撮れたて箕面ブログ-詳細版

箕面市公式ブログ「撮れたて箕面ブログ」の詳細版。「撮れたて箕面ブログ」で伝えきれなかった情報をお届けします。

老人福祉センター「松寿荘」で「新春カルタ大会」が行われました!

2010年01月29日 | 詳細版
 1月29日(金曜日)、市立老人福祉センター「松寿荘」(池島健夫館長、稲6-9-1)で、毎年恒例の「新春カルタ大会」が行われました。

 この「新春カルタ大会」は、箕面市老人クラブ連合会(釈ユリ会長)の文化部会が中心となって、高齢者のかたに百人一首カルタ遊びを楽しんでもらおうと、平成元年から始めたもので、今年で22回目になります。今回は最高齢93歳のかたを筆頭に30人の大会参加者が集まりました。

 試合は、上級と初級の2グループに分かれて行われました。予選は、複数人で自由に札を取り合う「チラシ取り」と呼ばれる方式で行われ、5~6人が畳の上に広げられた札を囲み、勝負を行いました。決勝は、1対1で対戦する「源平戦」方式で行われ、上の句を詠み始めた瞬間から、カルタを素早く取るスピード感のある戦いが繰り広げられました。試合が終了すると、観覧者から拍手が起こりました。

 今回、カルタ大会に参加した垣内愛子さんは、「今年で6回目の参加で、いつも2、3カ月前から百人一首の勉強をしますが、なかなか難しいです。でも、みんなで、わきあいあいとできるのでとても楽しいです」と話しました。
 

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園児が地域の人たちと一緒に、「昔遊び」を体験!

2010年01月28日 | 詳細版
 1月28日(木曜日)午前9時30分から、なか幼稚園(箕面5-10-23、宮本智美園長、園児数106人)で、園児たちが地域の老人クラブ「四季彩クラブ」(吉川真嗣会長)の人たちと一緒に、こま回しやあやとりなどの昔遊びを体験しました。

 この「昔遊び」は、昔の子どもたちが楽しんだ遊びを、今の園児たちにも体験してもらおうと行われており、毎年、四季彩クラブの人たちが同幼稚園を訪れ、あやとりやこま、羽子板、お手玉などの使い方を子どもたちに教え、一緒に楽しむというものです。
 
 なかでも、園児たちが挑戦したこま回しでは、「まっすぐ投げるんだよ」などとアドバイスをもらい、うまくこまが回ると、「できたよ」、「おもしろいね」と喜んでいました。

 四季彩クラブの吉川会長は、「昔遊びを教えながら、子どもたちから元気をいっぱいもらっています。こま回しやお手玉がうまくできると、子どもたちはすごくいい笑顔になって、こちらもうれしくなります」と話しました。

 同幼稚園の宮本園長は「幼稚園の先生の中には、こま回しやお手玉の経験がない先生もいるので、こういった機会をもつことで、子どもたちが、昔遊びを学べるだけでなく、地域の人たちと交流できるので感謝しています」と話しました。


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文化財防火デーに伴い、瀧安寺の重要文化財「如意輪観世音菩薩座像」を火災から守るため、消防訓練実施!

2010年01月26日 | 詳細版
 市では、1月26日の「文化財防火デー」に伴い、瀧安寺(箕面公園2番23号、山本照覺(しょうがく)住職)で、自衛消防隊、消防団、消防本部(上田道博消防長、箕面5-11-19)による合同消防訓練が行われました。

 この消防訓練は、万が一の火災から文化財を保護し、警防技術の向上をはかるため、毎年、市内の寺社で行われています。また、消防本部が、地域の消防団や寺社関係者による自衛消防隊の人たちと合同で消防訓練を実施することで、連携をさらに密にし、防火防災意識の高揚をはかることも目的としています。

 訓練は、火災の発見・通報訓練に始まり、自衛消防隊による初期消火訓練、文化財の持ち出し訓練を行いました。この訓練では、火災が広がるのを防ぐとともに、重要文化財に指定されている「如意輪観世音菩薩座像」に見立てた箱を「観音堂」から運び出しました。

 その後、消防本部・消防団の消防隊が到着して、揚水・中継・放水訓練などの消火訓練を行いました。合同消防訓練の終了後、文化財を収容した観音堂の特別査察も行いました。
 
 訓練の指揮を執った、東孝消防署長(あずまたかし)は「消防訓練は比較的スムーズにできましたが、反省する点もあったように思います。瀧安寺には国の重要文化財をはじめ、たくさんの文化財などがあり、私たちにはそれらを守っていく責務があります。今日の反省点を、今後の防火体制づくりに生かしてください」と講評しました。

 瀧安寺の山本住職は、「火災が起きたとき、私たちだけではこういった文化財を守りきることは難しいので、消防署や地域の消防団の人たちがいてくれるのは、本当に心強いです。この訓練を機に、今一度、防火を徹底したいです」と話しました。

 
【文化財防火デー】
昭和24年に法隆寺金堂の火災によって、壁画が焼損したことを契機として、昭和30年に定められ、文化財を火災などから守り、文化財への愛護意識を高めることを目的として全国的に文化財防火運動が展開されています。

【如意輪観世音菩薩座像】
福徳・智恵・除災として知られる「如意輪観世音菩薩座像」は、平安時代の作で重要文化財に指定されています。「観音堂」は、桃山時代に豊臣秀吉の母によって寄進されたと伝えられていましたが、2002年(平成14年)、役行者1300年遠忌を記念して再建されました。

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「おてまえちょうだいします」ひがし幼稚園で初釜が行われました!

2010年01月21日 | 詳細版
 1月18日(月曜日)、市立ひがし幼稚園(植田真理子園長、園児数95人、粟生間谷西1-7-1)で、新年最初のお茶をいただく「初釜」が行われ、園児たちは礼儀正しくお茶をいただきました。

 同幼稚園では、普段の家庭ではあまり体験できないお茶の雰囲気を園児たちにも体験してもらおうと、10年前から「初釜」を行っています。

 お茶の先生の豊沢宗萌さん(とよさわそうほう、62歳)や、手伝いに来られた卒園生の母親がたてたお茶が園児らの前に運ばれ、「初釜」のお茶会が始まりました。

 園児たちは、豊沢さんから教えてもらったように、背筋を伸ばして足の親指を重ねて正座し、両手を膝の上で重ねて、お茶が出されるのを静かに待っていました。お茶が出されると、「おてまえちょうだいいたします」と両手をついて丁寧にお辞儀をするなど作法に従いながら、たてたばかりの温かい抹茶を飲んでいました。

 お茶を飲んだ後は、「ありがとうございました」とお礼を言い、「ちょっと苦かったけど、おいしかった」「長く正座できた」などと感想を話していました。
 
 豊沢さんは「お茶をいただくときに『お先にいただきます』や『ありがとうございます』などの言葉をかける礼儀作法を通して、おもいやりや感謝の気持ちを少しでも持ってもらえればうれしいです。また、日本の伝統文化である茶道に親しみを感じてほしいです」と話しました。


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災害に備えて

2010年01月15日 | 詳細版
 箕面市は、1月15日(金曜日)、緊急時に備えて、コミュニティFM放送のタッキー816を利用して、市からの緊急割り込み放送の訓練を実施しました。

 市では、市民の生活に重大な影響を及ぼす災害が起こった場合には、市民へ正確な情報を迅速にお知らせするため、コミュニティFM放送のタッキー816が緊急放送を行いますが、深夜や早朝などでタッキーのスタジオに放送スタッフが不在のときに、市役所庁舎と消防庁舎に設置されている緊急割り込み放送の設備を使って、緊急割り込み放送が行われます。

 緊急割り込み放送の訓練は平成9年から行っていますが、昨年は、4月の北朝鮮の飛翔体発射時と10月の台風18号の避難所開設の2回、本番の緊急割り込み放送を行いました。

 1月15日(金曜日)午前10時から始まった番組の冒頭に、まず、タッキーのアナウンサーからの質問に応じるかたちで、市民安全政策課の職員が、緊急割り込み放送を実施する場合はどういう場合か、緊急割り込み放送の仕組みなどの説明を電話で行いました。

 次に、アナウンサーが「ただいまから割り込み放送のテスト放送を始めます」という紹介を行い、別の市民安全政策課の職員が、市役所別館6階図書室にある設備を使い、「こちらは箕面市役所です。ただいま、緊急割り込み放送の訓練を実施しています」との緊急割り込み放送を行いました。

 市民安全政策課の岡山静男次長は、今回の訓練について「地震などの災害時には、市民のみなさんに被害状況や避難情報などの重要な災害情報をいち早くお知らせする必要があります。そんな時には、携帯性などに優れていて情報を入手しやすいラジオの放送が一番のメディアだと考えています。今後も市民のみなさんへの防災啓発に努めます」と話しました。

 また、この日、市内のコミュニティセンター西南小会館では、箕面船場ライオンズクラブ(会長:伊原達也さん)から寄贈されたAED(自動体外式除細動器)を使った講習会が開催されました。

 昨年10月23日、創立30周年を迎えた箕面船場ライオンズクラブから、コミュニティセンターは地域住民の最も身近な公共施設として多くのかたが集まるので緊急時に活用してほしいと、AED12台が箕面市に寄贈されました。

 伊原会長は「市内でも高齢化が進んでおり、これからAEDを必要とする事態が増えるのではないかと思います。AEDを設置することで、1人でも多くの人を救えることができたらうれしいです」と話しました。
 市内では、今日の西南小会館を皮切りに、2月下旬までの約1カ月間、全コミュニティセンターで順次AEDを使った講習会が開催されます。

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とどろみ幼稚園で、「鏡開き」が行われました!

2010年01月12日 | 詳細版
 1月12日(火曜日)、とどろみ幼稚園(武本貴美子園長、園児数39人、箕面市下止々呂美449-1)で、普段、お世話になっている社会福祉協議会のかたや、地域のかたを招いて「鏡開き」が行われました。

 これは、園児たちに日本の伝統行事を体験してもらおうと行われているもので、年長の園児たちは、園庭で育てている大根と水菜をあらかじめ収穫し、包丁で切るなど、すまし雑煮作りのお手伝いをしました。
武本園長は「鏡開き」の由来などを園児たちに話し、その後、園児たちは、昨年ついて飾っていた鏡餅を、順番に木槌で割っていきました。

 園児たちは、ホットプレートで焼いたお餅と、すまし雑煮をお椀に先生に入れてもらい、席まで運び、社会福祉協議会の人たちや地域の人たちと一緒に食べました。
 すまし雑煮を食べた園児たちは「温かくて、お餅も野菜もおいしい」、「もっと食べたい。おかわり!」などと大満足のようすで、大盛況の鏡開きになりました。

 武本園長は「最近は、家庭でも行われることが少なくなったお餅つきや、鏡開きを幼稚園で行うことで、子どもたちに日本の伝統文化が伝わればうれしいです」と話しました。

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6年間の思い出を込めて

2010年01月08日 | 詳細版
 1月8日(金曜日)、箕面市立萱野北小学校で、3月18日(木曜日)に卒業を迎える6年生(41人)が卒業記念としてボランティアのかたといっしょに桜の植樹を行いました。

 これは、以前、萱野北小学校の子どもたちが、箕面の山へドングリ拾いに行ったときに、ボランティアとしてお手伝いされた「エドヒガン桜の会」の鎌谷計三さんと出会ったのがきっかけで、今回の植樹につながりました。

 植樹した桜は鎌谷さんが6年前に種を拾って育ててきたもので、エドヒガンは日本古来からある3種類の桜のうちの1つで非常に長生きするので卒業記念にふさわしいと、今回の植樹する木として選んだそうです。
 この日は始業式の後、午前10時30分に、6年生41人が中庭に集まり、ボランティアの鎌谷さんらが見守る中、5、6人1組で順番に植樹を行いました。

 鎌谷さんは、「子どもたちの成長とともに、この桜の木も成長していくようすを多くのかたに見てもらえればと思います。」と語っておられました。

 植樹した井上貴文さんは、「この桜の木が大きくなるのが楽しみです。卒業しても、桜が咲く季節に学校に遊びに来たいと思います」と喜んでいました。

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