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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2018年07月15日 | 映画(海外)

 

「マザーズ・デイ」
原題 MOTHER’S DAY
2016年 アメリカ 

家族、特に母と子の愛と絆をテーマに描いた群像劇

・離婚して二人の男の子を育てているシングルマザー、元夫が若いモデルと再婚すると聞いて心穏やかではいられません
・両親の反対を押し切って国際結婚した女性、結婚したことを内緒にしていましたが事情を知らず突然やってきた両親を前に大慌て、プラス、姉(長女)には同性愛のパートナーがいるのです
・パートナーとの間に子ももうけていますが、求婚を受け入れられない女性、彼女には実母に捨てられたという過去があり自分が本当はどこの誰なのかわからないという不安がありました
・TVで大活躍のカリスマ社長、16歳の時極秘出産した娘から突然の連絡を受け、とまどいながらも自らの過去と向き合おうとします

“母”の愛は普遍なのです
終盤は可笑しくもホロリとくるシーン満載です
主役は“母”ですが、妻を亡くし母役もこなす父親など男性陣も大活躍です 

カリスマ社長にジュリア・ロバーツ
脇役なんですよ!
贅沢ですね~

エンドロールに流れるNGシーンがまた良いのです
個人的には、ジュリア・ロバーツの駅前のカフェでのフライド・グリーン・トマトと“この列車、長いわね”がウケました

 

 

 

 

 

「あなたを見送る7日間」
原題 THIS IS WHERE I LEAVE YOU
2014年 アメリカ

 

 

父親の訃報を受けて実家に集まった4人の兄弟姉妹がユダヤ教のしきたりにより、ひとつ屋根の下で7日間を共に過ごすことになります
それぞれ問題を抱える彼らが、衝突しながらも再び家族の絆を深めていく様をつづったヒューマン・コメディ
兄弟姉妹は誰ひとりとして幸せではありませんが当初はそれを内緒にしています
7日間を一緒に過ごすうちに、少しずつ本音が出始めて、本気でぶつかり合って理解を深めていく
大事なことですね
老いた母親役がジェーン・フォンダ
一番ぶっ飛んでいたのは彼女だったのかもしれません
思い返すにジンワリくる良い映画だったかと思います

 

 

 

 

「ブーベの恋人」
原題 LA RAGAZZA DI BUBE
1964年 イタリア、フランス 

1944年、イタリアの田舎町に暮らすマーラの家にブーベという青年が訪れます
終戦になり、故郷へ帰る途中、マーラの異父兄の最期を報告するために立ち寄ったのでした
恋仲になった二人は婚約しますが、ブーベは故郷で、ある事件に巻き込まれ、警察のお尋ね者になってしまいました
マーラは、仲間の計らいでユーゴに逃亡したブーベを、町で働きながら待ち続けるのですが、手紙も来ず年月ばかりが過ぎていきます
やがて、ひとりの真面目な青年と出会い、彼の求婚を受けようと考え始めた矢先、ブーベがユーゴから強制送還され、殺人犯として裁判を待つことになります
自分が本当に愛しているのはブーベ一人だと気付いたマーラは彼のために偽の証言をしようとしますが、やはり嘘はつけずブーベには懲役の判決が下されるのでした
最初の出会いからして軽い感じがしていたので、マーラとブーベの関係がどんどん本物になっていくのが予想外で、見応えがありました
ヒロインを演じたクラウディア・カルディナーレの強い光を放つような瞳が印象的でした
最初は恋に恋するような田舎娘だったマーラが、待つこと、耐えることを学び、強い女性に成長していく様が良かったです

 

 

 

「ミーン・ストリート」
原題 MEAN STREETS
1973年 アメリカ 

ニューヨークのリトル・イタリーを舞台にそれぞれに青春を爆発させる若者たちの孤独、友情、挫折、破滅を描きます
アメリカとはいいながら、そこはまるでイタリア
問題児・ジョニーを演じるのがロバート・デ・ニーロ
救いようのないハチャメチャ男を上手く演じています
ダークな青春群像劇
救いがないのですよ
あまり好みではないです

 

 

 

 

「アメリカ アメリカ」
原題 AMERICA AMERICA
1963年 アメリカ 

トルコからアメリカを目指す一人のギリシャ人青年・スタブロスの物語
19世紀後半、スタブロスらギリシャ人やアルメニア人はトルコ政府の弾圧に苦しめられていました
スタブロスはアルメニア人の親友が政府に反抗したため殺されたのを機に、自由の国・アメリカへ行く決心を固めます
その決心の強さにただただ感心
タイトルの「アメリカ アメリカ」は、どんな逆境にあっても耐えたスタブロスの口癖から彼についたあだ名です
色々とありましたが、無事アメリカ大陸へ渡ることができたスタブロス
名前を“ジョー・アーネス”と変えます
実際は、入国時に変えられてしまったのですが…この名前がね、良いのですよ
お人好しなばかりに、騙されて無一文になったり、働いて貯めたお金を盗まれたり苦労ばかりだったスタブロス
新しい名前と共に明るい未来が待っているのです

『急げ! 皆が待っている!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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