いぬBlog by mikipoo

mikipooやトイプードルのCandice、フレンチブルのhanaの日常をつづるブログ

札幌からやってきた

2004-07-14 16:22:34 | おいしい店:犬NG
 ハナキャンの散歩道に、スープカレー専門店の「YELLOW company」ができた。
 スープカレーが札幌名物だという知識はあるが、食べたことはない。
そこで、暑さで夕飯を作る気力が失せている母をねぎらうべく、
カレーをご馳走することにした。
 
           
YELLOW company
東京都渋谷区東3-14-9 オークヒルズ1F
地図はこちら
03-5485-2723
AM11:30-PM11:00
現在のところ年中無休
(8月から火曜日定休になる可能性あり)
ちなみに犬禁止。

今までこのスペースは、暗くて入りにくいかんじのテナントばかりだったが
YELLOW companyの店内は、黄色と白を基調としていて開放感がある。

      
カレーは全部で9種類
辛さは5段階から選べる。
私は鳥取大山鶏のタンドューリ風スープカレー(左)、
母は魚介のブイヤベース風スープカリーを注文した。
辛さはふたりとも「ほんのり辛さ好き」レベルの3をチョイス。
鳥取大山鶏のタンドューリ風スープカレーは
スープをトマトベースと豚骨ベースから選べるので、豚骨にしてみた。
果たしてお味は?

……ふむふむ。確かにこれはスープだ。
カレーなのにさらっとしていて、いくらでも食べられそう。
トマトベースのカレー!?と奇異に感じたブイヤベース風スープカリーだが
トマト味のスープが舌を潤した後、
ほんのりとカレーの味が体の中を駆け抜けていくかんじで、まさに新食感。
鳥取大山鶏のタンドューリ風スープカレーは、タイのイエローカレーに
うまみとコクを加えたような味で、初心者向けといえよう。
これはおいしい。具にもほどよくカレーがしみこんでいる。
辛いものが大好きな私と母にとって、辛さレベルは3でちょうどいいくらいだった。
普通の人は、1か2にするといいだろう。

地元民の希望としては、テイクアウトを導入してほしい。
札幌出身の店長さんに聞いたところ、
札幌にはあまりテイクアウト文化がなく、
オープンしてからテイクアウトの問い合わせばかりあるので
少々面食らっているのだとか。

「やっぱり、テイクアウトって定価の100円引きくらいにするんですよね?
 それだと少々、お店的に辛いんですよね」
と聞かれ、東京ではテイクアウトで割引にするところは少ないことと、
テイクアウトで容器代を取るお店もあるが、客からは受け入れられていることを話した。
かなり驚いていたので、ひょっとしたらそのうちテイクアウトが始まるかもしれない。

そして、最大の問題は立地だ。
実は、今までこのスペースにはさまざまな飲食店が入居したが、
どこも1年もったためしがないのである。
ここは渋谷駅からも恵比寿駅からも歩いて15分以上かかり、
小規模なオフィス街と住宅地が隣接する中途半端な立地だ。
あまりお金を落としそうもない住民以外でこのあたりを歩いているのは、
会社員や、ライブハウスGuiltyの客、
山手線の線路沿いにあるストリートウェアショップに洋服を買いに来ている若者だ。
その人たちの心をいかにとらえていくかが、今後の課題となるだろう。

それにしてもおいしかった。
今度は腹ペコ坊主のkumapooと一緒に来よう。

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