読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

おうち映画(海外)を5本

2020年09月05日 | 映画(海外)
「ニューヨーク東8番街の奇跡」
原題 BATTERIES NOT INCLUDED
1987年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】

ニューヨークの下町
再開発計画により古いアパートから立ち退きを迫られた住人たちが宇宙からの小さな訪問者に助けられる姿を描きます

かなり前に一度観たはずですが楽しかったこと以外ほとんど忘れていました

ファンタジーの底辺に流れるのは“愛”で、なかでも大きな割合を占めるのが家族愛です
アパートの2階に住み1階で飲食店を経営している老夫婦(ヒューム・クローニン、ジェシカ・ダンディ)
若い時に息子を交通事故で亡くしているようですが認知症の入り始めた妻は息子が帰ってくるのを心待ちにしています
地上げ屋に店内を滅茶苦茶にされた日の夜
小さな訪問者=UFOが2人(2機?)やってきて翌朝までに店内を元通りにしてくれます
この2人はカップルらしくアパートの屋上の物置で暮らし、やがて子供が生れます
産みの苦しみもあります
子供も小さいながら勿論UFOです
笑ってしまいました
老夫婦、自閉症気味の青年、画家の夢を諦めようとしている男性らとUFO一家が心を通わせていく様は、人は、人種や宗教の違いを乗り越えて一緒に生きていけるものだと教えてくれているようです
にこにこ、ほっこりできる素敵な映画でした
      




「引き裂かれたカーテン」
原題 TORN CURTAIN
1966年 アメリカ
【BSプレミアム】

東ドイツで新型ミサイルの理論が完成
その頃、アメリカの物理学者・マイケル(ポール・ニューマン)が婚約者(ジュリー・アンドリュース)を伴って亡命してきます
しかし、その亡命はミサイル理論を盗み出すための巧妙な作戦でした

ヒッチコック監督の50本記念作品
東西冷戦下のスパイ戦を描いたものとくれば期待は大きく膨らみます

でも、スパイものとしてはイマイチ
期待したものとは違いました
先日観たソヴィエトからミグ戦闘機を盗み出す「ファイヤー・フォックス」と同じで東側が間抜け過ぎて西側に都合が良すぎる感あり
でも、さすがヒッチコック
上手いと思えるシーンが随所にみられました
      




「インクレディブル・ハルク」
原題 THE INCREDIBLE HULK
2008年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】

実験中に大量の放射能を浴びた科学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は怒りや恐怖の感情が高まると緑色の巨人ハルクに変身するという特異体質になってしまいます
元の体に戻るべく治療方法を探すブルースでしたがその驚異的なパワーに目をつけた軍が彼の元に追っ手を送り込みます

ご存知、マーベル・コミックの人気シリーズです
格別面白くもなかったかな
序盤、主人公はサンパウロの貧困地区に潜伏しています
新型コロナが蔓延していたら制作できなかったのかしら、なんて思いばかりでストーリーそのものにあまり身が入りませんでした
「我々はチームを編成中だ」で終わります
次々作るから観てね、てなところですね
      




「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」
原題 THE FLORIDA PROJECT
2017年 アメリカ
【ムービープラス】

フロリダの安モーテルを舞台に貧困層の人々の日常を6歳の少女の視点から描きます

定住する家を失った少女ムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)と母親ヘイリー(ブリア・ヴィネイト)はフロリダ・ディズニーランドのすぐ近くにあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っています
大人たちは厳しい現実に苦しんでいますがムーニーは同じようにモーテルで暮らす子供たちと一緒に楽しく毎日を過ごしています
そんなムーニーの日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わり始めます

夢の世界であるディズニーワールドとすぐ近くでギリギリの厳しい生活を送る人々の現実の対比が痛いほどです
しかし、ことさら悲惨さを強調せず子供の視線で描かれた作品は美しく楽しいものでした
ラストにガツンとやられました
子供に罪はありません…
      




「リトル・プリンセス 小公女」
原題 A LITTLE PRINCESS
1995年 アメリカ
【ムービープラス】

母親を亡くし父親であるクルー大尉(リアム・カニンガム)の深い愛情を受けて育った少女セーラ(リーセル・マシューズ)
父の赴任先であるインドでのびのびと幸せに暮らしていましたが父が戦地に赴くことになったため、ニューヨークの厳格な寄宿学校に入学させられます
学校に莫大な寄付金をもたらすお嬢様だったセーラですが、父が戦死、さらに父の遺産は全て国が没収ということになり欲深く意地悪な校長(エレノア・ブロン)はセーラを屋根裏部屋に追いやり小間使いとしてこき使うようになります
セーラは逆境の中でも希望を捨てずに明るく強く生きますが父を想い涙する夜が続きます

誰もが知っている小公女セーラの物語
わかっていてもハラハラしますがハッピーエンドは間違いなしですから♪

セーラや煙突掃除の少年を苛めた校長の成れの果ては哀れでしたw

リーセル・マシューズはフリフリのお嬢様ドレスと巻き毛より小間使いの衣装とシンプルな髪型のほうが可愛く見えました^^
      





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東野圭吾「片想い」 | トップ | 小川洋子 クラフト・エヴィン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(海外)」カテゴリの最新記事