腸をされ「薬を入れてから5分間我慢してくださいね~」と言われたけど、1分も
ガマン出来ませんでした。。

消灯直前に携帯メールをチェックすると、手術時間を知らせた件に対して旦那ちゃんから返信が、、
わかた。明日いく。ずっといる。心配するな。よくねろ。 わぉ、今までで最長の文だ~

だけどラミナス・浣腸・咳・鼻づまりの四重苦~熟睡どころではありません
最悪の夜、、、明日は手術まで無事漕ぎ着けるかなぁ~(超弱気)

粘膜下筋腫 2 術前検査・診察

2011-07-12 | 子宮粘膜下筋腫
梅雨明けして、いよいよ夏本番!
抜けるような青空に入道雲がモコモコと気持ち良さそうに浮かんでますねっ

待ちに待った?(再手術なもので、)手術まで2週間と迫ってまいりました。
今はもう体調万全で当日を迎えるのみです。

先回のポリープ切除(日帰り)の時と違って、今回は術前に病院へ行く回数が多かったです。。

1、婦人科 初診(詳しくは「子宮粘膜下筋腫1」に書きました)      
2、子宮・卵巣MRI検査
3、MRI画像に基づく手術の説明
4、術前健康診断
5、術前合同説明会、麻酔科受診

2、子宮・卵巣MRI検査
所要時間にして15分程度。検査着に着替え狭い土管のような穴の中に入ってじっと寝ているだけなんですが、
工事現場で耳にするようなドリルやトンカチのような音が4種類くらい繰り返し聞こえてきました。
貴金属類はNGと事前説明がありましたが、ワタシの銀歯や歯の詰め物は大丈夫との事でした。
MRIは磁気の力でカラダの内部を読み取るそうですが、不思議だなぁ。。

3、MRI画像に基づく手術の説明
初診と同じ内視鏡認定医の先生を受診。以下先生のコメント(ワタシの質問に対する答えも含まれます)。
みどりさんは二つの子宮筋腫と左卵巣にチョコレートのう腫がありますね。
また、以前に左卵管水腫の所見もあり今は画像上見えないところから推察すると左の卵管はつぶれて
しまっているかもしれません。水腫が見えていた2年前に子宮卵管造影で辛うじて通っていたようですが、、
不妊外来の先生と相談し、子宮腔内に飛び出た2×1センチの筋腫ひとつだけを切除します。
位置は子宮底部でどちらかというと左寄りにあります。
(もともと二つあることは知っていて、今回取らないものは大きさ(2センチ)・位置的に妊娠に影響ないと以前より言われていました)
チョコや卵管まで手術の対象にしてしまうと、回復までに時間がかかってしまいます。
年齢から考えて早めに妊娠を目指したほうが良いでしょう。
左卵管が閉塞している可能性を考えると、体外受精に挑戦することは良いと思います。
今回とる筋腫は比較的核出しやすいタイプだと思いますが、術後2ヶ月は子宮を休ませて下さい。
手術は全身麻酔で行います。

生理がきたら<ディナゲスト>という薬を21日間服用して下さい。
この錠剤はプロゲステロンが含まれており、子宮内膜が厚くならないように又生理を遅らせるように作用します。
通常は子宮内膜症に用いる薬ですが、手術時に内膜が厚かったり生理中だと作業しずらいので飲んでください。
新薬なので値段は高めです。
この薬は長期にわたって服用すると不正出血が続く患者さんもいます。


4、術前健康診断
4月のソウハ手術前検査とほぼ同じですが、今回は全身麻酔ということで"肺機能検査"が追加されました。
肺機能検査は、麻酔を個人に合わせてオーダーメイドで調整するために必要な検査らしいです。
チューブを口にくわえて思いっきり吸って吐いたり、、長さやテンポを変えて3種類くらいのデータを取りました。
検査技師さんに「(呼吸の仕方)キレイですね~」と褒められました!筋トレ&ストレッチ教室に通っている成果かしら?
子宮の状態は良くないことだらけなので、カラダの一部をほめられてチョット嬉しかったです。
他の検査は、採血(6本)、採尿、心電図、胸部レントゲンです。
後日また婦人科の執刀医(内視鏡認定医)を受診し「健康診断は問題ナシ」と言い渡されました。

5、術前合同説明会、麻酔科受診
説明会って何だろう?と思いながら出席。
スライドで手術室や手術の様子、麻酔の設備などの説明を受けました。
手術中は麻酔科医もずっと患者の側で体調管理をしてくれるのだそう。心強いな。
婦人科以外のすべての手術対象者向けに随時行われているようです。イメージ湧いてきましたが、ご丁寧なイベントです~、、
ひとつ楽しそう?と思ったのは、手術前後(麻酔のかからない時間帯)に聞きたい音楽(CDやMD)があれば持参してOKという
案内もありました。どうしようかなぁ?特にリクエスト無ければ、病院側で用意してくれるそうです。
むかし親知らずを抜歯した時、医院の配慮で「美女と野獣」の曲をヘッドフォンで聴かされたっけなぁ。

麻酔科の診察は、これまでの手術暦(ワタシ、血縁家族含む)やアレルギーの有無、喫煙の習慣など形式的?な問診でした。
コチラとしては麻酔からの目覚めが少しでも快適なことを願うばかりです。

粘膜下筋腫 1 初診  

2011-06-14 | 子宮粘膜下筋腫
朝はどんより天気だったけれど、何だかいい天気になって来たな。
まるでワタシのココロ模様のようです。

子宮粘膜下筋腫(疑い)の核出術を受ける予定で、手術日の予約に行って来ました。旦那ちゃん同伴で。

不妊外来と同じ病院ですが、今日受診したのは婦人科で内視鏡認定医の先生。
ワタシと同年代位の男性医師で穏やかそうな方でした。

5月にした通水検査の画像を見ながら先生のコメント(筋腫の大きさは2x1cm)、、、
粘膜下筋腫には二通りあります。
キノコみたいにくびれて腔内に飛び出ているもの(有茎性)と、内膜に対して丘のように盛り上がっているもの。
MRI画像を撮ってみないとどちらのタイプか分かりません。
前者のくびれているモノであれば切除しやすく、
後者の丘のようなタイプは核出する面積・深さが大きくなり粘膜に与えるダメージは前者より大きい
(ワタシ達夫婦が挙児希望という前提で説明して下さっている)。
手術はしたほうが良いと思いますが、ご夫婦ともよくご理解・ご検討ください。

手術は経膣的に直径5ミリのファイバースコープを入れて行います。
電気メスで筋腫を切除しますが、筋腫の根が深いと隣にある直腸・膀胱に電気の影響がおよび調子が悪くなる事もあります。
またファイバースコープ自体が子宮を搾孔する恐れもあります。搾孔した場合は開腹して止血の処置をします。
手術はこれらの危険を回避しながら行います。

手術前後は、子作りを控えて下さい。


そして以下の通り手術までのスケジュールが決まりました。

・来週  子宮・卵巣MRI検査
・再来週 MRI検査結果説明
      投薬(施術しやすいように内膜を薄くする為の薬で、通常は内膜症に使用するものだそう)
・7月の最終週に手術。手術前日より入院し、3泊4日で退院。
・退院後1週間は自宅療養。


何だかトントン拍子で予定が立ちました。
手術は秋くらい、、、と覚悟していたから、「来月末でもいいかな?」と先生に言われ拍子抜けしました。
再手術だし考慮して下さったんでしょうね。とにかく早めに決まって有り難いです。


病院に行く途中、氏神様を旦那ちゃんとお参りしました。
カレが何かお守り買おうと言い出し、<病気平癒御守>をワタシに授けてくれました。
病院の帰り道
「子宮を平らにする手術なんだね。御守の名前が<平癒=平らに癒す>。ちょうど良かったじゃないか!」と旦那ちゃん。
手術が終わるまで、大切にバックにつけておこう。
次に買ってもらうお守りは隣にあった<安産御守>ね~、とお願いしておきました。