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セバスチアン・ジャプリゾ「シンデレラの罠」

2016年11月24日 | 海外の作家

 

訳・平岡敦
創元推理文庫
2012年2月 初版
267頁

 

 

わたしの名前はミシェル・イゾラ
歳は二十歳
わたしが語るのは、殺人事件の物語です
私はその事件の探偵です
そして証人です
また被害者です
さらには犯人です
わたしは四人全部なのです
いったいわたしは何者でしょう?

 

火事で大火傷を負い、顔を焼かれ皮膚移植をし一命をとりとめますが、一緒にいた幼馴染は焼死
火事の真相を知るのは自分だけだというのに記憶を失ってしまいます
自分は本当に周囲の言うような人間なのか
焼死した幼馴染と入れ替わっているのではないか

 

 

真犯人が浮かび上がってきていよいよ謎解きも終わりかと思いきや…
所謂、ドリル・ストーリーと呼ばれる結末に唖然
ですが、面白かったです

同じ著者による「新車の中の女」のほうが好みでしたが、これはこれで満足♪

 

 

 


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