Drake - Nothing Was the Same

洋楽レビュー/感想。
大人向けの雰囲気に瀟洒に洗練されていてR&B色もある、
メロウでアンニュイで浮遊感溢れるアーバンなヒップホップ作品。


◆Drake - Nothing Was the Same
相変わらず無駄なまでに洗練されていてカッコイイのは勿論、
前作以上にパーソナルで内省的でダークな内容で、
今までで一番深いというかエモーショナルで奥行きがあり
今まで以上にラップに力入れてる感もあり、
今までで一番ライムもフロウも流暢で綺麗で、
独自のスタイルをさらに推し進めた感ありますし、
曲もバラエティに富んでいますし、
音響も凝っているようにアレンジも凝っていて、
今までで一番アルバム通して聞けるし飽きない。


ゲスト陣は相変わらず豪華ですし、
内面掘り下げたりストーリー仕立てのリリックなんかも素晴らしく、
全体に漂う品のある感じというか、
癖の無さに瀟洒な感じも良く、
誰も居ない静かな所に深夜で一人で居るような雰囲気や、
独特の浮遊感も増してますます魅力的＆大人っぽくなり、
深みや奥行きにラップスキルや歌唱力も増し、
全ての面でレベルアップを感じる事が出来ます。

大雑把に見ればやってることは基本的には変わってないかもですが、
作品を重ねる毎に確かな進化を感じられるのは凄い事ですし、
流石のDrakeでもこの完成度は簡単に越えれないと思う。
それくらいあのクオリティーが高かった前作以上に隙の無い良作としか言えない良作！