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瀧澤美奈子の言の葉・パレット

政を為すに徳を以てす。たとえば北辰の其所に居りて、衆星の之に共(むか)うがごときなり。

ゲンジボタル、西はせっかち、東はのんびり!?

2012年06月14日 | 新聞連載「自然のふしぎ」のページ
 昨日、時事通信から子供向けに月一回連載中の新しい記事が配信されました。

 今回のテーマは「ホタル」。
 それにしても、自然のなかに、不思議なことはまだまだたくさんあるものです。

 蛍は点滅の速度や光の強度を変化させて、仲間とのコミュニケーションを行っています。フォーカスしたのは、この時期、日本各地の里山で見られるゲンジボタル。

 ゲンジボタルの場合、その特徴が西日本と東日本でちょっと違うらしいんです。
 一度ピカーっと光ってから消えるまでの時間が、西日本のゲンジボタルは約2秒なのに対して、東日本のゲンジボタルは約4秒。
 遺伝子にも明らかな違いがあることがわかっています。ゲンジボタルは西と東で2種に分けられるということです。

 そしてそして、不思議なのが、両者にはわりと明確な境界があり、糸魚川-静岡構造線とのこと。糸静線はフォッサマグナの西端で、日本列島の誕生前夜の時期にまで遡る由来があるのかなあと思わせますが、個人的にはちょっと古すぎるんじゃないの?
という気がします。むしろ高い山脈がキーなのかもしれません。

 それにしても、関西はせっかち、関東はのんびりだなんて!
 これって偶然なんでしょうけど、面白いですね(笑)

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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中間のやつも (abenatsu)
2012-06-15 18:16:33
伊豆あたりには、3秒というのがいるらしいと、どこかで聞いたことがあります。
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ほほうー (瀧澤)
2012-06-16 11:43:29
abenatsuさん、コメントありがとうございます!
伊豆のあたりに3秒のがいる!?
それは、興味深い情報ですね。ありがとうございます。
伊豆にはちょっと変わったのがいそうですよね。もともと南の島ですもんね。
でも、こちらもちょっと古すぎる!?

3秒のは、2秒、4秒の交雑なのでしょうか、それとも、突然変異で単独で生まれたのでしょうか、謎が尽きませんね~。
返信する

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