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Jovanotti - Ora

2011-02-11 19:47:30 | 洋楽レビュー/感想 2011
洋楽レビュー/感想。


◆Jovanotti - Ora
生楽器が少なくなり
エレクトロ/ダンス要素が強く、
アフリカンビート/タンゴなどを積極的に取り入れ、
ワールドミュージック的な要素もいつも以上に強く、
実験的な要素も含んでいながら、
とにかくバラエティ豊かで、
今までのJovanottiらしさが薄れているようで
Jovanottiの色に上手く染まってるとも言える、
ある意味`異色`とも形容出来る不思議で興味深い作品です。

相変わらずリズム感抜群のラップは素晴らしいですし、
メロディーもキャッチーでポップで分かりやすく、
曲単体のクオリティーの水準はどれも高いので
今まで以上に、Jovanottiを知らなかった人にもアピール出来る要素が多く、
アメリカのHIP HOPっぽい雰囲気の曲もありますので、
それこそアメリカでも人気が出そうな気さえしますが、
同時に、
イタリアの雰囲気や、素朴でのんびりな感じというか、
独特の暖かみや深みのような物が薄れたのは残念かな…



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