ピアノレッスン

ピアノを主体とする音楽教育に関すること、音楽療法、子どものための音楽について。

お友達の影響

2010-01-16 12:01:47 | ピアノレッスン
昨日、最後のレッスン自閉症の男の子。
先月からの宿題の曲「思い出」なんだけど
右と左でメロディラインを弾くところ、

伴奏の形の左手、バッハのようなテーマが出現する左手と

今までの曲より、一段階難しくなっているんです

でも、テクニックのバーナムを弾くことを
まず最初に持ってきてますが、早く「思い出」を弾きたいらしい

後ろで聞いていた、お母さんの
「おうちでの練習がとっても上手だったから、先生に聞いてもらおう」との
声かけがあったけど、失敗したくないからか
1回目の演奏は、「先生お手伝いしてください」
自信なさげに弾きました。

でも、自分の譜読みが間違っていないことを、確認できたからか
2回目は、ばっちり上手です

今年は、一歩深く「音楽的な演奏」が出来るよう
こちらも指導していきたいと思います。

彼は、アスペルガーでも、知的な遅れが無いので
きっと良い表現が出来るはず

「思い出」という曲は、通っている学校のお友達が発表会で演奏したらしい。
だからか、「負けないぞ」という気持ちも芽生えて頑張ったんだね

来年あたり、わたしの教室も発表会を開催したいと思ってます。

楽器を習うということは、人前での演奏という目的があってこそ伸びます。
何回かのレッスンより、ステージでの演奏を行う方が上達します。
コメント
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