波除稲荷神社 青龍・白虎像の復元、鎮座【H24.5.17OA】
明暦の大火後、築地の埋め立て工事が行われたが、荒波の影響で工事は難航した。その最中のある晩、光を放ち漂う御神体が見つかり、万治2年(1659年)、現在地に社殿を建て祀りました。その後、波が収まり工事が順調に進んだことから、以降厄除けの神様として信仰を集めることとなりました。
人々は、その御神徳のあらたかさに驚き、稲荷大神に 『波除』 の尊称を奉り、又雲を従える<龍>、風を従える<虎>、一声で万物を威伏させる<獅子>の巨大な頭が数体奉納され、これを担いで回ったのが祭礼 『つきじ獅子祭』 の始まりだそうです。
「厄除天井大獅子」は江戸末期に焼失以来その復興を待たれておりましたが、平成2年に雄の獅子頭「天井大獅子」が、平成14年に雌の獅子頭「弁財天お歯黒獅子」が、石川県鶴来町の名工・知田清雲氏により再興され、獅子殿に納められました。
そして今年、ついに念願の焼失しておりました「龍」「虎」の二基の頭の復興が叶ったとのことです。
2012年は神社の御鎮座350年事業すべての集大成としての祝奉大祭となり、創建以来初めての本社千貫宮神輿、
男衆担ぐ雄の厄除け天井大獅子、女衆担ぐ雌の弁財天お歯黒獅子、三基揃っての巡行となり、
昨年、奉祝350年祝うところ、東日本大震災があり、已むなく、本年に延期することとなったそうです。
巡行が行われた6月9日は、生憎の雨に見舞われましたが、この本祭りの際は恒例として築地場内市場(東京都中央卸売市場)内の水神社参拝と魚河岸会様により市場内も神輿を担ぐそうですが、次の本祭りは3年後となり、その時には市場は移転を予定しており、築地市場内を神輿が担ぐのは本年が最後となるそうです。
白虎は、頭だけだと、どうしても猫に見えてしまうそうで、非常に苦労したそうですが、そういわれてみたら猫にも見えるかも?
8月も終わりましたね。。。宮司さん、お元気ですか?大丈夫れすか?なんちゃって・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます