ピアノレッスン

ピアノを主体とする音楽教育に関すること、音楽療法、子どものための音楽について。

親子でピアノ

2009-06-03 09:27:47 | ピアノレッスン
幼児のピアノレッスンがここのところ
盛況なわたしの教室

昨日、最後のレッスンは先月から入会の
3歳になったばかりのTくん
彼は保育園児なので、お昼寝をしているから
夕方のおけいこでも眠そうな顔をしたことがありません。
3歳という年齢でピアノを弾くということは
小さく弱い指や手・腕には負担が大きい
体ももちろん小さいのでピアノの椅子によじのぼるといった感じ

なるべく鍵盤に向かう時間は少なくして
リトミック的なレッスンで歌やリズム打ち
音の高低が楽しく理解してもらえたらなと指導しています

2回目までは、テーブルの下に潜ったり
ママの陰に隠れたりが多かったのですが
昨日は、少し違いました
自分から声を出して歌ったり、ドを探すことも
要領を得ています

幼いお子さんには動機づけも大切です
指先のイメージ、細かい作業の手助けになる
木製ビーズを使った音楽遊びがTくんは大好きなのですが
好きなことやりたいことだけしかやらないのは困るので
その前に新しい学びを用意したり

あとTくんのママも素晴らしい
生まれて2ヶ月くらいの下のお子さんをいつも胸に抱いて
とても重くて肩もしんどいだろうに
積極的にTくんがその気になるよう
ことば掛けをし、手を取り合いリズム打ちや音楽表現に協力してくれます

幼児は、強制されたりスパルタ式に教育されるより
自然にやりたい、音楽が好き、楽しいって気分に
子ども自身が向かうのを待つ方が長い目でみると良い結果になります

あいさつはマナーなので、きちんと行いますが
少しくらいの失敗は目をつむり、親も温かく見守りながら
一緒に楽しむことが大切

この親子ピアノは、レギュラーレッスン(月謝制)ではなく
1回ごとに受講料を支払うシステムにしています
幼児は、急な体調の変化などで急遽キャンセルもしかたないので
便利かなと設定しました。
杉並区子育て応援券の利用も可能です。


コメント
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