笑顔みみの気まま日記

気ままにのんびりとやればいいよね。
   。(*⌒_⌒*)。♪ 

天国の郁ちゃんへ ♡

2014-06-17 16:16:48 | きまま日記
今日は天国にいる娘の命日です。
娘は1歳半で天国に行ってしまいました。

娘の亡くなった日の事は今でも鮮明に覚えています。

娘は先天性の病気でした。
病名は「脊髄小脳変性症」です。
ん-万人に1人という病気だと聞きました。
娘は長く生きても20歳くらいまでと宣告されていました。 


娘は、生まれた時はとても元気な子でした。
にこにこ笑い、とっても可愛い子でした。
でも、知らない間に病魔に襲われていて・・・
半年過ぎても、ハイハイも寝返りもお座りも出来ず
大学病院で、検査検査の毎日でした。

この病気は風邪をひかせたら絶対ダメ。
けど、どこからともなく入ってくる風邪菌。
そのたびに入退院を繰り返していました。

とある年の6月の夜。
娘の様子がおかしい! と 急いで病院へ。
途中、警察の検問にひっかかり止められましたが、
警察官に事情を話し、病院へと急ぎました。

その日はどうにか頑張ってくれた娘。
それから数日後の6月17日 早朝。
病院から電話がかかってきました。
「娘さんが今、危篤状態です」

大急ぎで病院に向かい・・・
そこに見た娘の姿は、なんと痛々しい・・・姿でした。
医者と看護師が交互に心臓マッサージをしていて・・・
あまりにも可哀そうになり・・・  おもわず
「もう止めて!!」 と叫んだσ(o^_^o)
「娘の体がぼろぼろになっちゃうよ。。。 」

娘を思う母の言葉に心臓マッサージを止めました。
それと同時に・・・  
心電図のツーツーツーという音が部屋中に鳴り響きました。
その瞬間、娘の周りには沢山の天使たちが・・・
それは夢ではありません。
優しい天使たちが娘を迎えに来てくれたんです。

泣きじゃくるσ(o^_^o)にダンちゃんは・・・
「郁美 良く頑張ってくれたな ありがとう言わなきゃな」

その後、すぐに医者から解剖をしたいと言われ
σ(o^_^o)は絶対嫌だ! と言い張りました。
けど、ダンちゃんが
「今後 郁ちゃんと同じ病気の子が助かるように
 郁ちゃんを先生に一度預けようよ」
それでもσ(o^_^o)はすぐに「うん」とは言わなかった。
こんなに苦しんだ郁ちゃんを、さらに傷だらけにさせたくない。
母ならだれしも思う事だと思います。

σ(o^_^o)の気持ちが治まったころ、ダンちゃんがまた言いました。
「郁ちゃんがみんなの為になるならそれでいいじゃないか
 きっと郁ちゃんだって嫌だとは言わないよ」

ずっとσ(o^_^o)の体を抱き寄せていてくれたダンちゃん
いつまでも意地をはっているのはよそう。。。
と 郁ちゃんを暫くの間、医者に預ける事にしました。

解剖が終わると郁ちゃんは霊安室に安置されました。
静まり返った部屋に、娘は1人安らかに寝ていました。
すぐにでも家に連れて帰りたい・・・ 

娘は自分のこの手でしっかりと抱いて家に帰りました。
今まで通った病院への道や景色を娘に見せながら
腕の中で眠っている娘と語りながら・・・
ダンちゃんとσ(o^_^o)と娘の大切な時間でした。



私は毎年、娘の誕生日と命日に天国の娘に話しかけます。

郁ちゃん、生まれてきてくれてありがとう。
本当に短い一生だったけど、沢山の想い出をありがとう。
これからは天国で、みんなを見守っていてね。


毎年、こんな日記を書くたびに涙流している自分がいる。
思い出すのが辛いけど・・・
郁ちゃんの為に色々な事を思いだすことにしてまいす。
たまに( ノェ)コッソリ 背中をつつく娘。
「私も仲間に入れて」 とでも言ってるかのように。


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2 コメント

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Unknown (タケちゃんマン)
2014-06-26 23:18:17
本当に遅れてしまい・・ゴメンね~~~
郁ちゃんって呼んでも良いかな???
身近な人生・・・頑張った郁ちゃん・・・外部からでは失礼かもしれませんが・・お悔やみ申しあげます。

親なら一度は経験をするであろう・・・お子様に摂っての悲痛の願い・・・苦しかった事でしょう~~~~察し申し上げます。

毎年こうして 思い出にふけってくれる、母をしっかり感謝していると思いますよ~~~。
「お母さん・・ありがとう~~~」と、・・・
Unknown ((み⌒∇⌒み)ノ)
2014-06-27 17:08:26
タケちゃん!

今はこうして想い出として綴れるけどね。
ほんと1年間は閉じこもり生活でした・・・

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