山梨の花を探して、楽しんで

山梨の豊かな自然に育まれている植物、特にその季節に咲く花について書いてます。

早春の花探し 最近のマイブーム

2023-03-08 19:59:00 | 散歩道の花
3月に入ってもう8日、今年はあったかなせいか
春の花の便りがどんどん届くようになりました。
SNSを見ると山梨ではセツブンソウやチョウジザクラからはじまって、
フクジュソウやミスミソウやアオイスミレ
そしてイヌノフグリ(これは最近はやり)、ノジスミレ、ヤマネコノメソウ、アズマイチゲももう。
他の県ではミツバオウレン、カイコバイモ、ジロボウエンゴサク、ユキワリソウ、ハナネコノメ、
キクザキイチゲなど山梨では見かけるまでにはもう少しかかるものも続々とアップされています。
うらやましいですね〜。秩父紅など山梨では見られない種も続々と。

行くか!高尾山、一度みたいな秩父紅!
なんて少し前はよく思ったものです。
珍しい花を撮って、目新しい一番花を撮って   SNSにアップしたいと。
ちょっぴり自慢げに、でもさりげなく(笑)

今もそんな気持ちもあるのですが行動はだいぶ変わりました。
以前は早春の花の群生地を訪ねてまわってました。気が焦るせいかまだ咲いてないことも多くていっぱい咲くまでなんども通ったこともありました。そうやってある程度状況がわかってくると毎年同じ場所にいって同じ花にあうのがだんだんとマンネリ化してきました。だから花びら枚数が違う花を探したり、色違いがあると聞けば懸命に探したりと。気づくと花に会う新鮮さというか感動が薄れてきてたのだと思います。
インスタにアップするためにいい構図や綺麗な写真をとるのもしたいことでもないし。
それなら山歩きなどの帰りに立ち寄るくらいでいいかなぁと。
そんなことありませんか?

最近は家のまわりや近くの山を立春くらいからウロウロ散歩しています。マイブームです(死語かも)。
家のまわりは田んぼや畑や沢すじがいっぱい、古い神社やお寺も古いお家もいっぱいあります。
1月から咲いているウグイスカグラやオランダフウロを見つけたり、シロバナのヤハズエンドウやオオイヌフグリを見つけたこともありました。チョウジザクラやアオイスミレがこんな早くから咲いてるんだと驚きました。
歩いているうちにいっぱい見かけるスミレの種類が知りたくなって一昨年から少し勉強を始めました。
これはノジスミレ、アカネスミレ、コスミレ、マルバスミレなど見分け方をだいぶ覚えました。
またイチリンソウやイチヤクソウ、シュンラン、ホタルカズラなど山の花と思ってたものが身近に咲いているのもわかりました。昔はよく見に行っていたフデリンドウやシャガやカタクリも。近くで見られると成長の過程も見られていいですね。

結局、季節の花を見るのは好きなのですが,
花の写真を取るためでもそれをSNSにアップすることでもいっぱいいいねをもらう(もらうとうれしいけど、、)のが自分の元気の原動力ではなく、花を探すそして小さな新しい発見(自分的にですが、、、)をすることだったようです。

やりはじめてわかったのですが身の回りには名前の知らない植物がいっぱいです。また見慣れた山の花のように葉を見たら大体の名前がわかるものも少ないです。ご近所さんのお庭を含めると園芸種や外来種もいっぱい。google先生にいっぱい活躍していただいてます。それもまた楽しいです。

前述のイヌノフグリのように昔は身近のあちこちにあったのに減って絶滅危惧種となったものも見つけられるかもしれません。去年見つけたスミレがいつから咲きはじめたのかも興味がありますし、崖の上のヒョウタンボクの種類も知りたいです。また昔咲いてたという花も探し出したいです。
身近でこんなに楽しめるのは山梨の特権なのかもしれませんね。
夏は暑いのであまり行ったことのない高い山に花探しに行くとしてそれまではいっぱい楽しみたいと思います。






















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