**ももくり日記**

なんでもない日常が大切で・・・

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人生の質

2007-07-05 | おしごと
相変わらず仕事がきつい。いえ。私自身の仕事は順調。なのに、周りにジャマされる。
例の司令塔という名のあっぷあっぷ。次から次へとトラブルを起こし、
結局、尻拭いがまわってくる。
今日はさすがにカチンとする事があって、あーそうかい。もう金輪際、
間にたってこんなことするのはごめんだよ。ってキレたら、あわあわし始めた。
部下にあわあわ妻にあわあわ。本当に大丈夫なのだろうか・・。

で、気づけば、今日も22時。ふと見渡せば同僚とまたふたりっきり。
「気が狂いそう・・」
本当、この会社って面白すぎ。

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日本人ってよく働くなって思います。
いや、先月までは時給いらないから休ませてねんと好き勝手に午前休みを
取っていた私が言うな!という話だけれど、
要はね、やるべき事をきちんとやってればいいじゃないかと思うわけ。
(お?正当化する気?)
ま、世間一般がどうかはさておき、またサービス業とかは今回の話とは別として。

働きビトの人生バリエイションが富んでいる昨今、それぞれが抱える事情や
生活時間帯はさまざま。
それをね、ひとくくりに定時枠にとりあえずいろ。というのが乱暴なわけ。
フレックス?なんか取りづらいし、みんなと一緒で。そんなわけない。
育児中の人の短縮業務?とても気を使うわ。そんなことあってはならない。

仕事が人の何倍も早い人と遅い人が同じ時間帯拘束されて、
遅い人ほど、なんだか毎日会社にきて真面目ね。みたいな。
そして休むと不真面目ね。みたいな価値観。意味がわかりません。
確かに社内業務は、出来高制には向いていない。
でも見るところを間違えています。基本を踏まえたうえで、
これだけの質量を、これだけ休んでなぜ滞らない?そこです。
これだけの質量を、これだけ会社にいるのになぜ終らない?そこなのです。

何言ってるの?そもそも会社雇用契約というものは・・なんて、
お説教はいらなくて、好きな時間に集中してばっちり働けたら、
ニッポン人の、人生クオリティもあがるんでないの?って話。
私は、時差の問題で夜や朝方自宅で働いていた事もあったけれど、
それはそれでよかったのです。何よりオンタイムではかどるし、その代わり、
午前は当然健康のために寝ますけど。本人が了承していて、問題が
片付くのであれば、それは例外でありだと思います。
タイムシートだって、事実のまま法外な書き方してこなかったですし。

ある意味テキトーにいかないと、世の中、人々が全体的にギスギス増しするんだよね。
シエスタ(お昼寝)・・必要だよね。

偉そうに言ってしまいました。
ランチに読んだスズキのエッセイを真似て斜に構えてみたです。
でも今は仕事がやっぱり楽しいのです。
私は忙しいのが好きみたいですな。やっぱり。貧乏性です。

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元々、他国に比べると「親切丁寧勤勉」が売りのニッポンジンデフォ。
あちらの週間単位の休みの取り方は豪快かつ愉快です。

こやって書くと、一見、無責任だなぁとニッポン魂的に思いながらも、
休みと宣言してしまえば、多少不便でもやっぱり会社はまわるもので、
むしろそれはあるべき権利で、みんながそうであればそれが普通で、
それこそが本来正しいのかもと思い始めている。もちつもたれつ。
担当者不在のためどうにもなんない。それでいいんだな。と。
大体、毎日夜遅くまで残っていたって、惰性だし集中力も途切れるしね。
たまにはどかんと休みを取って、思い切り切り替えできるほうが、
自分が楽だとおもふの。

先月出張に行って、2カ国の働く女性事情を聞くにあたり、
仕事を持っていても、結婚も子育てもしっかり人生の一部という形成感に
舌をまいたのです。断然お国事情もありましょうが、
独身の同僚が、話を聞いていたら結婚したくなった!と言ったくらい。
みんなバリバリ働くけれど、家族との関係やPrivateを楽しんでいるのです。
ちょっと今の日本の環境からは、想像し難い。
どっちかが犠牲になってしまうではなく、どっちも楽しむ。いや、
楽しんでいいんだよ。今日は自宅で仕事?いいんじゃない?
これぞ、ガイコクジンデフォ。自分の人生を充実させるための個々の貪欲さと、
いろんな人がいるね。いろんな生き方あるね然りの他民族国家。

なんだろうなぁ・・スケールの問題なのか・・。あり?眠くなってきた・・。
とりあえず、今月から真面目に会社に通っている私の戯言。