心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~今があるから~

2017-01-11 | 
         

  今がある
  今を楽しんでいる だから
  私がいる

  さっきから 見たかった本を積み上げて
  1冊を取り出し
  ”読みたかったよ”と声をかける

  物語でもなく
  生き様でもなく
  小説でもなく
  面白さもスリルもない

  それは

  沢山の子供達が書いた詩集
  「母さんの詩」

  
  優しくて 暖かい本は
  不思議な温もりで 昔にタイムスリップできてしまう

  怒ってみたり
  褒められたくて 拗ねてもいて 
  どの言葉でも どの感情も理解出来て
  頷いている 
  いつも いつでも
  好きなのに 時には嫌いにもなり
  怒ったり 泣いたり 
  心に響いて
  言葉や 気持ち 
  行動 空回り 喧嘩 
  守られて 愛されて 理解できる   

  すべてが
  お母さんへの感謝が滲んで 繋がって
  言葉ひとつ ひとつが重くて


  そう 
  いつか母さんへ
  綴りたかったこと 気持ちがある 
  いっぱい いっぱい 教わって 
  私も書いてみたい 捧げたい


  誰にでも母さんが居て
  どこかで 待っているのかも知れないから
  言葉にして 思い出して
  何かで残したい
  シニアになって やっと
  解かりあえる 解かる時が来た
  
  はじめて誘われた 母との想い出を
  今があるのだから 
  そっと、書いておこうか

  
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~風が吹く、風になる~

2017-01-10 | 
   
   


 風が吹く
 風になる
 風を待って
 風を受け入れる

 風が好き
 風が嫌い
 どちらでもない
 風を呼ぶ


 どこでもいい
 どこにでもいて

 通り過ぎて
 留まらない
 激しくも 緩やかでも 
 厳しくとも 優しくても
 どこかへ 塒があり
 何処かで 居候 

 風が吹く
 風が叫ぶ
 風が啼いて
 風に舞う

 だから風 
 でっかくて 無限で 果てしなく 強い

 だけど
 陽だまりでも
 波間でも
 空高くとも
 野里でも

 どこででも 
 涼しげで 弱くて 消えそうで 泣き虫


 風と仲良しでいたい
 語って 聴いて 詠って 
 何となく 邪魔にもなるけど 
 風を呼んで
 風が吹くから いつか
 風になる
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~思わぬ雨~

2017-01-09 | 

   

 雨だから

 雨になったから

 何となく 落ち着いた気分

 窓を開けて 確かめるように

 西空を仰いでみる

 そう

 思わぬ雨 久しぶりの

 天からの贈り物

 
 樹木や野花の潤わせ 

 乾いた風の吐息を誘い

 雲まで呼んできて

 光を隠してしまう

 
 いつもは嫌だけど 

 今日は待っていた


 雨だから 

 いっぱいすることがある

 
 図書館で借りてきた小説 

 思いっきり たくさん読んで

 粘土で お気に入りの

 人形作りをしてみる 

 韓国ドラマのDVDを見るのも

 気持ちが入るし

 そうそう最近、買ったスマホ

 覚えたてのLINEで メールを

 誰かに送ろうか


 何から

 何をやりたい
 
 
 いっとき ほんの少しだけ

 現実を離れ 迷いながら 

 楽しんでいる時間が 雨にはあるから

 雨で遊んでいる~ 

 

 
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~雨の日曜日~

2017-01-08 | 

     

  何時からか 

 窓から見える空は まだ薄暗くて 

 風もなく

 雲も見えない

 滴も落ちてはこないけど

 雨音もしてないけど

 窓を開けたら まるで

 何かを誘っているように 静かに降って

 しとしと しんしん ポトポト

 庭の木々を濡らしながら

 生きづかせて

 
 「もう 何処にも行かないよ」

 思わず声をかけて 

 天を仰ぎながら 窓を閉める


 今日は日曜日

 関係ないと言いながら 少しだけ

 恨めしそうな素振りで

 窓の外を気にしてみる
  

  

 
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~いまのままで~

2017-01-07 | 
  


  やめよう

 もう、やめるぞ

 何て 言いながら

 何故か 

 白のページ ブログと言う名の日記に 

 今日も向かっている

 
 いつも

 いつまでも

 同じことの繰り返し だから

 パソコンを壊したくなるけど

 もう少し

 もうちよっとだけと 言いながら

 数年が過ぎてしまった

 
 誰かの目にとまり

 わかり合えて

 誰かとお友達になって

 仲間が出来る

 ”詩への想い”伝える

 それだけでいいのに

 ついつい 欲が出るから

 嘆いてしまう

 
 気持ちまでも繋がりたい 何て

 わかって欲しい 何て

 厚かましい

 
 だから 何も求めない

 このままだから どうにか続けられて

 もう少し

 もうちよっと だけ

 聴かなかったことにして

 
 いまのままで....

  



 
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~何処へ向かう~

2017-01-06 | 粘土細工

     

 飛んでいる 

 大空が 
 どこまでも 限りなく続くから 
 蒼の果てを見てみたい

 
 風に吹かれ
 雲を呼んで
 粉雪を舞い散し
 光りを射して
 何処へ向かう

 里山から流れくる 川の畔 
 街角まで続く 欅通り
 海辺の飛沫が散る 喫茶店
 誰もいない 公園のベンチ
 何処へ向かう

 誰かに 声をかけて
 誰かと たわいもない話
 誰かが 居ないと
 誰かに 逢えない
 何処へ向かう

 果てしない
 限りがない
 どこまでも 
 雄大で 遊走で 夢処で 言海
 何処へ向かう

 こんなのはない
 はじめてだから
 貴重な経験 体験 
 だから どうしたい
 何処へ向かう

 いつだって
 自分だけの空間がある限り
 どこへでも 行ける
 仮想空間
 何処へ向かう

 わからない
 どうにかなる
 どうしたら 
 思い通りに
 何処へ向かう

 飛んでいる
 飛べないで
 飛んでいる
 飛んだなら
 何処へ向かう

 
 飛んでみたい

 
  

 
 

 

 

 

 

 
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~出窓からの朝~

2017-01-05 | 
    

 出窓のある部屋に

 眩いほどの陽が射して

 木斛の葉が揺れても 

 山茶花の花びらが揺れても
 
 飛び散るように 波打っている光の輪に

 つい 季節を忘れてしまう 

 朝の始まり

 
 四角い窓から見える空は 蒼く透き通り

 小刻みに震えさせる 柔らかい風に

 薄雲はすじをひいたまま 置き去りで

 遠くの山並みまで 果てなく見える

  
 何処から 光が溢れているのか 

 何処へ 風は向かっているのか

 
 僅かな 時の流れ

 惑いも 慈しみも 想いも 

 すべてを

 この ひとときに委ねて

 今日が始まっていく

   
  (写真は宮崎の青島神社で撮ったものです)

 
 
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~何のこと~

2017-01-04 | 

   

 どこかへ

 何かを 置き去りにしたような

 何かを 忘れてきたような

 ”昨年”と言う名の日々に

 あれもこれも

 こんなのも 

 そっちも あっちも

 何だか 

 あったような なかったような

 そんな気もして 苦笑い


 最近のこと

 不思議な仮想で 想いを巡らし

 現実から 逃避して 

 忘れてみたり 忘れたふりで

 面白がってもいる 

 自分に問いかけて

 心でほんのり 遊んで

 遊ばれてもいる 


 もうすぐ ”今”に はじかれそうだから

 
 見つめながら

 見直しながら

 時には 新しさも感じながら

 考えることもしながら

 踏ん張っていきたい 

 
 それって、何のこと?
 
 

 
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~山茶花が風に~

2017-01-03 | 

     
 風も吹かないのに

 薄紅色の山茶花が 鮮やかに幾つも咲いて

 小刻みに揺れている 

 まるで

 思い出したくない恋を 嘆いているのか

 それとも 寒空を仰ぐのが辛いのか

 わからないけど

 誰かを呼んでいるようで

 誰かを待っているようで

 
 だけど 

 冬野には誰もいない

  

 枯れたすすきが   

 名もない野草が

 忘れていた 何かを探して

 通り過ぎて行く 風を待っている

 
 山茶花の花びら

 何を想いながら 揺れるのだろうか

  
 
 

  

 

 

 
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~穏やかで~

2017-01-02 | 
    


 ”穏やかで”

 何か 思いの詰まった言葉だと

 今更ながら感じている

 受け入れる 求めない 戯れも 心静かに

 何となく落ち着ける 気持ち

 
 そう言えば

 波風なか 荒海を見るのが好きだった

 果てしない壮大な海は 何よりも逞しい

 見ているだけで 安らかになれたけど

 もう 何も多くを望まなくなったようだ

 
 過ぎ去った日々のなかで ただひとつ

 平静でいられて 誰にも平等で 許せるのが歳月と

 わかって 何故か

 ブログに 心を詰めて 

 いいえ 心を寄せている

 
 今年こそ 穏やかでと願う.... 

   

 


 

 


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~これからは~

2017-01-01 | 
     


 これから

 どこへ向かって行くのか 

 
 わからないまま 年が明けた

 真っ新になればいいものが いっぱいあって

 変わらない 変われないのが ”老い” 

 老化現象 シニア世代 頑固で気儘 自由がご馳走

 何て 言葉を並べると

 どうにも出来ないことばかりではない

 けど

 もう 先が見えて

 走りたくても

 進みたくても 

 振り向きたくても

 掴みたくても

 尻もちついてしまう

 何でだろう 

 
 気持ちと からだとの空まいが

 狭くしている 何かを


 探して 立ち止まって

 周りを見る

 足りない何かに 隠れ 誤魔かした 

 いままで.....


 
 新らしい 夜明けの始まり

 
 これからは ”これから”を考えないで

 このまま ゆっくり のんびりと.....
  

 

 

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