撮れたて箕面ブログ-詳細版

箕面市公式ブログ「撮れたて箕面ブログ」の詳細版。「撮れたて箕面ブログ」で伝えきれなかった情報をお届けします。

大ぶりで肉厚、しかも果肉が柔らかくて甘い!止々呂美地区特産・ビワの収穫が始まっています

2010年06月28日 | 詳細版
箕面市北部の止々呂美地区で、特産のビワの収穫が始まっています。

 止々呂美地区では、農家が山の斜面を利用してビワを栽培し、6月末から7月にかけて収穫します。止々呂美地区で栽培されているビワは「田中」という品種で、肉質が柔らかく、また果汁も多く粒も大きいため高級品として取り扱われています。
ビワは、雨が多いと実は大きくなり、日照量が多いと甘さが増します。また雨が少ないと、実は小ぶりになるということです。

昭和40年代頃の止々呂美地区では、100件近くの農家がビワの栽培をしていましたが、カラスやシカの被害に遭うことが多く、また農家を継ぐ人の減少などから現在は、ビワの栽培を行っている農家は10軒ほどになりました。
 ビワの皮は非常に繊細で傷つきやすいので、慎重に手で収穫され、その後、一つひとつ手作業で、重さや品質をチェックし、箱詰めされていきます。

 ビワの収穫をしていた射場征一さんは「今年は、去年と比べると若干収穫量は少ないですが、今年も甘くてみずみずしく、いい出来です。止々呂美のビワを多くの人に食べて知ってもらいたいです」と話しました。

 これから各農家でもビワの収穫が本格化し、大きさ別に選別、箱詰めされます。価格は昨年と変わらず、2L・3Lサイズ1箱(2キログラム)3500円(税込み)、Lサイズ1箱(2キログラム)3200円(税込み)、Mサイズ1箱(2キログラム)2700円(税込み)となっています。

◇販売に関する問い合わせ
JA大阪北部萱野支店・止々呂美特産物センター
電話:072-739-0193

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農業体験学習 中小学校の子どもたちが田植え体験!

2010年06月09日 | 詳細版
 6月9日(水曜日)午前9時30分から、箕面市立中小学校(新貝廣二校長、児童数677人、稲1-15-8)の5年生3クラス(110人)が、1クラスずつ順番に、地域のかたの水田で田植えを体験しました。
 
 箕面市では平成16年から、市農業経営者連絡協議会(石垣和之会長)の協力のもと、多くの子どもたちに米や野菜、花を育てるといった農業体験を通して、農業や自然と触れ合う機会を提供しようという「農業体験学習」を始めました。田植え体験はその一環として行われ、秋には稲刈りも行う予定です。

 今回の農業体験は、市内の農家の七條久さんと七條和子さんの協力のもと、稲3丁目にある七條さんの水田約900㎡のうち、約300㎡を使って行われました。

 この日、児童らは七條さんから「一カ所に4、5本の苗を、一列に並んで植えていってください」といった苗植えの説明を聞いた後、早速、裸足で水田に入りました。
七條さんらによって25㎝間隔に赤く印が付けられたひもが張られ、それにそって児童らは一列になり、赤い印に合わせて一苗ずつ丁寧に植え始めました。
 
 児童らは、はじめは泥に足をとられて、歩くのも大変そうでしたが、徐々に慣れてくると手際よく苗を植えていき、田植えの終わりを告げられると「もっとやりたいな」と名残惜しそうにするなど、田植えを楽しんでいました。
 
 田植え体験をした宮川大輝くんは、「初めての田植え体験で、土の中はとても気持ち良くて楽しかったです。最初はきれいに植えられなかったけど、少しずつきれいに植えられるようになりました。今度は、秋の収穫が楽しみです」と話しました。

今回植えられた苗は、秋に児童らの手で刈り取られ、刈り取った米は児童らにプレゼントされる予定です。

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行政史料企画展示「駅からはじまる郊外みのおのくらし」 箕面市立郷土資料館で開催

2010年06月04日 | 詳細版

 6月4日(金曜日)から8月2日(月曜日)まで、箕面市立郷土資料館(福田薫館長、箕面6-3-1)で、行政史料企画展示「駅からはじまる郊外みのおのくらし」を開催しています。
100年前の阪急電鉄の開業をきっかけに箕面が郊外住宅地へと生まれ変わるようすを、市所蔵の公文書を中心とした記録資料などにより紹介しています。

 箕面に、箕面有馬電気軌道(現阪急電鉄)の電車が走り始めてから、平成22年(2010年)3月10日で、100年を迎えました。この節目にあわせ、市では、電鉄開通を原動力に、箕面公園のふもとの農村が都市近郊地として歩み続けてきたようすを、平成20年度(2008年度)から1年1テーマ(電車開通・遊ぶ・住まう)、3年連続で紹介してきました。今年は最終回です。

展示物には、市所蔵の資料だけでなく、市民のみなさんなどからご提供いただいた資料もあります。

 今回の企画展示を担当した総務部総務課の平塚詩穂さんは「実物の資料を見てもらうことで、その時代の空気や当時の人たちの熱意を感じとってもらえたらと思います。また公文書がまとまって一度に見られる機会はなかなかないので、ぜひお越しください」と話しました。

 同資料館を訪れた小林よう子さんは「こういったたくさんの貴重な文献を一度に見られてうれしいです。公文書だけでなく、当時の写真や絵はがきなどもあり、とても楽しめる展示になっていると思います」と話しました。


行政史料企画展示【駅からはじまる郊外みのおのくらし】
 開催期間 6月4日(金曜日)から8月2日(月曜日)まで
 開館時間  午前10時から午後5時まで(木曜日休館)
  開催場所  郷土資料館(みのおサンプラザ1号館地下1階)
       電話:723-2235 ファクス:724-9694
 入 館 料  無料


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