撮れたて箕面ブログ-詳細版

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止々呂美地区で実サンショウのたる漬け始まる!~とどろみの森学園3年生が体験!~

2010年05月31日 | 詳細版

 箕面市北部の止々呂美地区で昔ながらの実サンショウのたる漬けが5月28日(金曜日)から始まり、本日31日(月曜日)はとどろみの森学園(奥谷俊彦校長、児童・生徒数166人)3年生の児童22人が作業を体験しました。
 
同地区では直径3~4ミリメートルの大粒で香りの良い「朝倉種」という品種の実サンショウを栽培し、約30軒の農家が出荷しています。荷受け先のJA大阪北部萱野支店・止々呂美特産物センター(下止々呂美424)によると、大阪北部の各支店から集められた実サンショウの集荷量は、約5トン程度になりそうだということです。

収穫された実サンショウは、生のまま出荷されるものを除き、止々呂美特産物センターの集荷場に集められ、その横にある作業場の直径約1.6メートル、深さ約2メートル、約2トン分の実サンショウが入る大きな木製のたるを使って塩漬けにされます。塩漬けは、実サンショウの味や香りを損なうことなく長期間保存することがねらいです。止々呂美地区では、一つのたるに実サンショウと塩を少しずつ入れていき、3、4 
人で、丁寧に足で踏んで漬け込んでいくという、昔ながらの方法が行われています。

今回は、とどろみの森学園の3年生の児童22人が作業を体験しました。児童たちは、「踏み心地がいいね」「いい香りがする」と、初めての作業を楽しんでいました。実サンショウのたる漬けを体験した岡田晋之介さんは、「実サンショウのたる漬けを初めてしましたが、いい香りがして、作業もとても楽しかったです。おいしく出来上がってほしいです」と話しました。

この塩漬けの作業は、5月28日(金曜日)から開始し、6月中旬ごろまで行われる予定です。実サンショウは、実のやわらかさや辛味に定評があり、各地の佃煮屋と契約を結び、注文に応じて順次出荷していきます。

止々呂美特産物センターでは、6月中旬頃まで生の実サンショウも販売しています。価格は1キログラムあたり3150円(税込)になります。
 
□問い合わせ:JA大阪北部萱野支店・JA止々呂美特産物センター
電話072-739-0193


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